「超期待大」の声が上がった新作『Bloomwalker』、正体は”あの人気シリーズ”の世界だった
「Bloomwalker is coming to Switch 2, PS5, Xbox Series and PC.」――そう投稿されたのは、東京ゲームショウ2026の会期中でした。
この一文に、3,000件を超えるいいねが集まりました。
日本ではまだ発売時期すら明かされていない海外発の新作タイトルが、なぜこれほど反応を呼んだのでしょうか。
答えは投稿の後半、「二ノ国の世界観」という一言に隠れています。
レベルファイブの人気シリーズを追ってきた人はもちろん、TGSの新作ラッシュで見逃していた人にも、この記事で『Bloomwalker』が何者なのかがわかります。
先に結論をまとめると:
– Netmarble傘下のNetmarble Neoが開発する新作『Bloomwalker』が、レベルファイブ『二ノ国』シリーズの世界観を舞台にした作品だと公式に発表されました
– 対応プラットフォームがXbox Series・PCのみから、PS5・Nintendo Switch 2・Switchまで拡大され、発売時期は未発表のままです
– 海外の告知投稿が3,000件超のいいねを集める一方、日本のファンからは「超期待大」といった期待の声も上がっています
TGSの発表投稿はなぜ拡散したのか
きっかけは9月17日、東京ゲームショウ2026にあわせたXboxの配信内で公開された新しいトレイラーでした。
実際の投稿を見ると、内容はシンプルです。
「Bloomwalkerは新たにSwitch 2・PS5・Xbox Series・PC向けに展開される」「舞台は二ノ国の世界だ」という趣旨の告知が、瞬く間に拡散しました。
Bloomwalker is coming to Switch 2, PS5, Xbox Series and PC.
— Stealth (@Stealth40k) 2026年9月17日
It's set in the Ni No Kuni universe. pic.twitter.com/pFmpKYV6G7
『Bloomwalker』自体は2025年8月に「Project Bloomwalker」として存在だけが明かされていた作品です。
これまでXbox Series・PC向けとしか案内されていませんでした。
今回の発表で対応機種が一気に広がり、あわせて「二ノ国」という具体的なシリーズ名が公式にひも付けられたことで、注目度が跳ね上がった形です。
ただ、この盛り上がりが単なる新規タイトルへの期待なのか、「二ノ国」ブランドへの期待なのかは、投稿を追うだけでは判然としません。
そこで発表の中身をもう少し深掘りしてみます。
なぜ「二ノ国」なのか?
『Bloomwalker』を開発しているのは、Netmarbleの子会社であるNetmarble Neoです。
同スタジオはこれまでも『二ノ国:Cross Worlds』というモバイル向けタイトルを手がけており、レベルファイブのIPを扱った実績があります。
今回のトレイラーにも「LEVEL-5」の権利表記と「二ノ国」の名称が明記され、レベルファイブ公認の関連作であることが正式に示されました。
舞台となるのは「ルミノア」と呼ばれる世界です。
かつては人と自然の精霊が共に暮らしていたとされる土地が、汚染によって荒れ果ててしまったという設定です。
プレイヤーは精霊「フニャ」たちとともに、この世界を巡って浄化していきます。
ジャンルとしては王道RPGではなく、拠点を育てながら探索する「コージー・クラフティング」に分類される作品です。
「動く家」とは何なのか?
本作最大の特徴は、主人公と一緒に旅をする「動く家」です。
家そのものが移動する仕組みを持ち、聖域から聖域へと歩いて渡り歩きます。
冒険が進むと家自体も新しい機能や外見を獲得していくとのことです。
家の扉の先には「Pocket Dimension」という専用空間があり、そこでクラフトや拠点づくりを進めていく設計になっています。
日本のファンの反応を見ると、キャラクターデザインへの期待の声が目立ちます。
#Bloomwalker
— OZT(雑多垢) (@OZT35849908) 2026年9月17日
タンクトップ短パン裸足ショ夕が世界を駆け回るゲームとか超期待大!!(*´˘`*︎🫶)
ショ夕の造形に実績と定評があるレベルファイブなのも信頼できる。
あとは発売が延期さえ無ければ(ry pic.twitter.com/l6U0u96xG3
このように、レベルファイブ作品らしいキャラクター造形への信頼感が、発売時期未定というハードルを越えて期待を後押ししているようです。
Shiritomo GAME編集部の考察
今回の件で興味深いのは、レベルファイブが自社では手掛けず、Netmarbleという外部スタジオに「二ノ国」の世界観を託した点です。
モバイルRPG『二ノ国:Cross Worlds』に続く今回のコージー・クラフティング進出は、単発の新作とは言えません。
レベルファイブが自社IPを異なるジャンル・異なる開発体制で外部展開させる戦略の延長線上にあると見るのが自然でしょう。
プレイヤー側にとっては、看板シリーズが本編と違うジャンルで出ると身構えがちです。
ただ、開発元があらかじめ「二ノ国」の名を明かした今回の発表順序には、身構える前に期待値を作る狙いがあったのではないでしょうか。
発売時期が未定な段階からブランド名を先出しする手法は、今後もIPライセンス作品の告知パターンとして広がっていくかもしれません。
まとめ
『Bloomwalker』は海外発のコージー・クラフティング作品として、静かに存在を知られていました。
東京ゲームショウ2026での「二ノ国」ブランドの正式な結びつけと対応機種の拡大により、一気に注目を集める新作へと姿を変えたのです。
発売時期は依然として未定ですが、今後の続報にも注目が集まりそうです。