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あくねこ公式が体験談募集、「#やっててよかったあくねこ」に5000いいね超の反響

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月5日 更新
あくねこ公式が体験談募集、「#やっててよかったあくねこ」に5000いいね超の反響

「やっててよかった体験談をお聞かせ下さい」。
スマホアプリ『悪魔執事と黒い猫(あくねこ)』の公式アカウントが投稿した、たった1枚のお願い文に反応が集まっています。
公開から1日足らずで、いいねは5000件を超えました。
SNS運用者やマーケターにとっては、UGC(ユーザー生成コンテンツ:企業ではなくユーザーが作る投稿や口コミ)を集めるハッシュタグ企画が、実際どれくらいの反応を呼ぶのかを確認できる事例として読めます。

先に結論をまとめると:
– あくねこ公式が「#やっててよかったあくねこ」のタグで体験談投稿を呼びかけ、投稿自体が1日足らずで5000いいね・900リツイート超・引用217件を集めた
– 呼びかけの文面には「今後のサポートの参考にさせていただきます」とあり、目的はユーザーの声を集めるマーケティングリサーチに近い
– 同種のハッシュタグキャンペーンは、公式主導のビアードパパから、合言葉的な投稿がユーザー発で自然発生したLegioMadeまで他ブランドでも広がっており、SNS運用の定番パターンになりつつある

公式アカウントが「体験談をお聞かせ下さい」と呼びかけた

投稿したのは、あくねこの公式アカウント(@akuneko_info)です。
投稿画像には次のように書かれています。

「主様にお願いがございます。
あくねこに支えられた、癒された、刺激をもらったなどの体験談を #やっててよかったあくねこ のタグをつけてXに投稿していただけませんでしょうか?主様の投稿は執事たちが目を通させていただき、今後の主様のサポートの参考にさせていただきます」

この投稿そのものへの反応は、取得時点でいいね5314件・リツイート900件・引用217件・ブックマーク590件・インプレッション13万回超と、公式アカウントの通常投稿としてはかなり大きい数字です。
どんな体験談が実際に集まっているかは、投稿一つひとつまでは確認できていませんが、この規模の引用・拡散が起きていること自体が、呼びかけが読者に届いている証拠といえます。
ただ、この数字だけでは「なぜここまで反応したのか」は見えてきません。
そこで、あくねこというアプリの背景と、この種のキャンペーン手法そのものを調べてみました。

調べて分かったこと

あくねこはどんなアプリなのか?

『悪魔執事と黒い猫』は、スタジオわさびが手がける女性向けのアドベンチャーアプリです。
18人の執事キャラクターと選択式の会話を重ねていく形式で、日々プレイを続けるほど会話の内容が変化していく設計になっています。
基本プレイは無料で、アイテム課金で衣装などを追加できる仕組みです。

App Storeでは19万件超のレビューで評価4.8と高く、2021年12月24日の配信開始から、まもなく5年を迎える長期運営タイトルです。
機能面では、スケジュール管理や天気予報、ストレッチ・リラックスの案内、安眠サポートなど、執事が日常生活に寄り添うことを前面に出したメンタルケア寄りの設計が特徴です。
今回の呼びかけで「支えられた、癒された」という言葉が使われているのも、このアプリの売り自体がそこにあるからだと分かります。

なぜ今、体験談を募ったのか?

公式が明言している理由は、投稿文にある「今後の主様のサポートの参考にさせていただきます」という一文だけです。
新機能の告知やキャンペーンの発表は伴っておらず、純粋にユーザーの声を集める目的だったと読めます。

マーケティングの視点で見ると、これは一般的な「ユーザーインタビュー」や「お客様の声」収集を、SNS上で低コストに行う手法です。
アンケートフォームを作って回答を募るより、ハッシュタグを立ててX上に投稿してもらう方が、拡散の副次効果(他のユーザーの目に触れる・引用で広がる)も同時に狙えます。
実際に217件の引用が付いたということは、少なくともその分だけ誰かがこの投稿を自分のタイムラインで取り上げた計算になります。

ハッシュタグキャンペーンはSNS運用でどう使われているのか?

公式がオリジナルのハッシュタグを立てて体験談や投稿を募る手法は、あくねこに限った話ではありません。
Shiritomoでこれまで扱った事例でも、ビアードパパが抽選応募にコメント条件を課して反応を集めたケースや、LegioMadeの「やってきました925の日」のように合言葉的な投稿が自然発生的に広がったケースがありました。

ただし、こうした企画は「タグを立てればユーザーが投稿してくれる」わけではなく、普段からアプリやブランドに愛着を持っているユーザー層がどれだけいるかに成果が左右されます。
あくねこのように日常的に使われる継続利用型のアプリは、ユーザーとの接点が多い分、こうした呼びかけへの反応も得やすいと考えられます。
SNS担当者がハッシュタグキャンペーンを設計する際によく検討されるのが、①参加条件を明確にシンプルにすること、②投稿のハードルを下げる文例・テンプレートを添えること、③公式が実際に目を通す姿勢を示すことの3点です。
今回の投稿も「執事たちが目を通させていただき」という一文で、投稿が読まれることを明示しており、この型に沿っています。

Shiritomo編集部の考察:声を集める設計そのものが運用施策

この投稿が興味深いのは、キャンペーンの体裁を取らず、特典や抽選も付けずに体験談を募っている点です。
インセンティブなしでも5000件規模のいいねが集まった背景には、普段からアプリへの満足度が高いユーザー基盤があると考えられます。
見返りを用意したキャンペーンは短期的な参加者は集めやすい一方、投稿の質は「特典目当て」に寄りがちです。
逆に今回のような無条件の呼びかけは、投稿してくれる数は少なくなる可能性がある代わりに、集まった声の熱量は高くなりやすいという違いがあります。
SNS担当者がUGCを集める施策を設計する際は、特典の有無によって「量を取りに行くのか、熱量の高い声を取りに行くのか」を先に決めておくと、呼びかけ文面の作り方も変わってくるはずです。

まとめ

あくねこ公式が無条件で募った体験談の呼びかけは、特典なしでも5000いいね・引用217件という反応を集めました。
ハッシュタグで声を集める手法自体は目新しいものではありませんが、継続利用されるアプリほど反応を得やすいことが、今回の事例からもうかがえます。

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公式サイト・アプリの詳細は悪魔執事と黒い猫 公式サイトで確認できます。