「はげしすぎる愛情と憎悪を見てくれませんか」――『マッチング TRUE LOVE』上映中、前作は今夜初放送
9月29日午後9時、フジテレビ系で映画『マッチング』が地上波初放送を迎えます。
2024年2月に公開されたサスペンススリラーで、公開から2年半が経ってようやくテレビの前でも見られるようになる計算です。
タイミングを合わせたのが、9月25日に公開されたばかりの続編『マッチング TRUE LOVE』。
前作を知らないまま続編の話題だけを見ていた人にとっては、今夜が物語の出発点を確認する機会になりそうです。
Xでもこの編成に気づいたファンの投稿が伸びていて、シリーズへの関心が公開中の劇場だけでなくテレビ欄にも広がっている様子がうかがえます。
先に結論をまとめると:
– 前作『マッチング』(2024年公開)が2026年9月29日21:00からフジテレビ系で地上波初放送されます。
続編『マッチング TRUE LOVE』の公開に合わせた編成です
– 続編『マッチング TRUE LOVE』は9月25日に公開され、公開初週末(9/25〜9/27)の国内映画ランキングで7位にランクインしています
– 10月2日からはコメンタリー副音声上映と入場者プレゼント第2弾が始まり、公開後も話題づくりが続きます
Xで見えた地上波初放送への反応
前作の地上波初放送が決まったことは、Xでもファンの間で話題になっています。
1,300件を超えるいいねを集めたある投稿は、今夜の放送を前に前作の魅力を伝えつつ、続編が公開中であることも合わせて呼びかけていました。
本日9/29(火)21:00〜 フジテレビ系 映画『マッチング』地上波初放送なのですが、はげしすぎる愛情と憎悪を見てくれませんか・・・・・・(21時放送はOKなんですか???????)続編のとんでも恋リアの殺戮の映画も公開中です!!! pic.twitter.com/QQQBLG6LGC
— かせ (@kapisnkapi) 2026年9月28日
この投稿に添えられているのは、公式のビジュアルではなく、投稿者自身が描いた前作のキャラクター相関図です。
永山吐夢・唯島輪花・影山剛という3人の関係性が、ネタバレを避けた範囲でまとめられています。
公式アカウントの発信だけでなく、ファンの手による紹介コンテンツが独自に伸びているのも、この作品らしい広がり方といえそうです。
とはいえ、投稿の文面だけでは「なぜ今このタイミングで前作が地上波に来たのか」「続編は実際どこまで話が進んでいるのか」までは分かりません。
公式の発表をたどって確かめてみました。
調べて分かったこと――シリーズはどこまで来ているのか
前作『マッチング』はどんな話だったのか?
前作『マッチング』は2024年2月23日に公開されたサスペンススリラーです。
恋愛に奥手なウェディングプランナー・唯島輪花(土屋太鳳)が、同僚に勧められてマッチングアプリを始めたことから物語が動き出します。
アプリでマッチングした永山吐夢(佐久間大介)は輪花に強く執着するようになり、同時期にマッチングアプリを通じて結婚した夫婦が次々に狙われる連続殺人事件が発生。
輪花自身にも恐怖が迫っていく内容で、結末や犯人については本作でも公式が明かしていないため、この記事でも触れません。
公開時は邦画実写映画として話題になり、興行収入9.7億円、動員67万3,000人を突破するヒット作になりました。
続編『マッチング TRUE LOVE』はどこまで話が進んでいるのか?
続編『マッチング TRUE LOVE』は9月25日に全国公開されました。
監督・脚本は前作から続投の内田英治さんで、唯島輪花役を土屋太鳳さん、永山吐夢役を佐久間大介さんが引き続き演じています。
前作の事件から2年後という設定で、輪花と吐夢は恋人同士として交際を続けていましたが、吐夢が突然姿を消してしまいます。
同時期に、かつての事件を模倣するかのような連続殺人事件が発生。
吐夢の失踪から2カ月後、輪花は南の島で開催される「マッチングツアー」にスタッフとして参加することになり、参加者たちは「真実の愛を証明できなければ殺される」というデスゲームに巻き込まれていきます。
ここから先の展開が本作の核心にあたるため、記事では触れません。
公開初週末(9月25日〜27日)の国内映画ランキングでは7位にランクインしており、公開後も全国の劇場で上映が続いています。
初日舞台挨拶では何が語られたのか?
9月25日には東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶が行われ、土屋太鳳さん・佐久間大介さんに加え、共演の豊嶋花さん・倉悠貴さん・真飛聖さん、内田英治監督が登壇しました。
恋愛観をテーマにした二択トークのコーナーでは、マッチングアプリの質問を借りて「趣味が自分とほとんど同じ人」と「趣味も価値観も自分とは全然違う人」のどちらを選ぶかが話題に。
土屋さんは前者を選び、「人生のパートナーとの会話はすごく地味なことになって来るので、その時に価値観が違うと大変」と説明しました。
一方の佐久間さんは後者を選び、「友達にも、全然趣味や考え方が違う人がけっこういるんです。
彼らと一緒にいると『そう思うんだ!』と刺激がもらえてめっちゃ楽しいんですよ!」と語っています。
作品のテーマである「真実の愛」を、キャスト自身の言葉で掘り下げる場になったようです。
公開後も仕掛けは続く?――10月2日から始まること
『マッチング TRUE LOVE』は公開して終わりではなく、10月2日(金)からさらに2つの企画が始まります。
ひとつは土屋太鳳さん・佐久間大介さん・クァク・ドンヨンさん・内田英治監督が参加するコメンタリー副音声上映です。
専用アプリ「HELLO! MOVIE」を事前にダウンロードし、スマートフォンとイヤホンを使って本編を見ながら副音声で裏話や掛け合いを聞ける仕組みになっています。
もうひとつは入場者プレゼント第2弾で、10月2日から8日までの1週間限定、数量限定・1人1枚で配布。
作中のセリフをあしらったカードには、限定壁紙を先行ダウンロードできるQRコードが付いています。
公開直後の勢いだけに頼らず、来場のきっかけを段階的に用意しているのが分かります。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
前作の地上波初放送を続編の公開直後にぶつける今回の編成は、単なる懐かしみの提供ではなく、「劇場で続編を見た人がテレビで前作を確認し直す」導線を意図的に作る施策と見ることができます。
SNS上でも「続編から入ったので前作を予習したい」という声が動きやすいタイミングであり、放送直後に前作の感想と続編への言及が同時に投稿されやすい構造になっています。
加えて、コメンタリー副音声上映や入場者プレゼントを公開1週間後にずらして投入する設計は、初動の勢いが落ち着きかけた頃に再び来場理由を作る典型的な手法です。
公開初週末のランキング7位という数字だけを見ると突出したヒットには見えませんが、テレビ・劇場・アプリ企画を時間差で組み合わせることで、話題を単発で終わらせない工夫がうかがえます。
まとめ
前作『マッチング』は9月29日21時からフジテレビ系で地上波初放送、続編『マッチング TRUE LOVE』は9月25日の公開から全国上映が続いており、10月2日からはコメンタリー副音声上映と入場者プレゼント第2弾も始まります。
前作を見ていない人は今夜の放送で物語の出発点を確認してから、続編の劇場に足を運んでみるのもよさそうです。

