「フォロワーゼロ」から年商1億円のオンラインスクールへ、おさる氏の60ステップが他業種にも伝播
「フォロワーゼロ、実績ゼロ、人脈ゼロ、商品ゼロ」。
この四つの”ゼロ”から書き出された投稿が、Xで525件の「いいね」と1,000件を超えるブックマークを集めました。
書いたのは、グループ総年商30億円を掲げるマーケター、おさるさんです。
SNSで発信を始めてフォロワーを増やし、そこから商品を売る——多くの人がこの順番で動こうとします。
ところがおさるさんが示した手順は、真逆からスタートしていました。
SNS運用やコンテンツ販売に関わる人にとって、この「順番の違い」こそが読み取るべきポイントです。
先に結論をまとめると:
– マーケターおさる氏が、ゼロから年商1億円のオンラインスクールを作る「60ステップ」をXに投稿した
– 核心は「商品を先に作らない」こと。
本人は3,000〜4,000件の無料相談を重ねてから教材化したと明かしている
– この「〇〇ゼロの状態から、この60ステップで動きます」という書き出しの構文自体が、民泊など全く別分野にまで模倣されて広がっている
Xで何が起きているのか
投稿したのは、YouTube登録者50万人、Brainオーナーの肩書きを持つおさるさんです。
もし僕が今、フォロワーゼロ、実績ゼロ、人脈ゼロ、商品ゼロの状態から、AIを使って年商1億円のオンラインスクールを作り直すなら、この順番で動きます。
— マーケターおさる┃グループ総年商30億┃YouTube登録者50万人┃Brainオーナー (@osaruproducer) 2026年9月29日
ほとんどの人は、いきなりSNS投稿を始めて、教材を作って、売れないから広告を回す。…
投稿は60個のステップを順番に並べる形式で、「もし僕が今、フォロワーゼロ、実績ゼロ、人脈ゼロ、商品ゼロの状態から、AIを使って年商1億円のオンラインスクールを作り直すなら、この順番で動きます」という一文から始まります。
多くの人がやってしまう「いきなりSNS投稿を始めて、教材を作って、売れないから広告を回す」という順番を、本人は遠回りだと指摘していました。
ただ、この投稿は文字数の都合で全文を読み切れる形にはなっていません。
そこで、同じ内容を扱っているとみられる一次情報を確かめてみました。
調べて分かったこと
おさるさんとはどんな人物なのか
プロフィールには「グループ総年商30億円」「YouTube登録者50万人」「Brainオーナー」と記されています。
運営する「おさるマーケ大学」には2万人超の起業家が登録しているとされ、AIを使ったマーケティング構築の講座も展開中です。
元教員からスタートし、短期間で事業を急拡大させた経歴を公言している人物でした。
商品よりも先にすべきこと
おさるさん自身が同時期に公開した記事によると、最初の一歩は商品作りではなく、無料相談や低価格モニターを通じて顧客の悩みを把握することだといいます。
3,000〜4,000件の無料相談を重ねる中で、繰り返し出てくる質問パターンを見つけ、それをそのままカリキュラムに落とし込んだそうです。
顧客を理解しないまま作った教材は、後からズレが生じやすいという考え方のようです。
教えられる専門スキルが無い場合は、AIを使ったLP(ランディングページ)制作や動画編集など、クライアントに提供できる実践的な技術を先に身につけることを勧めています。
学んだ内容をそのまま販売するのではなく、実践と失敗を重ねて自分なりの工夫を加えてから売る段階を踏むことも重視されていました。
よくある失敗としては、最初から高単価の商品を狙うこと、スクールで学んだ教材をそのまま転売してしまうこと、そして「自分には教えられることが何もない」と思い込んでしまうことなどが挙げられています。
なぜこの「型」が他業種にまで広がったのか
この投稿が興味深いのは、内容そのものより先に、文章の構造が”型”として他の分野にコピーされている点です。
投稿から1日後、空き家を使った民泊事業について、同じ構文で書かれた引用ツイートが投稿されました。
もし私が 、
— よっさん|地方で空き家投資 (@1akiyayoshio) 2026年9月30日
物件ゼロ、経験ゼロ、人脈ゼロ、民泊運営経験ゼロの状態から、
空き家を使って民泊オーナーになるなら、この60ステップで動きます。
【地域を決める】
1. 自分が実際に行って魅力を感じた地域を書き出す(生まれ故郷など馴染みのある場所でもOK)
2.… https://t.co/3I4ImGrAqQ
「物件ゼロ、経験ゼロ、人脈ゼロ、民泊運営経験ゼロの状態から、空き家を使って民泊オーナーになるなら、この60ステップで動きます」——ジャンルは全く違うのに、「〇〇ゼロの状態から、この60ステップで動きます」という書き出しの構文だけがそのまま引き継がれていました。
自分には何もないと思っている人はどうすればいいのか
先の失敗パターンに挙げられていた「何もないと思い込む」という悩みは、起業や情報発信を考える人が繰り返しぶつかる壁のようです。
実際には、仕事や日常の経験の中に、他人から見れば価値のある知識が埋もれていることが多いといいます。
自分の強みの見つけ方を調べる人が後を絶たないのも、裏を返せば同じ悩みを抱える人がそれだけ多いということの表れといえそうです。
Shiritomo編集部の考察:構文を観察すると次の投稿のヒントになる
今回のケースで注目したいのは、内容そのものより先に「書き出しの構文」が模倣された点です。
「〇〇ゼロの状態から、△△になるなら、この60ステップで動きます」という型は、読み手に「自分にも当てはまるかもしれない」と思わせる余白を持っています。
具体的な数字(60)と、徹底した”ゼロ”の列挙が、信頼感と再現性の印象を同時に作っている構造だと考えられます。
SNS運用の現場でも、内容を変える前に、よく伸びた投稿の構文だけを抜き出して自分のテーマに当てはめてみると、似た反応を得られることがあります。
コピーすべきは言葉そのものではなく、読み手に余白を残す型だということは覚えておきたいポイントでしょう。
まとめ
ゼロから事業を作る手順を公開したマーケターおさるさんの投稿は、内容だけでなく書き出しの「型」までが他分野に模倣されるほどの反響を呼びました。
商品より先に顧客理解から始めるという逆転の発想は、SNSで情報発信をする人にとっても参考になりそうです。
さらに深掘りしたい方へ
おさるさん本人がまとめた詳しい手順は、Substackの投稿「【0→1億の完全ロードマップ】」でも公開されています。


