戦刃アレスタがSwitch・PS4/PS5で発売決定、2027年3月18日へ――M2「最後のトリ」で電撃発表
東京・上野の会場に、ダライアスの模型と豪華な花束が並ぶ。
リハーサル中のスタッフが新作発表の段取りを確認すると、見守っていた関係者から思わず拍手が起きました。
2026年10月10日、シューティングゲームの移植・リメイクを手がける「エムツーショットトリガーズ(M2ShotTriggers)」が、創設10周年を記念したリアルイベント「弩(どう)感謝祭」を上野で開きました。
実は7年ぶりのリアルイベント開催で、シューティングゲームファンにとっては見逃せない発表が続いた一日になりました。
先に結論をまとめると:
– アーケード向け縦シューティング『戦刃(せんじん)アレスタ』が、Nintendo Switch・PS4・PS5に移植決定。
2027年3月18日発売
– 新作アーケードソフト「M2ShotTriggers ARCADE」も発表。
第1弾は東亜プランの『究極タイガー』で、10月15日から全国のゲームセンターで稼働開始
– イベントは東京・上野のesports Style UENOで10月10日14時〜21時に開催。
新作試遊・限定グッズ販売・トークステージを実施し、7年ぶりのリアルイベントとなった
何が起きたのか
会場では16時からトークステージの生配信が始まり、発表タイムが3回に分けて実施されました。
公式Xの投稿によると、最初の発表はエイティングのバトルシリーズ第2弾「アームドポリス バトライダー(仮)」で、エムツーショットトリガーズこだわりの仕様で鋭意開発中であることが明かされています。
本日最初の発表は、
— 有限会社エムツー (@M2_game) 2026年10月10日
『アームドポリス バトライダー(仮)』!
エイティングのバトルシリーズ第2弾が、エムツーショットトリガーズこだわりの仕様で鋭意開発中!続報をお待ちください!
\Wel“comeback” to Violence city !/https://t.co/LD7ej9ixeF#M2STG弩感謝祭 pic.twitter.com/Wzi0znPbWC
そして会場の盛り上がりが最高潮に達したのが、イベント終盤の「最後のトリ」です。
公式アカウントは「本イベント、最後のトリは『戦刃アレスタ』CS機移植大発表!」と投稿し、アーケードで稼働中の縦スクロールシューティング『戦刃アレスタ』が、ついに家庭用ゲーム機へ移植されることを発表しました。
本イベント、最後のトリは
— 有限会社エムツー (@M2_game) 2026年10月10日
『戦刃アレスタ』CS機移植大発表!
会場にいらっしゃる皆様には既に体験いただいておりますが、『戦刃アレスタ』がついにSwitch・PS4・PS5にやってきます!
2027年3月18日発売!#戦刃アレスタ #M2STG弩感謝祭 #M2STG10周年
📺https://t.co/LD7ej9ixeF pic.twitter.com/AMBIlXGYNC
対応機種はNintendo Switch・PlayStation 5・PlayStation 4の3機種(PS4版はダウンロード版のみ)。
発売日は2027年3月18日で、価格はパッケージ通常版が7,480円(税込)、パッケージ限定版が11,880円(税込)、ダウンロード版が4,950円(税込)です。
ただ、この花束とダライアスの模型が並ぶ会場の熱気だけでは、『戦刃アレスタ』がどんなゲームなのか伝わりません。
そこで、作品の背景を調べてみました。
調べて分かったこと
そもそも『戦刃アレスタ』とはどんなゲームなのか?
M2ShotTriggersが制作した、アーケード筐体向けの縦スクロールシューティングゲームです。
タイトルの由来となっている「アレスタ」シリーズの系譜を受け継ぎつつ、エムツーが新たに生み出した「令和のアレスタ」と位置づけられています。
2021年7月15日から、セガのゲーム配信システム「ALL.Net P-ras MULTI バージョン3(略称APM3)」を通じて全国のゲームセンターで稼働を開始し、現在も好評配信が続いている現役タイトルです。
今回の発表は、稼働から5年あまりが経ったこの作品を、自宅のテレビ画面でじっくり遊べるようにする移植だったわけです。
M2ShotTriggers ARCADEとは何か?
同じイベントでは、新作アーケードソフト「M2ShotTriggers ARCADE」も発表されました。
こちらもセガのAPM3に対応するランチャーソフト(複数の収録タイトルを呼び出して遊べる土台となるソフト)で、第1弾として東亜プランが1987年に開発した『究極タイガー』を搭載します。
戦闘ヘリを操作する縦スクロールシューティングで、4種類のショットと強力なボンバーを備え、1〜5ステージと6〜10ステージの2コース構成です。
M2ShotTriggersブランドの特徴である攻略サポート機能「M2ガジェット」と、自機強化やオートボムなどを備えた初心者向けの「SUPER EASY」モードも搭載されており、10月15日から全国のAPM3設置店で稼働を始める予定です。
第1弾以降のラインナップは今後発表されるとのことで、今回のイベントは移植だけでなく、新しい受け皿そのもののお披露目でもあったことになります。
なぜ7年ぶりのリアルイベントだったのか?
エムツーショットトリガーズのリアルイベント開催は、実に7年ぶりでした。
普段はオンラインでの情報発信が中心のブランドだけに、ファンが実際に集まって新作を試遊し、トークステージで開発の裏側を聞ける機会は貴重です。
会場には祝いの花束も飾られており、業界内での関係性の厚さもうかがえました。
レトロシューティングの移植・リメイクを専門とするブランドが、節目の年にオンラインの発表だけで終わらせず、あえてリアルの場を選んだところに、ファンコミュニティを大切にする姿勢が表れています。
Shiritomo GAME編集部の考察
レトロシューティングの移植ブランドが、デジタル発表で済ませずにリアルイベントを7年ぶりに開いた判断は、ジャンルの性質を踏まえると理にかなっています。
縦シューティングのファン層は規模こそ大きくありませんが、作品への思い入れが強く、会場に足を運んでまで最新情報を受け取りたいという熱量を持つ人が多い市場です。
花束や模型といった会場演出、そして「最後のトリ」という発表順の演出は、オンラインの告知だけでは伝わらない「場の盛り上がり」を作る効果を狙ったものでしょう。
『戦刃アレスタ』の家庭用移植も、稼働から5年以上が経った現役タイトルを選んでいる点が興味深く、アーケードで遊び込んだファンの「家でも遊びたい」という積年の要望に応える形になっています。
新作のアーケードランチャー「M2ShotTriggers ARCADE」が同時に動き出したことで、今後もアーケードと家庭用の両輪で展開していく方針がうかがえます。
まとめ
エムツーショットトリガーズは10周年の「弩感謝祭」で、『戦刃アレスタ』の家庭用移植(2027年3月18日発売)と新作アーケードランチャー「M2ShotTriggers ARCADE」(10月15日稼働開始)を発表しました。
7年ぶりのリアルイベントは、移植とリメイクを軸にしてきたブランドの新たな展開点になりそうです。
