『ソウ』4Kレストア版、10月30日からリバイバル上映——新ポスター投票は10月9日まで
ポスターAには逆トラバサミをはめられた女性、ポスターBには浴室で鎖につながれた男性が描かれています。
ホラー映画『ソウ』4Kレストア ディレクターズ・カット版の新ビジュアル2種が、Filmarksの公式Xアカウント上で「どちらが好きか」投票にかけられました。
投票に参加するとオリジナルグッズが当たるチャンスがあり、締切は10月9日11:59です。
10月30日からの劇場リバイバル上映を控えたこのタイミングで、なぜ観客に「選ばせる」宣伝が仕掛けられているのでしょうか。
劇場に足を運ぶか迷っている方、昔『ソウ』を観た記憶がうっすら残っている方に向けて、上映館数や上映期間、そして今回がなぜ「劇場初公開のディレクターズ・カット版」なのかまで、分かっている情報を整理します。
先に結論をまとめると:
– 『ソウ』4Kレストア ディレクターズ・カット版は、10月30日から全国60館以上で2週間限定のリバイバル上映
– 新ポスター2種の投票キャンペーンは10月9日11:59が締切で、投票者の「多数派」「少数派」からそれぞれ2名にオリジナルグッズが当たる
– 今回の上映は、本作が劇場で公開されるのは初となるディレクターズ・カット版
Filmarksが仕掛けた新ポスター投票企画「Make your choice」
今回の仕掛け人は、映画レビューサービス「Filmarks」が手がけるホラー映画の連続上映企画「Filmarksホラー」です。
その第1弾として選ばれたのが、2004年公開のシリーズ第一作『ソウ』でした。
9月4日には、リバイバル上映の予告編解禁がFilmarks公式から発信されています。
予告編解禁からおよそ1か月後、今度は新ポスタービジュアルの第2弾として「Make your choice」と題した投票企画が始まりました。
Filmarksリバイバル上映アカウントをフォローしたうえで好きなポスターに投票し、理由をコメントすると、投票結果の多数派・少数派からそれぞれ2名に『ソウ』オリジナルグッズが贈られる仕組みです。
ただ、投票企画が始まったという事実だけでは、実際にどこで、いつまで観られる上映なのかまでは分かりません。
ここから一次情報を確認していきます。
調べて分かったこと
上映館数と上映期間はどうなっている?
公式発表の時点で全国60館、料金は1,700円均一(各種サービスデーや他の割引は利用不可)、レイティングはR15+です。
上映期間は10月30日(金)から2週間限定となっています。
公式発表には「公開劇場は順次追加予定」と明記されており、続報では61館、新ポスター発表時点ではさらに増えた館数が伝えられています。
上映館数は発表のたびに増えており、最終的な館数は上映直前まで変わる可能性があります。
なぜ「劇場初公開のディレクターズ・カット版」なのか?
『ソウ』は2004年にジェームズ・ワン監督が手がけた作品です。
わずか120万ドルの予算と18日間の撮影で完成した自主制作に近いデモ映像から出発し、世界興行収入1億ドルを超えるヒットになりました。
この成功が、ワン監督と脚本のリー・ワネル氏によるコンビの『インシディアス』、そしてワン監督自身が手がける『死霊館』シリーズへとつながっていきます。
今回リバイバル上映されるのは、これまで劇場で公開されたことのないディレクターズ・カット版です。
従来のDVD・配信版とは異なる編集が、大画面で観られる初めての機会になります。
「逆トラバサミ」はなぜ今も検索され続けるのか?
ポスターAに描かれた「逆トラバサミ」は、『ソウ』シリーズの中でも特に知名度の高い仕掛けの一つです。
顎にはめた装置が作動するまでに鍵を見つけられるかという、シリーズの持ち味である「究極の選択」を象徴する存在として、続編が重ねられるたびに繰り返し話題にのぼってきました。
Google広告のキーワードプランナーによると、2026年8月時点で「逆トラバサミ」は月間1,600件前後の検索があり、直近1年の平均ともほぼ同水準(跳ね1.0倍)で推移しています。
一過性の流行ではなく、シリーズそのものの代名詞として年間を通じて検索され続けている言葉だということがうかがえます。
ポスターBに描かれた浴室も、物語の中心となる舞台として知られる場所です。
いずれのビジュアルも、結末に関わる具体的な展開には触れていません。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
今回の投票キャンペーンが興味深いのは、「宣伝のために新しく作ったビジュアル」を、公開前に観客自身へ選ばせている点です。
従来のリバイバル上映は「オリジナル版を大画面で」という懐かしさの訴求が中心でしたが、今回は新しいポスターという未知の要素を加え、観客を単なる受け手から判定する側へ引き上げています。
多数派だけでなく少数派にも賞品を用意しているのは、投票企画にありがちな「負けた側が置いていかれる」空気を和らげる工夫に見えます。
22年前の作品を今の観客に届けるには、懐古だけでなく「参加できる余地」を残すことが効いているのかもしれません。
他の長寿ホラーシリーズの再上映でも、同様に観客参加型の仕掛けが増えていくのではないでしょうか。
まとめ
『ソウ』4Kレストア ディレクターズ・カット版は、10月30日から全国60館以上で2週間限定のリバイバル上映を迎えます。
新ポスターの投票キャンペーンは10月9日11:59が締切で、劇場に足を運ぶ前に公式Xアカウントをのぞいてみると、上映前の空気を一足先に感じられるはずです。