OM SYSTEM PEN、10月30日発売も一部予約は2027年春以降届く場合も
「PENとE-P7、全体的にサイズアップ」。
発表直後、実機を見たユーザーがまず口にしたのはそんな一言でした。
OM SYSTEMが9月9日に正式発表した新型ミラーレスカメラ「PEN」が、10月30日の発売を前に早くも品薄の様相を見せています。
レトロなデザインのスナップカメラを探している人、OM SYSTEM STOREで予約しようか迷っている人にとっては、発売日に手元に届くかどうかを左右する話です。
先に結論をまとめると:
– OM SYSTEM PENは10月30日発売、本体価格は148,500円(OM SYSTEM STORE価格)
– 予約が想定を上回り、公式オンラインストアでは一部製品の出荷が2027年春以降になる場合もある見通し
– シリーズ初のEVF(電子ビューファインダー)と防塵・防滴(IPX1相当)を搭載した一台
何が起きたのか
PENシリーズとしては初めてEVFと防塵・防滴性能を搭載した新モデルで、往年の「PEN」のレトロなデザインを受け継ぎながら中身を一新したカメラです。
発表直後、カメラ店の公式アカウントが発売を告知しました。
ミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM PEN」発売!!
商品の詳細は下記リンクへミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM PEN」発売!!
— チャンプカメラ (@champcamera) 2026年9月9日
商品の詳細は下記リンクへ
→https://t.co/omlZiOjr93
———————————————————–
子ビューファインダーを搭載し、シリーズ初の防塵・防滴に対応したミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM PEN」を発売。… pic.twitter.com/be8nnuOVFv
同じころ、実機を手にしたユーザーからは外観面の感想も上がっていました。
前モデル「E-P7」と比べて全体的にサイズが大きくなった点、ロゴの位置やフォントが変わった点に触れた投稿です。
PENとE-P7
— とるなら (@FukuiAsobiWeb) 2026年9月8日
全体的にサイズアップ。
個人的には前面の「OM SYSTEM」ロゴを後ろにしてほしかった感。フォントが異なるのもそわそわする印象。 https://t.co/AMYvUO3RZI pic.twitter.com/cPU0NVDxwQ
この2つの投稿はいずれも9月上旬、発表前後の短い期間に集中しています(チャンプカメラの投稿は発表当日の9月9日、とるならの投稿はその前日の9月8日)。
その後1カ月以上が経ち、予約開始後の状況がどうなっているのかを調べてみました。
調べて分かったこと
予約してもいつ届くのか
OM SYSTEM STOREでの予約が始まった直後から、出荷予定日は「11月以降」に設定されていました。
さらにOM SYSTEMは2026年10月7日、すでに予約済みの客についても製品の種類やカラーによっては「お届けが2027年春以降になる場合がある」と公式に発表しています。
つまり、10月30日の発売日当日に店頭で確実に手に入るとは限らない状況ということです。
本体だけでなく、レンズキットやバッテリー・充電器などのアクセサリーでも同様に出荷が遅れる可能性があるとされています。
今から予約する場合は、発売日当日の入手を前提にしない方がよさそうです。
なぜこれほど予約が集中したのか
背景には、PENシリーズが「E-P7」以来となる久々のモデルチェンジだったことがあります。
往年のPENシリーズが持っていたレトロな外観を保ちながら、シリーズ初のEVFと防塵・防滴(IPX1相当)性能を新たに搭載しました。
スペックを確認すると、有効画素数は約2,037万画素の4/3型Live MOSセンサー、画像処理エンジンはTruePic IX、AFは121点のオールクロス像面位相差方式です。
手ブレ補正は中央で5.5段分、周辺部でも4.5段分の補正効果があるとされています。
日常のスナップ撮影を想定した軽量ボディに、これだけの機能を詰め込んだことが、長年のPENファンだけでなく新規層の関心も集めた理由のようです。
本体以外にかかる費用はどれくらいか
本体価格はOM SYSTEM STOREで148,500円(税込)です。
小売店によっては133,650円程度からの実売価格も見られますが、オープン価格のため店舗ごとに差があります。
レンズキット付きのモデルも用意されており、単焦点で揃えたい人は本体のみ、普段使いのズームも欲しい人はレンズキットを選ぶ形になります。
バッテリーは専用の「BLS-7」で、本体に同梱されています。
本体カラーはシルバーとブラックの2色展開で、どちらもPENシリーズらしいクラシックな見た目を踏襲しています。
付属品は本体・バッテリー・ショルダーストラップ・説明書・保証書で、特別なセット品を除けば追加購入が必須のアクセサリーは少なめです。
実際の使い勝手はどう変わったのか
スペック表だけでは伝わりづらいのが、実際に構えたときの感触です。
前モデルの「E-P7」から比較すると、EVFを内蔵した分だけボディの高さがわずかに増し、手に収まる感覚にも違いが出ています。
先述のとおり、実機を見たユーザーからも「全体的にサイズアップ」という声が上がっていました。
日常的にポケットやカバンに入れて持ち歩くことを重視する人にとっては、この数ミリの差が気になるポイントになりそうです。
一方で、EVFがあることでファインダーを覗いての撮影ができるようになった点は、晴天時の屋外スナップなど背面モニターが見づらい場面での撮りやすさにつながります。
レトロな見た目はそのままに、実用面は着実に積み上げてきたモデルと言えそうです。
Shiritomo GADGET編集部の考察
今回の品薄は、スペックの物珍しさだけでは説明がつきません。
PENシリーズはもともと「気軽に持ち歩けるカメラ」という立ち位置で支持されてきたブランドです。
そこにEVFと防塵・防滴という、これまで上位機種にしかなかった機能を加えたことで、「サブカメラとして持ちたい」という層と「本気の一台として選びたい」という層の両方から需要が重なったと見るのが自然でしょう。
価格も148,500円という、入門機と中級機の間に位置する帯であることも、間口を広げた一因と考えられます。
発売後も品薄が続くかどうかは、OM SYSTEMが生産ラインをどこまで増強できるかにかかっています。
同じような「レトロ外観×最新機能」の組み合わせは、他のメーカーが追随する可能性もあり、しばらくはこの価格帯のカメラ市場全体の動きを見ておく価値がありそうです。
まとめ
OM SYSTEM PENは10月30日に発売されますが、予約が想定を上回ったため、製品の種類やカラーによっては出荷が2027年春以降にずれ込む場合があると公式に発表されています。
発売日当日の入手を考えている人は、量販店の在庫状況を事前に確認しておくのが無難でしょう。
この記事で取り上げた製品
OM SYSTEM PEN
※ 表示している価格は各ショップの販売価格で、メーカー希望小売価格とは異なる場合があります。価格・在庫はリンク先でご確認ください。当サイトは各社のアフィリエイトプログラムに参加しており、リンク経由の購入により収益を得ることがあります。
さらに深掘りしたい方へ
最新の在庫・出荷状況はOM SYSTEM公式ストアや購入予定の販売店で確認してください。