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「マジできたぁ!」の声が上がった予告編、監督はなぜタランティーノではなくフィンチャーなのか

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月22日 更新
「マジできたぁ!」の声が上がった予告編、監督はなぜタランティーノではなくフィンチャーなのか

「マジできたぁ!」というひと言とともに投稿された1件のポストが、22日までに3,300件を超えるいいねを集めました。
中身は文章だけ。
それでも拡散されたのは、待たれ続けていた1本の続編がついに動き出した知らせだったからです。

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でブラッド・ピットが演じたスタントマン、クリフ・ブース。
彼を主役にした続編の予告編が解禁され、公開時期と主要スタッフが明らかになりました。
前作を覚えている読者なら気になるはずの「なぜ監督がタランティーノじゃないのか」という点も、調べてみると理由がはっきりしていました。

先に結論をまとめると:
– 続編『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャーズ・オブ・クリフ・ブース』は11月25日から2週間、世界のIMAX劇場で先行上映されたのち、12月23日からNetflixで配信されます
– 脚本はクエンティン・タランティーノ、監督はデヴィッド・フィンチャーが務め、舞台は前作から8年後の1977年です
– タランティーノは「長編10本で引退する」という自身の方針から続編の監督を辞退し、フィンチャーを自ら推薦しました

Xで広がった予告編の反響

予告編を受けて投稿されたのは、詳しい感想というより率直な喜びの声でした。

脚本にクエンティン・タランティーノ、監督にデヴィッド・フィンチャーという組み合わせが明記されたこの投稿は、公開情報そのものへの反応として広がっています。
Netflix公式アカウントも同じタイミングで予告カットを投稿し、「舞台は1977年――ハリウッドも、あの頃とはまるで違う」という一文を添えていました。
前作の1969年から8年が経ち、時代設定そのものが変わることを示すコピーです。

ただ、この2つの投稿だけでは「なぜ今このタイミングで」「なぜこの監督なのか」まではわかりません。
そこで公式発表や一次報道を確認してみました。

調べて分かったこと

なぜタランティーノは監督をフィンチャーに譲ったのか

タランティーノは自身が出演したポッドキャスト番組「The Church of Tarantino」で、続編の監督を引き受けなかった理由を語っています。

「この脚本は気に入っているけど、結局、同じような道をたどることになる。
それで気が進まなかった」

続けて「(自身のキャリアの)最後の映画は、未知の領域に踏み込まないといけないんだ」とも述べています。
タランティーノはかねて長編映画10作で引退すると公言してきた監督で、今回の続編を「引退作」にはしたくなかったというのが辞退の理由です。

その上で監督に指名したのがフィンチャーでした。
タランティーノは「僕もデヴィッド・フィンチャーも最高の監督だと思っている。
フィンチャーがこれを撮りたいと望んでいることは、僕の作品に対する真摯な姿勢の表れだと思う」とも語っており、脚本は自分が書きつつ、演出は信頼する監督に託す形になったことがわかります。
フィンチャーとピットは『セブン』『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』ですでに組んだ間柄で、初顔合わせではありません。

前作とは何が変わるのか

物語の舞台は前作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の1969年から8年後の1977年です。
ブラッド・ピットが演じるクリフ・ブースは、前作のスタントマンという肩書きから一歩進み、ハリウッドの「揉め事処理人」として映画界の裏側に足を踏み入れていく設定になっています。

キャストは前作からの続投も確認されています。
ティモシー・オリファントは前作に続き、西部劇俳優ジェームズ・ステイシー役で登場する予定です。
あわせてエリザベス・デビッキ、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、カーラ・グギーノ、ホルト・マッキャラニーといった新たな顔ぶれの名前も報じられており、続報が待たれるところです。

なお、ピットは前作のクリフ・ブース役でアカデミー賞の助演男優賞を受賞しています。
1つの役で賞を獲ったあとに同じ役へ主演として帰ってくるのは、シリーズものとしてもめずらしい形といえます。

Shiritomo MOVIE編集部の考察

今回の座組で興味深いのは、脚本家自身が「監督から降りる」という判断をしたことです。
続編ものは監督交代が起きると評価が割れがちですが、タランティーノが自分の言葉で理由を説明し、後任も自分で選んだ形になっているため、ファンの反応は懸念より期待が先に立っているように見えます。
IMAX先行上映からNetflix配信までを4週間という短い間隔で設計している点も、劇場体験とサブスク視聴の両方を取りこぼさない配給側の意図がうかがえます。
公開までは日がありますが、11月25日の上映開始日と、12月23日の配信開始日を手帳に控えておくと動きを追いやすくなりそうです。

まとめ

『ザ・ファーザー・ミスアドベンチャーズ・オブ・クリフ・ブース』は、脚本のタランティーノが監督を退き、フィンチャーに託した続編として11月25日にIMAX先行公開されます。
ブラッド・ピットが再び演じるクリフ・ブースが、8年後のハリウッドでどんな「揉め事」に足を踏み入れるのか、12月23日のNetflix配信まで注目が続きそうです。

さらに深掘りしたい方へ

続編の経緯や最新情報は、以下の記事にも詳しくまとめられています。