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はなまるおばけ主役の「ハナマルデー」8月7日制定、公式Xの企画に見るハッシュタグ拡散の作り方

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月4日 更新
はなまるおばけ主役の「ハナマルデー」8月7日制定、公式Xの企画に見るハッシュタグ拡散の作り方

「今日も頑張った人にハナマルをくれる、不思議なおばけ」。
サンリオのキャラクター「はなまるおばけ」の設定を初めて聞いて、そのシンプルさに少し驚きました。
褒めてくれるだけの存在で、物語もオチもいらないんです。
この「はなまるおばけ」を主役にした記念日「ハナマルデー」が、毎年8月7日として一般社団法人日本記念日協会に認定されました。
SNS運用担当者やマーケターにとっては、記念日制定とハッシュタグキャンペーンを組み合わせてエンゲージメント(いいね・返信・拡散などの反応)を生む、教科書的な事例として読める内容です。

先に結論をまとめると:
– 「ハナマルデー」は毎年8月7日に制定された正式な記念日で、認定元は一般社団法人日本記念日協会
– サンリオ公式X(@marumaru_sanrio)は8月4日〜10日、フォロー+ハッシュタグ付き引用リポストを条件に抽選87名へプレゼントするキャンペーンを実施中
– 「フォロー+引用RP」という応募条件は、フォロワー増加と投稿の可視化拡大を同時に狙える設計になっている

何が起きたのか サンリオ公式Xが記念日発表とキャンペーンを連投

発端は8月4日未明、サンリオの「はなまるおばけ」公式アカウントが投稿したこの1本でした。

「ハナマルをおくりあうことで、笑顔が増えて、やさしさが少しずつ広がっていきますように」という想いが込められている、という発表です。
この投稿は8月4日時点で4000件を超えるいいねを集めています。
フォロワーに向けた単なるお知らせではなく、記念日という「毎年繰り返せる型」を作った点が特徴です。
単発のキャンペーンは告知が終われば話題も終わりますが、記念日として認定されれば毎年同じ日に同じ盛り上がりを再現できる仕組みになります。
ただ、いいね数だけを見ても「なぜこのタイミングで記念日制定なのか」「認定にはどんな手続きが必要なのか」は分かりません。
そこで一次情報を確認してみました。

調べて分かったこと

「ハナマルデー」は誰がどうやって認定したのか?

WebSearchで確認したところ、認定元は一般社団法人日本記念日協会でした。
この協会は、企業や団体が独自に定めた記念日を審査・登録する組織で、「〇〇の日」として世の中でよく見かける記念日の多くはここに登録されています。
地元紙の報道によると、サンリオは毎年8月7日を「ハナマルデー」として同協会に認定・登録したとのことです。
つまり今年限りのキャンペーンではなく、毎年同じ日に開催できる恒常的な記念日として設計されていることが分かりました。
8月7日という日付自体、はなまるおばけの誕生日にも当たるようで、キャラクター設定とイベント日を重ねている点も戦略的です。

「はなまるおばけ」とはどんなキャラクターなのか?

記念日の主役である「はなまるおばけ」は、サンリオが2023年に展開したユーザー参加型プロジェクト「NEXT KAWAII PROJECT」で1位を獲得してデビューしたキャラクターです。
公式サイトによると、「今日もがんばった『あなた』にハナマルをくれる、不思議なおばけ」という設定で、恥ずかしがり屋な性格、特技はかくれんぼ、好きな食べ物は甘いもの、宝物は「あかえんぴつ」といった細かい人物像が公開されています。
「褒めてくれる」というシンプルな役割が、そのまま「ハナマルを送り合う」という記念日のコンセプトに直結しているのが分かります。

キャンペーンの応募条件はどこまで断定できるか?

サンリオ公式Xは記念日発表の直後、こちらの投稿でキャンペーンの詳細を告知しています。

投稿内容と外部メディアの報道を突き合わせると、応募条件は「@marumaru_sanrioをフォローすること」「ハッシュタグ『#ハナマルデー』をつけて該当投稿を引用リポストし、頑張りエピソードを投稿すること」の2点で、期間は8月4日(火)〜8月10日(月)、抽選で87名に「ハナマルギフトBOX」が贈られるという内容です。
この数字や条件は公式投稿と複数の報道で一致しているため、比較的信頼できる情報と言えます。
一方で、実際にどの程度の応募が集まったか、抽選結果がいつ発表されるかは、記事執筆時点では公表されていません。
断定できない部分として留めておきます。

なお、記念日にあわせて公式アカウントは頑張りエピソードを募るだけでなく、記念日当日に向けた生配信も行っています。

「みんなではなまるスペシャル💮」と題した配信で、コメントするとキャラクターからリアルタイムでハナマルがもらえる可能性がある、という内容でした。
X投稿・YouTube配信・オフラインイベント(はなまるうどんやキデイランドでの実物配布など)を組み合わせ、複数チャネルで同じ「ハナマルデー」というキーワードに触れる機会を作っている構成が見て取れます。

Shiritomo編集部の考察:フォロー条件付き引用RPが効く理由

このキャンペーンの応募条件を見ると、「フォロー+ハッシュタグ付き引用リポスト」という組み合わせが目を引きます。
単なるリポストではなく引用リポストを条件にしているのは、参加者自身のフォロワーのタイムラインにも「頑張りエピソード」というオリジナルコンテンツが表示されるためです。
リポストだけでは元投稿がそのまま流れるだけですが、引用リポストなら参加者ごとに異なる文章が生まれ、ハッシュタグの検索結果ページに多様な投稿が積み上がっていきます
これは、ハッシュタグを軸にした「見つけやすさ」の設計として理にかなっています。

また、記念日を認定団体に登録するという手順も見逃せません。
企業独自の「〇〇の日」は乱立していますが、公的な認定を経ることで報道機関に取り上げられやすくなり、SNS外のメディア露出(今回の地方紙報道など)にもつながります。
SNS上のキャンペーンだけで完結させず、記念日認定という「外部の権威付け」を組み合わせている点は、単発の話題作りとは一線を画す設計として参考になるはずです。
フォロワー数の少ないアカウントが同様の企画を組む場合、記念日協会への登録までは難しくても、「毎年同じ日に同じ企画を繰り返す」という発想自体は取り入れられる部分ではないでしょうか。

まとめ

「ハナマルデー」は毎年8月7日という恒常的な記念日として、はなまるおばけというキャラクターの世界観をそのままキャンペーン設計に落とし込んだ事例です。
フォロー+引用リポストという応募条件や、記念日認定という外部からの権威付けは、単発の話題作りにとどまらないSNS運用のヒントになりそうです。

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