XREAL AURA、日本価格22万9800円から発表 予約パスで4万5000円引きに

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月8日 更新
XREAL AURA、日本価格22万9800円から発表 予約パスで4万5000円引きに

22万9800円。
有線接続のXRグラス(拡張現実・仮想現実を1台でこなすヘッドセット)に、この値札がついた。

XREALが「XREAL AURA」の日本価格を正式に発表しました。
6月の発表時点では「1500ドルを超えない」としか明かされていなかった価格がようやく確定し、発売に向けた最後のピースが埋まった形です。
XRグラスの購入を検討している人にとっては、具体的にいくら用意すればいいのか、そして予約していた場合は何が得なのかが気になるところでしょう。

先に結論をまとめると:
– 12GB RAM+256GBモデルが22万9800円、16GB+512GBモデルが26万9800円(いずれも税込)
– 6月の予約パス購入者は、支払い済みの4万5000円がそのまま製品代金に充当されるため、実質18万4800円前後で購入できる
– 発売は2026年秋、出荷は年末にかけて優先順位付きで順次進む予定

何が起きたのか

XREAL公式(@XREALJapan)は10月7日、価格発表をXで告知しました。

グローバルアカウント(@XREAL_Global)も同時に英語で価格を公開しています。
「XREAL AURAの価格がついに決まりました。
Android XRで動く軽量な有線型の空間コンピューティンググラスは、1,279ドルから」という内容です。
12GB RAM+256GBモデルが1,279ドル、16GB RAM+512GBモデルが1,499ドルだと説明されていました。

日本価格はこの米ドル表示とほぼ対応する形で、22万9800円・26万9800円という数字に落ち着いています。
6月の発表会見では価格が「1500ドル未満」という上限しか示されておらず、具体的な数字は約4カ月間伏せられたままでした。

調べて分かったこと

なぜ予約パスの人は安くなるのか

XREAL公式サイトによると、6月の発表と同時に2種類の予約パスが用意されていました。
ひとつは1万5000円を支払うと、発売時に3万円分のクレジットがもらえる「特典プログラム」。
もうひとつは4万5000円を支払う「初回限定パス(Founder Pass)」です。
世界先着2000台限定で、優先出荷に加えて支払った4万5000円がそのまま製品代金に充当される仕組みになっています。

初回限定パスの保有者は、22万9800円のモデルを実質18万4800円前後で入手できる計算になります。
単なる早期予約特典ではなく、支払った予約金がそのまま値引きとして戻ってくる設計である点が、一般的な「予約注文で先着プレゼント」という仕組みとは少し違います。

スペックの中身はどうなっているのか

XREAL公式サイトで確認できる仕様によると、XREAL AURAは光学シースルー方式で70度の視野角を確保しています。
片目あたり1920×1200ピクセル、最大120Hzのリフレッシュレート、最大1,050ニトの輝度にも対応しています。
グラス側にはXREAL独自の空間コプロセッサ「X1S」が内蔵され、モーション・トゥ・フォトン遅延(頭を動かしてから映像が追従するまでの遅延)はわずか3ミリ秒とされています。

本体とは別に用意される「コンピュートパック」にはQualcommの「Snapdragon Reality Elite」プラットフォームが搭載され、OSにはAndroid XRを採用しています。
Googleの対話型AIアシスタント「Gemini」が標準で組み込まれており、公式説明では「ユーザーが見ているものを理解し、XRグラスの可能性を広げる内蔵AIアシスタント」として位置づけられています。
グラス自体は軽量フレームにまとめられている一方、処理性能が必要な部分はコンピュートパック側に分離するという、スマートグラスでよく見られる役割分担の構成です。

予約しなかった人はどう買えばいいのか

初回限定パス(2000台)と特典プログラムは、すでに受付期間が設定されています。
どちらにも参加していない人は、今回発表された22万9800円・26万9800円がそのまま購入価格になります。
出荷は2026年秋から年末にかけて、予約パスの優先順位に沿って順次進められる予定で、一般購入者への案内は公式サイトで改めて告知されるとみられます。

Shiritomo GADGET編集部の考察

XRグラスの価格がここまで具体的に、しかも20万円台で提示された意味は小さくありません。
これまでXRグラスは「数千円〜数万円の軽量AR特化型」か「数十万円の業務用・開発者向け」に二極化しがちでした。
XREAL AURAはGoogleやQualcommと組んだことで、コンシューマー向けの価格帯にAndroid XRという共通OSを持ち込んだ格好です。
OSが共通化されれば、アプリやコンテンツを作る開発者にとっても「どの端末向けに最適化するか」で悩む場面が減ります。
予約パスの設計も、単なる先着特典ではなく実質値引きという形にしたことで、価格発表までの約4カ月間、予約者をつなぎとめる狙いが透けて見えます。
ハードウェア単体の性能競争だけでなく、こうした「待たせ方」の設計も、今後のXRグラス市場では差別化のポイントになっていきそうです。

まとめ

XREAL AURAの日本価格は12GB+256GBモデルが22万9800円、16GB+512GBモデルが26万9800円。
6月の予約パス購入者は実質18万4800円前後で入手でき、発売は2026年秋から年末にかけて順次進む予定です。

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