次期iPad miniは価格3分の1という観測、36万4800円のiPhone Duoと同じ頭脳

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月29日 更新
次期iPad miniは価格3分の1という観測、36万4800円のiPhone Duoと同じ頭脳

254グラム。
9月に発表されたApple初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」を、閉じた状態で持ったときの重さです。
予約開始は10月16日、発売は10月23日。
価格はすでに公表されていて、256GBモデルで364,800円。
歴代のiPhoneの中でも、もっとも高い一台になります。

ところがその発表から間もない9月25日、次のiPad miniの中身がAppleの内部コードから漏れ出しました。
搭載チップはiPhone Duoと同じ「A20 Pro」。
値段はまだ発表されていませんが、現行モデルの価格帯から10万円前後という予想が複数出ています。
iPhone Duoを予約するつもりだった人にも、まだ迷っている人にも、無関係では済まなそうな話です。

先に結論をまとめると:
– 次期iPad miniはAppleの内部コード解析から「A20 Pro」チップ搭載が判明。
iPhone Duoと同じ世代の頭脳を積む見通しです
– 有機ELディスプレイ化・初の防水対応・前面カメラの位置変更など、現行モデルからの変更点も複数リークされています
– 発売時期・価格ともにApple公式の発表はまだなく、「10月末発売」「9万円台〜11万円台」はいずれも観測にとどまります

「A20 Pro」がまさかのiPad miniに

このリークを最初に伝えたのは、Appleの内部コード解析で知られるMacRumors寄稿者のAaron Perris氏です。
海外のApple系アカウント「Apple Hub」もこの情報を取り上げました。
間もなく登場する有機ELのiPad miniについて、ベゼルが薄くなった新デザイン・A20 Proチップ・横向きのフロントカメラ・新しいスピーカーシステムという4点をまとめて紹介しています。

現行のiPad mini(第7世代)が積むのはA17 Proという1世代前のチップです。
今回のリークが本当なら、次期モデルはA18 Pro・A19 Proの2世代をまるごと飛ばし、いきなり最新のA20 Proへ乗り換えることになります。
iPhone Duoが搭載する頭脳と、世代としては同じです。
ただしMacRumorsは、iPad mini向けのA20 Proが一部機能を制限した「binned版」になる可能性にも触れています。
過去のiPad miniでも例のある手法で、仮にそうなればiPhone Duoとまったく同じ性能にはならないかもしれません。

ただ、チップの世代が同じだからといって、価格まで近づくとは限りません。
ここから先は、これまでに分かっている情報を一次ソースにあたって確認していきます。

なぜ2世代も飛ばすのか

Appleがチップの世代を飛ばす背景として海外メディアが指摘しているのは、iPhone・iPadのラインナップ全体でチップの世代を揃える動きです。
現行のiPad mini(A17 Pro)とiPhone 18シリーズ(A20 Pro)では3世代の開きがありましたが、今回の刷新でその差が一気に埋まることになります。

ディスプレイとカメラ、変わるのはチップだけではない

リーク内容によれば、次期iPad miniはディスプレイを現行のLCDから有機ELへ切り替え、画面サイズもわずかに大きくなる見通しです。
フロントカメラは天面のベゼルから、横向き時に正面へ来る側面のベゼルへ移動。
ビデオ通話をしながら操作しても目線がずれにくくなる変更です。
スピーカーも振動方式の新しいシステムに置き換わり、iPadとしては初となる防水対応も噂されています。
iPad miniシリーズがここまで一度に変わるのは、久しぶりのことです。

発売はいつ、値段はいくらになるのか

発売時期について、Bloombergのマーク・ガーマン氏は10月末までの発売を予想しています。
Apple自身のイベント発表からそう時間を置かずに投入される可能性がある、という見立てです。

価格については見方が分かれています。
有機EL化に伴う値上げを見込んで11万円台からという予想がある一方、9万円台〜10万円台に収まるとみるメディアもあります。
どちらにしても、iPhone Duoの256GBモデル364,800円と比べれば、レンジの下限(9万円台)なら4分の1程度、上限(11万円台)なら3分の1程度に収まる見込みです。

折りたたみか、iPad miniか

もっとも、両者は同じ用途の製品ではありません。
iPhone Duoは閉じれば5.4インチのスマートフォン、開けば7.6インチの大画面という「1台2役」が売りです。
対して次期iPad miniは、あくまでスマホとは別に持つ8インチ台のタブレット。
電話としては使えず、カバンに入れて持ち歩く前提の道具です。

それでも同じA20 Proを積むという一点は、性能面での「どちらを選んでも損はしない」という安心材料になり得ます。
iPhone Duoの1TBモデルは469,800円、2TBモデルは574,800円まで価格が上がります。
動画編集や重いアプリを快適に使いたいだけなら、次期iPad miniのほうが同じ処理性能をより手頃な価格で得られる可能性もあるわけです。

Shiritomo GADGET編集部の考察

Appleが最近のiPad miniで繰り返してきたのは、iPhoneの主力チップを1〜2世代遅れで移植するという設計です。
今回のようにその差を一気に解消する動きは、単なる性能アップというより「どのカテゴリを選んでも中身は最新である」という状態を作る狙いに見えます。
iPhone Duoという高価格帯の新カテゴリを立てたからこそ、その対極にある手頃な選択肢の性能も底上げしておく必要があった、という見方もできそうです。
読者としては、価格だけで「安いほうが型落ち」と判断するのは早計かもしれません。

まとめ

次期iPad miniがiPhone Duoと同じA20 Proを積むという観測は、性能と価格の関係を一度整理し直すきっかけになりそうです。
ただし発売日も価格も未確定なので、Apple公式の発表を待ってから判断するのが確実でしょう。

さらに深掘りしたい方へ

「Apple…嘘だと言ってくれ」――iPhone Duo実機ハンズオン全員絶賛の裏で、読者がざわついた理由「Apple…嘘だと言ってくれ」――iPhone Duo実機ハンズオン全員絶賛の裏で、読者がざわついた理由254グラム。 Appleの初めての折りたたみiPhone「iPhone Duo」を閉じた状態の重さです。

次期iPad miniのリーク詳細は、MacRumorsの報道で内部コードの画像付きで解説されています。
iPhone Duoの正式スペック・価格は、価格.comの製品ページで確認できます。

【訂正】(2026年9月30日)
公開当初の記述に誤りがありました(現行iPad mini(A17 Pro)とiPhone 18シリーズ(A20 Pro)の差を「2世代の開き」と記述しているが、直前の「A18 Pro・A19 Proの2世代をまるごと飛ばす」という記述と矛盾する)。
一次情報を確認したところMacRumors記事は次期iPad miniが「A18 ProとA19 Pro世代をスキップしてA20 Proに直接移行する」と明記しており、記事自身の『A18 Pro・A19 Proの2世代をまるごと飛ばし、いきなり最新のA20 Proへ乗り換える』という記述と整合する。
これはA17 Pro→A18 Pro→A19 Pro→A20 Proという3段階分の隔たりを意味し、同じ段落内の『2世代の開き』という表現は記事内の他の記述と矛盾する誤り。
該当箇所を修正しています。
読者のみなさまにお詫びして訂正いたします。