DEVIL BLADE REBOOT移植決定、30年前の自主制作シューを作者本人がリメイク
東京・上野のesports Style UENOでは、エムツーショットトリガーズの10周年を祝うイベントが開かれていました。
2026年10月10日、アーケードのシューティングゲーム復刻を手がけるブランド「エムツーショットトリガーズ」が、10周年を記念したリアルイベント「弩感謝祭」を上野で開催しました。
公式Xのアカウントからは、この日だけで『戦刃アレスタ』『DEVIL BLADE REBOOT』『アームドポリス バトライダー(仮)』『M2ShotTriggers ARCADE』の4本の新作・移植発表が飛び出しています。
そのうち『戦刃アレスタ』の移植についてはすでに単独記事で報じましたが、残る3本のうち、『DEVIL BLADE REBOOT』と『アームドポリス バトライダー(仮)』の発表内容と背景を掘ってみました。
先に結論をまとめると:
– 自主制作ツールで作られた1996年の『DEVIL BLADE』が、作者本人のリメイクでコンシューマ機へ移植決定
– 1998年の縦シュー『アームドポリス バトライダー』も復刻発表、18機体をチーム編成する新システム付き
– 2本とも発売時期・価格は未定で、「鋭意開発中」の段階
7年ぶりの上野イベントで、同じ日に2本の移植発表
エムツーショットトリガーズは、有限会社エムツーが2016年に立ち上げたパブリッシングブランドです。
「復刻から創生へ!」を掲げ、データイーストなど歴史的なシューティングタイトルをアーケードから現行機へ移植してきました。
『バトルガレッガ Rev.2016』『魔法大作戦』といった既存の復刻作に加えて、今回は10周年を記念し、7年ぶりとなるリアルイベントが上野で開かれています。
この日最初に発表されたのが『アームドポリス バトライダー(仮)』でした。
本日最初の発表は、
— 有限会社エムツー (@M2_game) 2026年10月10日
『アームドポリス バトライダー(仮)』!
エイティングのバトルシリーズ第2弾が、エムツーショットトリガーズこだわりの仕様で鋭意開発中!続報をお待ちください!
\Wel“comeback” to Violence city !/https://t.co/LD7ej9ixeF#M2STG弩感謝祭 pic.twitter.com/Wzi0znPbWC
続いて披露されたのが『DEVIL BLADE REBOOT』のコンシューマ機移植です。
どちらも「発売決定」ではなく「開発中」の発表で、具体的な発売日はまだ出ていません。
ただ、その分だけ「なぜ今このタイトルなのか」という背景には読みごたえがありました。
調べて分かったこと
DEVIL BLADE REBOOTはなぜ「特別な移植」なのか?
原作は、制作者のシガタケ氏が1996年に自主制作ツール「デザエモン+」を使って作り上げた疑似3DSTG(擬似的な立体視点を再現したシューティングゲーム)『DEVIL BLADE』です。
四半世紀の時を経て、シガタケ氏自身がゲームエンジン「Shooting Game Builder」を用いてフルリメイクし、現在はPC向けのSteam版として配信されています。
本日2つ……3つ目の新発表は、
— 有限会社エムツー (@M2_game) 2026年10月10日
『DEVIL BLADE REBOOT』のコンシューマ機移植!
制作者のシガタケさんからメッセージも預かっております!#デビルブレイドリブート #M2STG弩感謝祭 #M2STG10周年
📺https://t.co/LD7ej9ixeF pic.twitter.com/Pfy8Uo41ip
公式Xの投稿によれば、今回はこの作品のコンシューマ版(Consumer Edition・仮称)が「鋭意開発中」とのことで、制作者本人からのメッセージも披露されたと紹介されています。
自主制作のゲームが、30年越しに制作者本人の手で家庭用機へと渡っていくという経緯は、企業が権利を買い取って移植する一般的なケースとは少し違う文脈を持っています。
アームドポリス バトライダーは何のシリーズなのか?
原作は、ライジング(現・エイティング)が1998年にアーケード向けに発売した縦シューで、看板タイトル「バトルシリーズ」の第2弾にあたります。
エムツーショットトリガーズによる復刻では、18種類の機体を「チーム」として編成して出撃するシステムに加え、初心者向けの「SUPER EASY」モードや、次に出現するアイテムや隠しボスの状況を確認できる「M2ガジェット」機能が搭載される見込みです。
『バトルガレッガ』『魔法大作戦』といった過去作のキャラクターがゲスト参戦する点も特徴とされています。
対応プラットフォームや発売時期、価格はまだ明らかにされていません。
Shiritomo GAME編集部の考察:ニッチジャンルを10年続ける仕組み
ここまで見てきた3作に共通するのは、どれも1990年代のアーケード作品を起点にしている点です。
『DEVIL BLADE REBOOT』は自主制作から数えて30年、しかも制作者本人の手でリメイクされており、『アームドポリス バトライダー』も約28年前の作品です。
縦シューという市場規模の大きくないジャンルで、新しい作品をゼロから生み出すよりも、長く遊ばれてきたタイトルの権利と制作者本人を押さえ、対応プラットフォームを広げながら供給し続けるという戦略を10年続けてきたことになります。
ファンにとっては「次に何が来るか」を予測しづらい分、イベントそのものが毎回の発表の場として機能し、7年ぶりの開催でも会場に人を集める求心力になっていると考えられます。
まとめ
エムツーショットトリガーズの10周年イベントでは、『DEVIL BLADE REBOOT』『アームドポリス バトライダー(仮)』という性格の異なる2作の移植・復刻が、開発中の段階で発表されました。
発売日や価格はまだ見えていませんが、どちらも「過去の名作を今のハードで遊べるようにする」という同じ軸でつながっています。
続報は公式サイトや当日のYouTube生配信のアーカイブで確認できるでしょう。
さらに深掘りしたい方へ
今回の発表の一次情報は、以下の公式サイト・記事でも確認できます。
エムツーショットトリガーズ 10周年弩感謝祭 公式サイト
シューティング・レトロゲーム復刻の名手エムツー“M2ShotTriggers”10周年リアルイベント開催決定(電撃オンライン)
“チーム制”縦シュー『アームドポリス バトライダー(仮)』発表(Game Spark)
