500円の推理ADVがSteam好評率96%、ホロライブ・にじさんじが次々配信『デスゲームの報告書』
500円。
ワンコインで買えるインディーゲームが、Steamのユーザーレビュー1,155件中96%から「好評」の評価を集めています。
無人島で起きたデスゲームの記録を復元し、参加者一人ひとりの死因・凶器・加害者を特定していく推理アドベンチャー『デスゲームの報告書』。
9月1日の発売から3週間以上経ったいまも、Xでは配信の告知や感想の投稿が途切れません。
SNSでゲーム実況の企画を考えている人にとっては、「なぜ低価格インディーが息の長い話題を作れているのか」を確認しておく価値がありそうです。
先に結論をまとめると:
– ゲーム実況者shu3氏が一人で制作した推理ADV『デスゲームの報告書』はSteamで500円・9月1日発売、レビュー1,155件中約96%が「好評」
– 『Return of the Obra Dinn(帰らずの豪華客船)』に近い、記録を頼りに死因・凶器・加害者を推理して報告書を確定させるシステムが評価されている
– 発売から3週間以上経った9月下旬にも、ホロライブ・にじさんじ双方の所属タレントが配信を告知するなど、口コミが途切れず続いている
Xでの盛り上がりはどこから来ているのか
『デスゲームの報告書』は、無人島に集められた参加者が命を落としたという設定で、壊れた端末に残された記録や遺言を手がかりに、一人ひとりの死因・凶器・加害者を突き止めていくゲームです。
想定プレイ時間は4〜5時間程度で、正しい組み合わせを報告書として提出すると真相が確定する仕組みになっています。
この「記録を集めて正解を確定させる」という手触りが、配信映えする形で口コミを広げています。
ホロライブ所属の常闇トワさんは、9月26日17時からの配信を告知する投稿で「めっちゃくちゃやりたかったこのゲーム」とつづりました。
⏰️17:00~
— 常闇トワ👾 (@tokoyamitowa) 2026年9月26日
【 デスゲームの報告書 】すべての真相を明らかにして報告書を提出する【常闇トワ/ホロライブ】 https://t.co/6RlNZFmiyp @YouTubeより
めっちゃくちゃやりたかったこのゲーム
いくぞおおおおおおおおおおおおおお
楽しみ‼️ pic.twitter.com/EHKkDAyL5V
この投稿には2,455件のいいねが付いており、発売から3週間以上が経った時点でも新規の配信告知に読者が反応していることがわかります。
ただ、盛り上がっているのがホロライブ所属タレントだけなのか、それとも所属事務所を横断した広がりなのかは、この1件だけでは判断がつきません。
そこでほかの投稿も確認してみました。
発売3週間後も話題が続いているのはなぜか?
複数の事務所のタレントが取り上げているのか?
確認したところ、にじさんじ所属の石神のぞみさんも同じゲームを繰り返し配信しています。
9月25日夜の配信告知では「圧倒的好評らしい神ゲー!やってみよう!!」と投稿し、ゲーム内で報告書をまとめる作業を「ったく、管理職も楽じゃないっつーの・・・w」とコメントしています。
❤️🩹22:00❤️🩹
— 石神のぞみ❤️🩹にじさんじ所属 (@I_Nozomi_) 2026年9月25日
圧倒的好評らしい神ゲー!やってみよう!!
【 デスゲームの報告書 】ったく、管理職も楽じゃないっつーの・・・w【 にじさんじ所属 / 石神のぞみ 】 https://t.co/uGNzAXdP0P @YouTubeより pic.twitter.com/nazpps6uzb
この投稿には1,821件のいいねが付いています。
ホロライブ・にじさんじという別々の事務所に所属するタレントが、同じ時期に同じタイトルを取り上げている状況は、単発のバズにとどまらず口コミが広がっている可能性を示唆しています。
なぜ「オブラディン風」という紹介のされ方をするのか?
複数のゲームメディアの報道によれば、本作は2018年発売の『Return of the Obra Dinn(オブラディン号の帰還)』を思わせるシステムとして紹介されています。
同作は、船内で起きた大量の死亡・失踪事件について、記録用の懐中時計を使って過去の場面を確認し、乗組員一人ひとりの運命を推理して確定させていくゲームです。
『デスゲームの報告書』も、断片的な記録から死因・凶器・加害者の組み合わせを推理し、正解すると次の記録が読めるようになるという構造が近く、この共通点が「オブラディン風」という紹介のされ方につながっているとみられます。
Steamのユーザーレビューは1,155件中96%が「好評」で、この数字は発売直後の一時的な評価ではなく、9月下旬時点でも高水準を維持しているものです。
個人開発者が一人で手がけた500円のゲームが、発売済みタイトルとして長期間好評を保ち続けている点は、低価格インディーの中でも珍しい部類に入ります。
実況者本人が作ったゲームという点は関係あるのか?
本作を制作したshu3氏自身も、ゲーム実況者として活動してきた人物です。
実況者自身が実況される側のゲームを作るという構図自体が、Xで取り上げられやすい要素になっている可能性があります。
ただし、この点について本人や関係者が明確に言及した投稿は今回確認した範囲では見つからず、あくまで推測の域を出ません。
Shiritomo GAME編集部の考察:VTuberの布教連鎖が起きる条件
今回のケースで注目したいのは、単発の高評価ではなく、事務所の異なる複数のタレントが時間差で同じタイトルを取り上げ続けている点です。
VTuber界隈では、あるタレントの配信をきっかけに別のタレントが「自分もやってみたい」と手を伸ばす連鎖がしばしば起きますが、これが起きるゲームには共通点があります。
1周が短時間で完結し、かつ「正解が確定する瞬間」という視聴者にも分かりやすいカタルシスがあることです。
『デスゲームの報告書』は1件の推理が数分〜十数分程度で決着するとみられ、配信の切り抜きにもしやすく、これが事務所をまたいだ布教連鎖を後押ししている可能性があります。
低価格インディーのプロモーションを考える立場からすると、配信者に「見せ場が短く区切られている」ことを伝えられるかどうかが、口コミの継続性を左右する要素になりそうです。
まとめ
『デスゲームの報告書』は、500円という価格でありながらSteamレビュー1,155件中96%という高評価を維持し、発売から3週間以上が経ったいまもホロライブ・にじさんじ双方のタレントが配信を続けている作品でした。
個人開発者が手がけた推理ADVが、事務所の垣根を越えて話題になり続けている点は、低価格インディーの広がり方として注目に値します。
この記事で取り上げた製品
デスゲームの報告書 Steam
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さらに深掘りしたい方へ
ゲームの詳細な仕様やレビューの推移は、デスゲームの報告書 Steamストアページで確認できます。
発売時の反響はAUTOMATON「ゲーム実況者shu3氏が手がける推理ADV『デスゲームの報告書』、好評率98%の熱い人気」にまとまっています。