「こらえるなんて金銀のヘラクロス以来に見た」――ポケチャン新スカウトで刺さるガブリアスの理由
「こらえるなんて金銀のヘラクロス以来に見た」。
9月19日朝に投稿されたこの一文には、6,000件を超える「いいね」が付きました。
投稿主が対戦で出会ったのは、致命傷になりそうな一撃を何度も耐えしのぐ一匹のガブリアスです。
『ポケモンチャンピオンズ』(2026年4月にNintendo Switch版が配信開始、6月からはスマホ版も加わったクロスプラットフォーム対応の基本プレイ無料バトルゲーム)では今、公式が発表した期間限定のスカウト(ポケモンを仲間にするガチャのような仕組み)イベントをきっかけに、対戦環境の話題が一気に増えています。
日々ランクバトルで手持ちを鍛えているプレイヤーにとって、今回の発表は編成を見直す好機になりそうです。
先に結論をまとめると:
– 公式が9月18日、「スペシャルセレクト グローバルチャレンジ2027 I & II」向けの期間限定スカウトを開始(9月28日10:59まで)
– リザードンやボーマンダなど計10匹が出現しやすく、レギュレーション「M-C」(対戦で使用できるポケモンや道具の条件を定めたルール)に対応した編成強化ができる
– 本番の9月25〜28日にダブルバトルの公式オンライン大会があり、上位入賞者は「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2027(PJCS2027)」の出場権を獲得する
「グローバルチャレンジ2027」のスカウトが始まった
公式アカウントが9月18日朝に投稿した告知によると、今回のスカウトは「グローバルチャレンジ2027 I」と「グローバルチャレンジ2027 II」という2つの公式オンライン大会の開催を記念したものです。
スペシャルセレクト グローバルチャレンジ2027 I & II 開催!
— ポケモンチャンピオンズ【公式】 (@Poke_Champ_jp) 2026年9月18日
公式オンライン大会「グローバルチャレンジ2027 I」と「グローバルチャレンジ2027 II」の開催を記念した特別なセレクトだよ。
大会に向けて、バトルチームを強化しよう!https://t.co/c0SU15BXJY#ポケモンチャンピオンズ #ポケチャン pic.twitter.com/d4Q0gIY87C
ポケモン情報系アカウントの投稿では、紹介されるポケモンとしてリザードン、プテラ、ラグラージ、ペリッパー、クチート、コータス、ミロカロス、アブソル、ボーマンダ、メタグロスの10匹が挙げられていました。
いずれも対戦で扱いやすい強力な顔ぶれで、「大会に向けてバトルチームを強化しよう」という公式の呼びかけどおり、SNSでは編成の相談や自慢の投稿が目立ち始めています。
ただ、告知の文面だけでは「このイベントがどこにつながるのか」「レギュレーションM-Cとは何なのか」がつかみにくいところです。
そこで公式サイトや攻略情報をもとに、実際のところを確かめてみました。
調べて分かったこと
そもそも『ポケモンチャンピオンズ』とはどんなゲームか?
改めて確認すると、Nintendo Switch版は2026年4月8日に配信が始まり、iOS・Android向けのスマートフォン版は同年6月17日から加わりました。
同じニンテンドーアカウントでログインすれば、Switchとスマホでセーブデータを共有できるクロスプラットフォーム設計です。
基本プレイ無料でも公式のオンライン大会が用意されている点が、今回のような盛り上がりにつながっているようです。
レギュレーション「M-C」で何が変わったのか?
M-Cは2026年9月9日のアップデートで始まった最新のレギュレーションで、全32体のポケモンが新たに対戦で使用できるようになりました。
追加された顔ぶれには「メガアブソルZ」「メガルカリオZ」「メガガブリアスZ」などのメガシンカのポケモンや、セグレイブ、ボーマンダが含まれています。
今作で初めての下方修正(弱体化)も行われ、対戦環境が大きく動いたタイミングでした。
このレギュレーションのもとでは、こんな戦術の共有も伸びていました。
このオオニューラ、ネットで見て真似したけどマジ強い。
— うちのミミッキュ達 (@YK339LOVE) 2026年9月17日
ねこだましで相手行動不可
相手によっては
70%くらいまでHP削れる。
その間にノーマルジュエル消失で素早さアップ。
ゴーストには困るけど、それ以外のところではかなり優秀でびっくり#ポケモンチャンピオンズ pic.twitter.com/aIdvnLWKi0
投稿では「ねこだまし」(相手を怯ませて1ターン行動不能にする技)を起点に、「ノーマルジュエル」(ノーマルタイプの技を1度だけ強化する道具)で素早さを上げる連携が紹介されています。
ネットで見た構築を真似しただけで相手のHPを7割近く削れたというのですから、環境を左右する組み合わせが日々見つかっている様子がうかがえます。
何度も引き直せば色違いは狙えるのか?
スカウトを何度も引ける仕組みなら色違い厳選も楽しめそうですが、実際の設計を確認すると少し補足が必要そうです。
スカウトには22時間に1度の無料枠があるほか、「ファストクーポン」や「VP」(ゲーム内で消費する通貨)を使えば繰り返し引き直すことができます。
ただし色違いは低確率でランダムに出現する仕様のため、狙ったポケモンだけをピンポイントで色違いにする厳選は難しいとされています。
何度でも引き直せるわけではなく、あくまで手持ちのチケットやVPが尽きるまで、という前提の仕組みのようです。
なぜ今、ガブリアスが注目されているのか?
冒頭で紹介した投稿は、まさにこのタイミングで伸びていました。
天才すぎるガブリアスに出会って興奮した
— ∠やっち (@YACHI6820) 2026年9月19日
こらえるなんて金銀のヘラクロス以来に見た…#ポケモンチャンピオンズ #ポケチャン pic.twitter.com/HNxXAdnSXn
「こらえる」は瀕死の一撃を受けてもHP1で耐えるという性質を指す言葉で、投稿主はその粘り強さに「金銀のヘラクロス以来」と懐かしさを重ねています。
M-Cレギュレーションではメガシンカを含む強力なポケモンが一気に増えており、ガブリアス自身は新規追加されたわけではないものの、対戦で出会う機会そのものが増えている時期だと考えられます。
本番の公式大会は何につながるのか?
告知にある「本番」とは、9月25日(金)11:00から9月28日(月)10:59まで開催される公式オンライン大会「グローバルチャレンジ2027 I」を指します。
対戦形式はレギュレーションM-Cのダブルバトルで、上位の成績を収めたプレイヤーには「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2027(PJCS2027)」ビデオゲーム部門への出場権が贈られます。
PJCS2027は文字通り日本一を決める公式ライブ大会で、優勝者はさらに2027年8月にシンガポールで開かれる「ポケモンワールドチャンピオンシップス2027」への出場権を得ます。
無料のオンラインイベントが、世界大会まで一本の道でつながっているわけです。
Shiritomo GAME編集部の考察:スカウトと大会日程を同時に出す設計の意味
今回の発表で興味深いのは、期間限定スカウトの告知と公式大会の日程が同じタイミングで公開された点です。
強力なポケモンを手に入れられる期間と、その力を試す舞台がセットで用意されることで、プレイヤーは「今引いておかないと間に合わない」という感覚を持ちやすくなります。
ソーシャルゲームのシーズンパスやガチャイベントが大会・ランキングと連動する設計に近く、無料タイトルでも対戦人口を維持する狙いがうかがえます。
SNS上の編成相談や戦術共有が活発なのも、単なる新要素への反応というより「引く理由」と「使う場」が同時に提示された表れといえそうです。
まとめ
「スペシャルセレクト グローバルチャレンジ2027 I & II」は、単なる強ポケモン配布イベントではなく、9月25〜28日の公式大会、そしてPJCS2027・世界大会へとつながる導線として設計されています。
まずは9月28日10:59までのスカウト期間中に、レギュレーションM-Cに合わせたチームを整えておくとよさそうです。

