「なんのためのレーティング制度なのかわかんねぇよな」――GTA6日本版、ファイルサイズが世界版より約1.1GB小さく
208.74GBと209.86GB。
Microsoft Storeに並んだ『グランド・セフト・オートVI』(GTA6)の2つの数字が、発売を11日後に控えたプレイヤーたちをざわつかせています。
差はわずか1.1GBほどですが、見られているのはファイルサイズそのものではなく「何が削られているのか」です。
GTA6を予約しようとしている人、過去作で日本版の規制を経験したことがある人にとっては、見逃せない話題になっています。
先に結論をまとめると:
– Xbox版の日本向けストアページで、必要容量が世界向けより約1.1GB小さいことが判明しました
– CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)の「Z」区分(18歳以上のみ対象)が設定されていますが、具体的な規制内容はRockstar Games・Take-Twoから公式に発表されていません
– 前作『GTA5』では日本版だけ拷問シーンなどが削除された前例があり、同様の対応が疑われています
何が起きたのか
発端は、Microsoft Storeの商品ページに掲載された必要ディスク容量の違いでした。
日本向けのXbox Series X|S版が208.74GBと表示されているのに対し、世界向け(グローバル)版は209.86GB。
その差は約1.1GBにのぼります。
GTA6の発売日は11月19日、プリロード(事前ダウンロード)は11月10日に始まる予定で、通常版9,800円・アルティメット・エディション12,280円という価格もすでに案内されています。
あるユーザーは、年齢制限を設けたうえでさらに規制を加えることの意味を問う投稿を残しました。
CEROを解体しろとは言わんが、年齢制限をかけたうえで規制が入るってのはもうなんのためのレーティング制度なのかわかんねぇよな https://t.co/r7I0hHAUw5
— sʏᴋ_23 (@syake_sub_) 2026年11月7日
ただ、ファイルサイズの差だけでは「何が削られたのか」までは分かりません。
そこで、過去作がどう扱われてきたかを確かめてみました。
調べて分かったこと
なぜ日本版だけ小さいのか?
Rockstar GamesもTake-Two Interactiveも、2026年11月8日時点で日本版と世界版の内容差について公式な説明を出していません。
CEROのレーティングは「Z」、つまり18歳以上のみを対象とする区分であり、理屈のうえでは成人向けの表現をそのまま収録できるはずです。
それでも規制が疑われているのは、過去作で同じパターンが繰り返されてきたからです。
過去作ではどう規制されたのか?
前作『GTA5』の日本語版では、ミッション「ありふれた捜査(By the Book)」の拷問シーンがカットされ、ターゲットを狙撃するだけで達成扱いになる仕様に変更されていました。
主人公の一人トレバーの初登場シーンにあった性的な描写もカットされ、別のミッションに登場するタトゥーのデザインも、海外版の男性器モチーフから日本版ではロケットに差し替えられています。
いずれも「カットされたことに気づきにくい形」で処理されていた点が特徴で、今回のファイルサイズ差が同様の調整を示しているのではないかと見る声につながっています。
CEROの審査制度そのものを批判する投稿も見られました。
てかまじでゲームの表現規制えぐすぎて萎えるわ
— ルーク (@1ukee__) 2026年11月7日
なんでZ指定で18禁にしてんのにわざわざ規制する意味がわからん
もうディスク廃止するんならCEROじゃなくて海外のレーティング機関通してから販売できんのかな?
本当に表現がカットされているのか、カットされているとすれば何が対象なのかは、発売後にユーザーの手で比較されるまで確定しません。
プリロードが始まる11月10日以降、データ容量の内訳や実際のプレイ内容を手がかりにした検証が活発になる可能性があります。
Shiritomo GAME編集部の考察
今回の騒動で興味深いのは、「規制されたかどうか」より先に「ファイルサイズの数字」が議論の起点になった点です。
かつては発売後にプレイヤーが比較して初めて分かっていた規制の有無が、今はストアページの数字という形で発売前から可視化されるようになりました。
プラットフォーマー側が容量情報を細かく公開するほど、こうした「数字からの逆算」は今後も起きやすくなるはずです。
CERO側にとっても、レーティングの説明責任を果たす機会がこれまで以上に早いタイミングで求められる時代になったと言えそうです。
まとめ
GTA6の日本版はXboxストアの表示上、世界版より約1.1GB小さいことが分かりました。
CEROの「Z」指定にもかかわらず規制が疑われているのは、前作『GTA5』で拷問シーンなどが実際にカットされた前例があるためです。
公式な説明がない以上、実態がはっきりするのは発売後になりそうです。
さらに深掘りしたい方へ
GTA6の発売日やレーティングの詳細は公式サイトでも確認できます。

