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パペットスンスン、ニベアソフトと数量限定コラボ――同じ週にエイトザタラソとも

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月10日 更新
パペットスンスン、ニベアソフトと数量限定コラボ――同じ週にエイトザタラソとも

青い毛に覆われた体に、丸い目玉が2つ。
手足は黒い手袋のような造形で、口の中は真っ黒です。
このキャラクターが、ニベアソフトのスキンケアクリームのチューブいっぱいに描かれ、2026年10月9日、公式Xで発表されました。
同じ日、ヘアケアブランド「エイトザタラソ」もこのキャラクターとのコラボ商品を発売しています。
1体のキャラクターに、顔も業種も違う2社が同じ週にタイアップを仕掛けた格好です。
SNSで育ったキャラクターIPが、なぜここまで企業に選ばれるのか。
その理由を調べました。

先に結論をまとめると:
– ニベアソフトが「パペットスンスン」とのコラボスキンケアクリームを数量限定発売、同日にヘアケアブランド「エイトザタラソ」もスンスンとのコラボ商品を発売した
– スンスンは2019年にYouTubeで活動を始め、2024年のTikTok動画拡散をきっかけに人気が広がり、コンバースやスシローなど大手ブランドとのコラボをすでに重ねている
– 異業種2社が同じ週にこのキャラクターを選んだ背景には、過去のコラボで積み上げてきた「商品が動く」実績の手堅さがある

何が起きたのか:ニベアソフトとの数量限定コラボ

ニベア公式のキャンペーンアカウントが投稿した画像には、NIVEA soft のロゴと並んで「PUPPET SUNSUN」の文字、そして白いチューブを抱きしめるスンスンのイラストが描かれています。
チューブには「手・顔・からだ用」「みずみずしくうるおうスキンケアクリーム」と書かれており、既存のニベアソフト製品にスンスンのデザインをあしらった数量限定版という位置づけです。

投稿文では発売店舗や期間の明記はなく、「ぜひ店頭でチェックしてみてください」とだけ呼びかけています。
ただしすでに商品を購入してレビューするYouTube動画が投稿されており、店頭での販売自体は始まっているとみられます。

ただ、気になるのはこのタイミングです。
同じ10月9日に、もう1つ別の業種のブランドもスンスンとのコラボ商品を発売していました。

調べて分かったこと

なぜ同じ週に2つのコラボが重なったのか

スンスンの公式Xアカウントは同日、ヘアケアブランド「エイトザタラソ」とのコラボも発表しています。

投稿によると、エイトザタラソとのコラボは「初コラボ」で、シャンプー&トリートメントのスペシャルキットやヘアオイル、ヘアミルク、集中ヘアマスクなど複数アイテムをラインナップ。
価格帯は1,210円から3,410円で、10月9日から全国のバラエティショップやドラッグストア、楽天市場、Amazonで順次発売されています。
実はこちらは9月14日からステラシード公式オンラインストアで、9月18日からロフト・プラザで先行発売されていました。
10月9日の一般発売は、その本格展開という位置づけです。

スキンケアとヘアケア、商品ジャンルはまったく別の2社が、同じキャラクターに同じタイミングで声をかけた格好です。
これは偶然というより、スンスンというキャラクター自体が「コラボ相手として引っ張りだこ」の状態にあると見たほうが実態に近いでしょう。

スンスンとは何者か

パペットスンスンは、株式会社CHOCOLATEが手がけるキャラクターコンテンツです。
青いパペットの「スンスン」を中心に、2019年2月からYouTubeでパペットアニメーションの配信を始めました。
当初は一部のファンに知られる存在でしたが、2024年秋ごろにTikTokへ投稿されたスンスンと仲間「ノンノン」のダンス動画を著名人やインフルエンサーが相次いでまねました。
これをきっかけに、SNSを中心に人気が急拡大したとされています。

2025年7月時点でYouTubeチャンネルの登録者は80万人を超え、総再生回数は1億3,200万回に達していると報じられています。
同年2月に実施された高校生対象の調査では、「今好きなキャラクター」の3位にランクインしたという情報もあります。

この知名度を背景に、スンスンはすでに複数の大手ブランドとコラボを重ねてきました。
コンバースやビームス、GUといったファッション系、スシローやセブンイレブン、森永製菓といった食品・小売系、さらにはプロ野球球団まで実績は幅広いです。
業種を横断してタイアップしてきたことがうかがえます。
これらのコラボ商品はしばしば即完売になるなど、ファン層の外にも購買力が及んでいる点が企業側の採用理由になっているとみられます。

次はどんなコラボがあるのか

「スンスンコラボ」という検索語は、月間8,100件ほどの検索があり、1年を通じてほぼ一定のペースで調べられ続けています。
一過性のブームというより、新作コラボが出るたびに情報をチェックする層が定着していると考えられます。
実際、10月だけを見てもガチャガチャやプライズ景品など複数の展開が並行して進んでおり、ニベアソフトとエイトザタラソの2件は、その中の一部にすぎません。

Shiritomo編集部の考察:キャラコラボはもう賭けではない

スンスンの事例が示すのは、SNS発のキャラクターIPが企業のマーケティング戦略の中で「賭け」から「実績のある選択肢」へと位置づけを変えつつあるという点です。
かつてバズったキャラクターとのコラボは、話題性はあっても売上につながるかどうかが読みにくい施策でした。
ですが過去のコラボで繰り返し完売という結果を残しているキャラクターであれば、企業側は過去の実績データをもとに投資判断ができます。

一方で、同じ週に異業種から複数のコラボが重なることは、SNS担当者にとって注意点でもあります。
タイムライン上で情報が競合し、どちらの発表も埋もれてしまうリスクがあるからです。
自社がキャラクターコラボを企画する際は、発売タイミングを他社と被らせない調整や、独自の切り口(商品ジャンルや限定性)を明確に打ち出すことが、情報の埋没を防ぐうえで重要になりそうです。

まとめ

ニベアソフトとエイトザタラソという、スキンケアとヘアケアの異業種2社が、同じ週にパペットスンスンとのコラボ商品を発売しました。
2019年の活動開始から積み上げてきた知名度と、過去コラボでの完売実績が、企業に選ばれ続ける理由になっているようです。

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