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東洋水産「あとは万バズよろしくお願いします」、”中の人”マルオの自虐投稿に1,148いいね

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月9日 更新
東洋水産「あとは万バズよろしくお願いします」、”中の人”マルオの自虐投稿に1,148いいね

「ちょっと席を外した隙に机の上に新商品と『あとは万バズよろしくお願いします』のメモを置いておくのは禁じられています」。
東洋水産の公式X(旧Twitter)アカウントが、10月9日の午後にそう投稿しました。
続けて「私、インフルエンサーとかじゃないので簡単にバズったりしませんから」と自虐し、投稿には1,148件のいいねが付いています。
SNS担当者なら誰しも一度は願う「バズってほしい」という本音を、あえて裏返して見せる手口が目を引きました。
企業アカウントがどう振る舞えば読者の心をつかめるのか、この投稿から考えてみます。

先に結論をまとめると:
– 東洋水産の公式Xが「あとは万バズよろしくお願いします」というメモ風の自虐投稿を行い、1,148件のいいねを獲得しました
– 宣伝の言葉を使わず、担当者個人の本音をのぞかせる”自虐”が共感を呼んだとみられます
– 同アカウントの”中の人”は他社公式アカウントとの絡みで知られており、今回も地続きの振る舞いとして受け止められています

何が起きたのか

投稿本文には、新商品と思われる商品4点が机に並ぶ写真が添えられていました。
文面は「機に新商品を置いて『あとは万バズよろしくお願いします』とメモするのは禁じられている」という体で始まり、「私、インフルエンサーとかじゃないので簡単にバズったりしませんから」と担当者自身が自分にツッコミを入れる構成になっています。

10月9日20時台の数値を見ると、インプレッションは43,698件、リツイート205件、返信67件、引用21件でした。
引用ポストの中には「達成したらマルオが自腹でプレゼントを出します/未達ならマルオが自腹で製品を買い取ります」と、担当者の呼び名である「マルオ」を使って便乗する投稿(9いいね)や、「買いに行きたいでござる」と素直に反応する投稿(9いいね)、「ホロライブのQTTAなら買うしかない!」と商品そのものに触れる投稿(18いいね)が見られました。

企業の新商品告知といえば、スペックや発売日を淡々と並べるのが定番です。
ただ今回は、担当者が「バズを狙っている」という本音を先に明かしてしまう構成になっていました。

なぜこの投稿がバズったのか

「中の人」はもともと知られた存在だった

東洋水産の公式Xは、担当者がファンや他社アカウントから「マルオ」と呼ばれ、それを否定しつつも愛されるキャラクターとして振る舞うスタイルで以前から知られています。
2025年2月には「私、マルオじゃないんです…」という投稿がきっかけで、他社の公式アカウントまで巻き込んだやり取りに発展したことがありました。
社内でも「マルオさん」と呼ばれていることが明らかになったエピソードも報じられています。
今回の投稿も、こうした”キャラクターが立った中の人”の延長線上にあるものと見られます。

宣伝色を消した分だけ、本音に見える

宣伝広告を見慣れた読者ほど、売り込みの気配に敏感になっています。
今回の投稿は「バズってほしい」という本来は社内の独り言のような本音を、わざと表に出す構成になっていました。
企業の公式アカウントが「スベってもいい」という前提で自分を落とす姿は、完璧な広報文より人間味を感じさせます。

引用ポストの反応を見ても、商品そのものへの言及(「買いに行きたい」「QTTAなら買うしかない」)と、担当者キャラクターへの便乗(「マルオが自腹で」)の両方が混じっており、商品とキャラクターの両輪で拡散したことがうかがえます。

Shiritomo編集部の考察:担当者の”顔”を見せることの効き目

企業アカウントの運用でよく語られるのが「中の人の人格をどこまで出すか」という悩みです。
今回の東洋水産のケースは、その一つの答えを示しています。
ポイントは、自虐の対象が「商品」ではなく「バズを狙う自分自身」である点です。
商品を茶化すと信頼を損ないかねませんが、担当者本人の振る舞いを茶化す分には、読み手は安心して笑えます。

もう一つ注目したいのは、これが単発ではなく積み重ねだということです。
「マルオ」というキャラクターは一夜にして生まれたものではなく、過去のやり取りの積み重ねで認知を獲得してきました。
単発のバズを狙うより、同じ人格で発信し続けることが、個々の投稿の反応を底上げする土台になっていると考えられます。
新商品の告知一つとっても、キャラクターの蓄積があるかないかで受け取られ方が変わる好例といえるでしょう。

まとめ

東洋水産の公式Xは、新商品の告知に「バズを狙う本音」をそのまま乗せる自虐投稿で1,148いいねを集めました。
宣伝色を薄め、担当者個人の人間味を見せる振る舞いが、積み重ねてきたキャラクター性と相まって読者の共感を引き出した形です。

さらに深掘りしたい方へ

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東洋水産の”マルオ”こと公式Xの過去のやり取りについては、マルちゃん公式が独白「マルオじゃないんです」に、各企業から反応続々で詳しく報じられています。