SNS運用Tips 読了 5 分

けんた食堂×赤いきつねコラボ、抽選30名に限定Tシャツ――フォロー&引用ポストで応募4,800件に

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月9日 更新
けんた食堂×赤いきつねコラボ、抽選30名に限定Tシャツ――フォロー&引用ポストで応募4,800件に

「赤いきつねは箱買いするのが経済」。
料理系YouTuber・けんたさん(チャンネル登録者213万人、「けんた食堂」名義で活動)がそう投稿してから1時間も経たないうちに、東洋水産の公式アカウント(@toyosuisan_jp)が「赤いきつね×けんた食堂コラボキャンペーン」を発表しました。
賞品は非売品のコラボTシャツと赤いきつねうどん6食、抽選30名。
この告知ポストには公開から1日足らずで4,800件を超える引用ポストが集まっています。
SNS運用の現場で「引用ポスト型キャンペーン」が注目される理由が、この数字に詰まっています。

先に結論をまとめると:
– 東洋水産が人気YouTuber「けんた食堂」とコラボし、フォロー+ハッシュタグ付き引用ポストで応募する抽選キャンペーンを実施(応募締切10月17日23時59分、当選30名に赤いきつねうどん6食+コラボTシャツ)
– 公式の告知ポストは公開から1日足らずで引用ポスト4,800件超を集めた
– けんたさん本人がすでに東洋水産の商品をPR投稿していた実績が、コラボの説得力と拡散の土台になっている

何が起きたのか

東洋水産は10月8日、公式X(@toyosuisan_jp)で「赤いきつね×けんた食堂コラボキャンペーン」を発表しました。
応募方法は2段階で、①@toyosuisan_jpをフォローし、②指定ハッシュタグ「#赤いきつねとけんた食堂」と「好きなうどんのトッピング」を書いて引用ポストするというものです。
当選者は抽選で30名、賞品は赤いきつねうどん6食と、けんた食堂とのコラボTシャツ(非売品)。
応募締切は10月17日(土)23時59分までと設定されています。

このポストは投稿から1日足らずで、いいね3,000件超、引用ポスト4,800件超を記録しています(いずれも本記事執筆時点の数値)。
応募条件そのものが「引用ポストを書くこと」なので、引用数の伸びはそのまま応募者数の目安にもなります。
ただ、なぜ東洋水産はこのタイミングで「けんた食堂」を相手に選んだのでしょうか。

調べて分かったこと

なぜ「けんた食堂」が選ばれたのか

けんたさんは料理研究家としてYouTubeやTikTokでショート動画形式のレシピを発信しており、独特の言い回しを交えたナレーションが「けんた食堂構文」として知られる人気クリエイターです。
チャンネル登録者は213万人(2024年6月に100万人を突破)。
コラボ発表の直前には、けんたさん自身のアカウントからも赤いきつねに言及する投稿がありました。

この投稿には「#PR #東洋水産」のタグが付いており、今回が初めてのタイアップではないことがうかがえます。
東洋水産から見れば、すでに自社商品を日常的に取り上げてくれているクリエイターとの協業なので、ファン側にも「唐突な企業案件」という違和感が出にくい座組みだったと考えられます。

引用ポスト型キャンペーンが伸びる理由

SNS運用の観点で興味深いのは、応募条件を「フォロー+リポスト」ではなく「フォロー+引用ポスト」にしている点です。
単純なリポストは拡散されても元の投稿のコピーが流れるだけですが、引用ポストは応募者自身のコメント(この場合は「好きなうどんのトッピング」)が添えられた状態でタイムラインに流れます。
応募者本人のフォロワーからすれば「知人が参加している話題」として目に入りやすく、企業の公式アカウントが直接リーチできない層にまで情報が届きやすくなります。
インプレッション(投稿が表示された延べ回数)を公式投稿だけで稼ぐのではなく、応募者それぞれのネットワークを経由して稼ぐ設計と言えます。

フォロー&引用ポストキャンペーン、当選のために意識すべきことは?

この手のキャンペーンに応募する読者向けに触れておくと、見落としがちな失格ポイントが2つあります。
ひとつは「フォローと引用ポストの両方」が条件になっているケースが多く、どちらか一方だけでは応募が成立しないこと。
もうひとつは、指定ハッシュタグの表記を正確に使うことです。
全角・半角や記号の違いで集計対象から漏れる可能性があるため、公式ポストの表記をそのままコピーして使うのが安全です。

Shiritomo編集部の考察:企業アカウントが見習えること

今回のキャンペーンで示唆的なのは、コラボ相手の選定が「フォロワー数の大きさ」ではなく「商品との相性」で行われているように見える点です。
けんたさんは普段から赤いきつねをはじめとする即席麺を自然に取り上げてきたクリエイターであり、今回のコラボはその延長線上にあります。
企業アカウントの運用担当者が外部とのタイアップを検討する際、フォロワー数だけでなく「すでに自社商品に言及してくれているか」を見る視点は、違和感の少ない訴求につながりやすいという一つの実例です。
また、応募条件を引用ポストにしたことで、キャンペーンの参加者自身が宣伝者になる構造を作れている点も、広告費をかけずにリーチを広げる設計として参考になります。

まとめ

東洋水産は人気YouTuber「けんた食堂」とのコラボキャンペーンを10月8日に開始し、フォロー+引用ポストという参加条件のもと、公開から1日足らずで4,800件超の引用ポストを集めています。
応募締切は10月17日23時59分です。

さらに深掘りしたい方へ

キャンペーンの応募条件は変更される場合があるため、応募前に必ず公式ポストの最新情報を確認してください。