SNS運用Tips 読了 6 分

Xとnoteに疲れたクリエイターたちが「Substack」に移住し始めている——直接届く感覚が新鮮すぎた

shiritomo | AI・SNS・話題のテック情報メディア by Hashout編集部 @shiritomoAI_jp 2026年5月15日 更新
Xとnoteに疲れたクリエイターたちが「Substack」に移住し始めている——直接届く感覚が新鮮すぎた

「アルゴリズムに振り回されることなく、読んでほしい人だけに届けたい」

そんな思いを持ったことがある方は、きっと少なくないはずです。
最近、日本人クリエイターの間でSubstack(サブスタック)への移住が静かに加速しているのを見かけて、気になって深掘りしてみました。

Substackはメールで直接読者に届く個人メディアプラットフォーム。
noteやXとは根本的な仕組みが違います。
算出されたスコアで「おすすめ欄に出るかどうか」が決まるのではなく、購読者のメールボックスに直接飛び込む——その感覚が、SNS疲れを感じたクリエイターに刺さっているようです。

Substackで成果を出している日本人クリエイター

実際にSubstackへ移住して数字を出している日本人クリエイターが、じわじわと増えています。

AIディレクターとして活動するKEITOさんは、現在Substackで4,000人超の購読者を獲得しています。
かつてnoteで発信していた頃と比べて、読者との密度が大きく変わったと語っています。
AI・Substack関係の情報を発信するスタイルが日本の読者に刺さり、「サブスタに関する発信が一番分かりやすい」と評される存在になりました。

「購読者が1,000人を超えている日本人は名前を覚えられるほどしかいない」——Substackに詳しいウミノさんはそう語ります。
それだけまだブルーオーシャンなのです。

ウミノさん自身は「AIとマーケティングの専門家」として2,000人超の購読者を抱え、「Substackの教科書」という有料コンテンツを販売。
日本のSubstack黎明期を切り開くパイオニア的な存在として、後続クリエイターの道標になっています。

一方、白石孝子さんのように「既存ファンから温かく迎えられた」というケースも報告されています。
他のプラットフォームでファンを抱えていた方がSubstackを開いたところ、2週間でご褒美のような歓迎を受けたというエピソードが、移住を検討するクリエイターたちの背中を押しています。

Substackが「届く」理由

Substackは、コンテンツをSNSのフィードで消費するのではなく、メールという形で読者に届けます。

SNSの投稿はタイムラインやアルゴリズムに左右され、フォロワーであっても届かないことがあります。
しかしSubstackはメールマガジンと同じ仕組みで、購読者全員のインボックスに確実に届きます。

「1,000人のフォロワーより、100人の購読者」——これがSubstackを語る上でよく出てくる表現です。
数よりも質の高い関係性を築けることが、最大の魅力と言えます。

Substackにはさらに「Recommendations(レコメンド)」機能があり、他のクリエイターが自分のメディアを読者に推薦することができます。
これにより、フォロワーがゼロの状態でも一定の読者獲得が見込めるため、ゼロスタートの難しさをある程度カバーしてくれます。

移住する際の課題とリスク

メリットだけではありません。
移住を検討する前に、知っておくべき課題もあります。

まず、新規読者を集める入口が少ない点です。
noteには検索トラフィックやハッシュタグがあり、記事が発見されやすい環境が整っています。
Substackにはそのような発見機能が弱く、SNSで認知があるクリエイターが移住先として使うのには向いていますが、ゼロから始めると読者開拓に苦戦するケースも報告されています。

また、毎日更新のプレッシャーで挫折する例も見られます。
メールで届くという仕組み上、定期的な配信を期待される傾向があり、続けられなくなるクリエイターもいます。

Xなどと組み合わせて「発見はSNSで、深いつながりはSubstackで」という使い方が、現実的には効果的なようです。

利用者の間ではこのような声も上がっています。

ChatGPTを使った画像生成コンテンツをSubstackで投稿したところ好評だったという体験談で、AIとSubstackの組み合わせが新しいクリエイター活動の形として注目されています。

Substackへ移住した日本のクリエイターたちが「Xのアルゴリズム変更でおすすめ表示が激変した」と語る中、Substackの安定した直接配信との対比が移住の決め手になっているという声も多くなっています。

日本語市場は今がチャンス

海外では、Substackで年収数千万円を稼ぐジャーナリストやクリエイターが続々と生まれています。
日本語市場は現時点でまだ黎明期で、参入者が少ない分、先行者が圧倒的に有利な状況です。

「日本ではまだ時期尚早」という声もある一方で、だからこそ今始めた人が有利に立てる、という見方もあります。
KEITOさんやウミノさんのように、今年に入って成果を出しているクリエイターが着実に増えていることも、その裏付けになっています。

さらに深掘りしたい方へ

まとめ

Xのアルゴリズム疲れやnoteの限界を感じたクリエイターたちが、読者に直接届くSubstackへと移住する流れが、日本でも少しずつ加速しています。
まだ競合が少ないブルーオーシャン市場だからこそ、今始めることに意味があるかもしれません。
ファンとの関係を深めたい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。