Deadlockが同時接続22万人突破、「City Never Sleeps」で新ヒーロー6体追加
招待制のクローズドテスト中にもかかわらず、Steamの同時接続者数ランキングで22万人超という数字を叩き出したゲームがあります。
Valveが開発中の6対6ヒーローシューター(複数の個性的なキャラクターから1体を選んで戦う対戦ゲームのジャンル)「Deadlock」です。
9月末に配信された大型アップデート「City Never Sleeps」をきっかけに、日本のXでも配信動画やファンアートの投稿が目に見えて増えました。
正式リリース前、しかも招待されないと遊べないタイトルが、ここまで注目を集めるのはなぜなのか。
新作ゲームのコミュニティがどう盛り上がっていくかを知りたい方や、これから始めるか迷っている方に向けて、アップデートの中身とXでの反応を整理しました。
先に結論をまとめると:
– 大型アプデ「City Never Sleeps」の配信後、招待制のDeadlockが同時接続22万人超を記録した
– 新ヒーロー6体はプレイヤー投票で順次解禁され、第1弾は「RatKing」に決定した
– 日本では配信者の実況やファンアートが活発な一方、配信者自身が「有識者求」と助けを呼びかける場面もあった
招待制なのに同時接続22万人、Deadlockで何が起きているのか
Deadlockは、MOBA(複数人対複数人で陣地を奪い合うジャンル)の要素を取り入れた三人称視点のヒーローシューターです。
Valveが2024年から招待制のクローズドテストという形で公開しており、誰でも自由に遊べるタイトルではありません。
それでも、9月末に配信された大型アップデート「City Never Sleeps」のあと、Steam上の同時接続者数が22万人を超え、これまでの自己最高記録を更新しました。
このアップデートでは、舞台となるニューヨーク風の街マップが大幅に作り直され、新ヒーロー6体の追加も予告されました。
配信元であるゲームメディアの投稿がXで大きく拡散し、注目度の高さがうかがえます。
ValveのTPS『Deadlock』の最大同接が「22万人」を記録。招待制のタイトルにもかかわらず大きな盛り上がりhttps://t.co/xajHk5aEe9
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2026年9月30日
6体の新ヒーローが追加される大型アプデ「City Never Sleeps」が配信。新ヒーローの追加順はゲーム内の投票で決定され、ヒーロー総数は全44体へ pic.twitter.com/7BtVpriOKj
ただ、この投稿だけでは「数字が伸びた」という事実しか分かりません。
なぜここまで伸びたのか、新ヒーローはどう追加されていくのか、実際に日本のプレイヤーは何を見て盛り上がっているのか。
ここから一次情報と実際の投稿を確かめていきます。
調べて分かったこと
同時接続22万人超は、どれくらい異例な数字なのか?
海外メディアの報道によると、Deadlockの同時接続者数はアップデート直後にSteamDBで22万8,000人台を記録し、これは配信開始以来の最高値だったとされています。
正式リリース前のタイトルがここまでの数字を出すのは珍しく、Valveのブランド力に加えて、既存プレイヤーがアップデートのたびに戻ってくる定着率の高さが背景にあるとみられます。
今回の「City Never Sleeps」は、前回の大型アップデート「Old Gods, New Blood」以来の規模だと報じられており、マップの全面刷新に加え、中立拠点を新しい仕掛け「Haunts」に置き換えるなど、既存プレイヤーが飽きないための作り込みが随所に見られます。
新ヒーロー6体はどうやって追加されるのか?
今回追加が予告された新ヒーローは、光る注射器を武器にする「Nurse Harrow」、王冠をかぶった巨大なネズミ「RatKing」、チェスの駒を操る「Solomon」、骸骨の姿でジェットパックを背負う「Deadman Danny」、呪術を操る老婆「Baba」、絵筆で戦う「Violet」の6体です。
これで実装済みのヒーローは全44体になります。
注目したいのは解禁の順番です。
Valveは6体を一度に実装せず、プレイヤー投票でどのヒーローから先に遊べるようにするかを決める方式を採用しました。
投票は試合開始前のロビー画面で行われ、勝利チームの票は2倍に計算される仕組みになっています。
1体目は10月2日に解禁され、以降は火曜と金曜のペースで追加されていく予定です。
この1体目に選ばれたのが「RatKing」でした。
実際、日本のにじさんじ所属VTuber・風楽奏斗さんも、解禁当日の配信で早速プレイする様子を投稿しています。
飯もくったし12:45~
— 風楽奏斗🍝🍷 (@KNTFR2434) 2026年10月3日
【 Deadlock 】 新キャラRatKingきた!!!タンクっぽい【にじさんじ/風楽奏斗】 https://t.co/fLAnvep054 @YouTubeより pic.twitter.com/w1lcEzen3l
日本のXでは何が起きているのか?
取得できた投稿を見ると、日本のコミュニティの盛り上がり方は一様ではありません。
風楽奏斗さんはアップデート後の配信で「慣れたぞ新マップ、ランク行くぞ」と投稿してランクマッチに挑んでいました。
配信のサムネイルには、武器を構えたキャラクターのイラストが使われています。
宅即20:15~
— 風楽奏斗🍝🍷 (@KNTFR2434) 2026年10月2日
【 Deadlock 】 慣れたぞ新マップ、ランク行くぞ【にじさんじ/風楽奏斗】 https://t.co/jhxIILc7bu @YouTubeより pic.twitter.com/wqLRGx10gV
この配信を終えたあとには、視聴者への感謝とともに「明日、Deadlock有識者求」ともつぶやいています。
覚えることの多いヒーローシューターというジャンルの性質上、配信者であっても情報収集の必要性を感じる場面があるようです。
ファンアートの投稿も見られました。
notme000085さんは、ゲーム内のキャラクターをモチーフにしたイラストを「夫妻」というタイトルで投稿し、2,900件超のいいねを集めています。
夫妻#Deadlock #Mina #Pocket pic.twitter.com/hcvxxFcJgC
— 百合花 (@notme000085) 2026年9月30日
また、Art_EtrAさんのように「どうでもいいLock」と題してプレイ中の何気ない瞬間を切り取る投稿シリーズも人気で、ランク帯を問わず日常的にゲームが遊ばれている雰囲気が伝わってきます。
Shiritomo GAME編集部の考察
今回のアップデートで興味深いのは、新ヒーローの解禁順をプレイヤー投票に委ねた設計です。
単に「6体まとめて実装」するのではなく、1体ずつ小出しにして、しかも誰が先に来るかを自分たちで決めさせる。
この仕組みは、アップデート初日だけで話題を消費させず、10月を通して「次は誰が来るのか」という関心を持続させる狙いがあると考えられます。
実際に取得した投稿でも、解禁直後のヒーローをいち早く触った配信者の投稿に多くの反応が集まっていました。
もう一つ注目したいのは、招待制というアクセス制限を維持したまま同時接続の自己記録を更新した点です。
通常、プレイ人口を伸ばしたいなら門戸を広げるのが定石ですが、Deadlockは「入りたくても入れない」希少性を保ったまま数字を伸ばしています。
入手しづらいものほど話題にしたくなるという心理は、他のクローズドβ施策にも応用できそうな示唆です。
ヒーローシューターというジャンル自体、ルールや役割を覚える負荷が高く新規参入のハードルになりやすいとされますが、配信者の実況やファンアートが入り口として機能している様子もうかがえました。
まとめ
Deadlockは、招待制というハードルを保ったまま、大型アップデート「City Never Sleeps」で同時接続22万人超という自己記録を更新しました。
新ヒーロー6体をプレイヤー投票で小出しに解禁する仕組みが話題の持続につながっており、日本のXでも配信者の実況やファンアートを通じて着実にファン層を広げています。
さらに深掘りしたい方へ
アップデートの詳細や今後のヒーロー解禁スケジュールが気になった方は、以下もあわせてご覧ください。