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「シリーズ歴代最高のスタート」――名探偵プリキュア映画、3日で前作を上回った中身

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月22日 更新
「シリーズ歴代最高のスタート」――名探偵プリキュア映画、3日で前作を上回った中身

4億4558万4150円。
公開からわずか3日で、劇場版『名探偵プリキュア!』が刻んだ興行収入の数字です。
動員数も35万7612人にのぼり、プリキュアシリーズの映画としてはこれまでで最も勢いのあるスタートになったと発表されました。

9月18日から20日までの週末3日間、この数字が公式に発表されると、X上には「歴代最高のスタート」を伝える投稿が相次ぎました。
長年シリーズを追いかけてきた人にも、今回の映画から劇場に足を運び始めた人にも、この初速がどれほどの意味を持つのか、気になるところではないでしょうか。

この記事では、「歴代最高」がどれくらいの差で実現したものなのか、そして映画を後押ししているイラストや声優陣の動きも含めて、公式発表と一次情報をもとに整理しました。

先に結論をまとめると:
– 週末3日間の興収4億4558万4150円・動員35万7612人は、2023年公開『映画プリキュアオールスターズF』のオープニング成績を興収・動員ともに上回り、シリーズ歴代最高のスタートになりました
– これを記念して、プリキュアシリーズのイラストを長く手がけてきた上北ふたご氏が、複数世代のキャラクターを描いた描き下ろしイラストを公開しています
– 出演声優たちが直筆メッセージを寄せるなど、公開後もSNS上でキャスト・ファン双方の反応が続いています

公開3日で「歴代最高」と発表された中身

映画『名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』は、2026年9月18日(金)に全国公開されました。
公開後の週末3日間、9月18日から20日までの興行成績が9月21日に発表され、動員35万7612人、興行収入4億4558万4150円という数字が明らかになっています。

この発表を伝えた投稿がこちらです。

投稿にもある通り、この成績は2023年公開の20周年記念作品『映画プリキュアオールスターズF』のオープニング興行成績を上回るものと紹介されています。
オールスターズFは最終的な興行収入が15億円を超えた大ヒット作でした。
その初速を上回ったのであれば、プリキュア映画としては過去最高のスタートということになります。
ただ、「上回った」という言葉だけでは、どれくらいの差なのかまでは伝わりません。
そこで、実際の数字を突き合わせてみました。

数字を確かめてみると見えてきたこと

本当にオールスターズFを超えているのか

『映画プリキュアオールスターズF』のオープニング3日間(2023年9月15〜17日)の成績は、動員35万6925人・興行収入4億3700万1330円でした。
今回の『名探偵プリキュア!』は動員35万7612人・興行収入4億4558万4150円です。

動員数の差はわずか687人、興行収入の差は約858万円、率にして約2.0%増です。
「歴代最高」は事実ですが、決して大差での更新ではなく、前作と肩を並べる水準からわずかに上乗せした僅差の更新というのが実際のところでした。
裏を返せば、20周年記念という特別編成だった前作に、通常編成の新作が並ぶところまで来ているとも言えそうです。

上北ふたご先生のイラストに描かれているもの

興行成績の発表に合わせて、プリキュアシリーズの関連イラストを長く手がけてきたイラストレーターの上北ふたご氏による描き下ろしイラストが公開されました。
今回のイラストには、今作のキャラクターに加えて「キミとアイドルプリキュア♪」「わんだふるぷりきゅあ!」といった過去シリーズのキャラクター、さらに映画オリジナルキャラクターの姿も描かれていると伝えられています。

なお、上北ふたご氏はシリーズの原作者ではなく、これまでも歴代キャラクターを1枚に集めたイラスト集を複数手がけてきた立場のイラストレーターです。
今回のイラストも、その延長線上にある記念企画という位置づけになります。

声優陣も直筆メッセージで応援

興行成績の発表と前後して、出演声優陣による直筆メッセージも公開されています。
千賀光莉さん、本渡楓さん、長谷川育美さん、東山奈央さん、鬼頭明里さんらが寄せたコメントとイラストが1枚にまとめられたもので、劇場に足を運んだ観客への感謝や、映画を楽しんでほしいという呼びかけが手書きの文字で並んでいます。
同じ投稿では新規の場面カットも公開されており、複数のキャラクターが並んで映るカットなど、劇場公開に合わせた新しいビジュアルが確認できます。

映画をきっかけに新しいコラボも動き出している

映画のヒットを受けてか、コラボ企画も相次いで発表されています。
映画に出演する東山奈央さんは、自身が演じるキンバリーが登場する『ストリートファイター6』とのコラボについて、投稿で喜びを語っていました。

投稿によると、コラボは12月17日から配信されるとのことです。
グッズ展開も動いており、バンプレストは9月25日からクレーンゲームの景品としてぬいぐるみを順次展開すると発表しています。
映画単体のヒットにとどまらず、周辺企画が次々と重なっていく様子がうかがえます。

Shiritomo ANIME編集部の考察:僅差の更新が語るシリーズの体力

今回の「歴代最高」は、前作から大きく数字を伸ばした結果ではなく、20周年記念という特別編成だった前作の水準に、通常編成の23作目が並んだという点に意味があると見ています。
プリキュアシリーズは毎年新作が交代する長寿シリーズで、記念作でなければ数字が落ちるのが一般的な傾向です。
その中で通常作が前年の記念作級の初速を出したという事実は、単発のヒットというより、シリーズ全体の土台が底上げされているサインとも読めます。

背景にあるのが、ミステリーという新しい切り口と、上北ふたご氏のイラストに象徴される世代をまたいだキャラクター展開です。
過去シリーズのキャラクターを新作の記念企画に登場させる手法は、旧作ファンを新作の劇場へ呼び戻す動線として機能しているように見えます。
声優陣の直筆メッセージも、キャスト自身が観客への感謝を発信することで、公開後の口コミを後押しする役割を果たしていそうです。

まとめ

映画『名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』は、公開3日間で動員35万7612人・興行収入4億4558万4150円を記録し、前作『映画プリキュアオールスターズF』のオープニング成績をわずかに上回ってシリーズ歴代最高のスタートとなりました。
上北ふたご氏の描き下ろしイラストや声優陣の直筆メッセージ、相次ぐコラボ発表が重なり、公開後もSNS上での話題が続いています。

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興行成績の詳細はオリコンニュースの記事でも報じられています。