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「いいね〜はじまってるね」――ChatGPTの有料プラン、そのままDevinでも使えるように

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月11日 更新
「いいね〜はじまってるね」――ChatGPTの有料プラン、そのままDevinでも使えるように

Devinの設定画面「Settings → Connections」に、見慣れないボタンが1つ増えました。
「Continue with ChatGPT」。
押すとChatGPTのアカウントへのサインインが求められ、そのまま手持ちの有料プランがDevinの中でも使えるようになります。
自律型のコーディングエージェント「Devin」を開発するCognition社が発表した新しい連携機能です。
ChatGPTとDevinを両方契約している開発者にとっては、毎月の支払いと使用枠の管理が1つ減るかもしれない話です。

先に結論をまとめると:
– ChatGPTのGo・Plus・Proプランを「Settings → Connections」からDevinに接続すると、Devin内でのGPTモデル利用がChatGPT側の割り当てから差し引かれます
– ChatGPTの割り当てを使い切っても作業は止まらず、Devin自体の利用枠へ自動で切り替わります(翌月ChatGPT側がリセットされれば、またそちらが優先されます)
– 無料のChatGPTアカウントは対象外で、Devin側も自己契約のPro・Max・Teamsプランであることが条件になります

Cognition公式が最初に発表した内容

この機能を最初に公式に発表したのは、Devinを開発するCognition社自身のXアカウントでした。
投稿の英文を訳すと、こういう内容です。

個人のChatGPTプランなら、どれでもDevinで使えます。
Go・Plus・Proのいずれかのプランを接続するだけで、GPTモデルの利用はすべてそのプランの割り当てから差し引かれます。

投稿があったのは日本時間2026年10月10日の朝です。
文面はシンプルですが、「どれでも」という言い方には引っかかりました。
ChatGPTには月20ドルのPlus、月200ドルのPro、そしてもっと安いGoという、値段も中身もかなり違うプランが並んでいます。
本当に同じように扱われるのか、実際の設定手順や上限に達したときの挙動まで、公式ドキュメントを確認してみました。

設定はどれくらい簡単なのか?

Devinの公式ドキュメント(docs.devin.ai)によると、手順自体は難しくありません。
Devinの「Settings → Connections」を開き、「Continue with ChatGPT」を選んでChatGPT側のログインとアクセス許可を済ませたら、同じ設定画面にある「Use your ChatGPT plan」というトグル(オン・オフの切り替えスイッチ)をオンにするだけです。
Devin Cloud・Devin Desktopのモデル選択画面でGPTモデルにカーソルを合わせたときに出るスイッチからも、同じ設定を切り替えられるとされています。

この連携はDevin Cloud・Devin Desktop・Devin CLIのすべてに共通で、1つのトグルで横断的に効く仕組みのようです。
なお、チーム利用の場合はアカウント単位の連携になり、メンバーそれぞれが自分のChatGPTアカウントを個別につなぐ必要がある点は留意したいところです。

上限に達したらどうなるのか?

ここが今回の発表でいちばん実務的に効く部分だと感じました。
ドキュメントのFAQには、ChatGPT側の使用量を使い切った場合の挙動がはっきり書かれています。
要約すると、ChatGPTプランの割り当てが尽きても、Devinは通常のルーティングに自動的に戻り、GPT部分の課金はDevin自体の利用枠に移る、とされています。
セッションが途中で止まることはなく、翌月ChatGPT側の割り当てがリセットされれば、またそちらが優先的に使われる仕組みです。

ただし、どのDevinの処理モードでも同じように効くわけではなさそうです。
Fusion(Local・Cloudとも)やAdaptiveといったモードでは、GPTモデル部分だけがChatGPT側の課金になります。
それ以外のモデルは、引き続きDevin自体の枠を消費するとされています。
一方で、速度優先の一部モード(Fast・priority系)はChatGPTプランの対象外だと案内されています。
全モードが無条件に安くなるわけではないようです。

この連携について、海外のDevinユーザーの1人はこう表現していました。

あなたのChatGPTのサブスクリプションは、今やDevinの契約でもあります。

ChatGPT Goとはどんなプランなのか?

今回の発表で目を引くのは、PlusやProだけでなく「Go」という、まだ馴染みの薄いプランが並んでいることです。
ChatGPT Goはインドで先行して始まった低価格帯のプランで、米国では月8ドル程度、月20ドルのPlusよりもさらに手前の入門プランという位置づけになっています。
無料プランよりメッセージ数や画像生成の回数は増えますが、Plus・Proほどの利用量ではありません。
Devinのドキュメントでは、Go・Plus・Proの3プランを扱いの上で区別していません。
いちばん安いGoプランでも、同じように連携の恩恵を受けられる設計のようです。

日本語でこの動きをいち早く伝えていたのが、まさお(@AI_masaou)さんの投稿です。
日本時間9月30日未明の時点で「本日より、ChatGPTのサブスクリプションをDevinで直接ご利用いただけるようになりました」という案内を引用しながら、こう反応していました。

いいね〜はじまってるね

この投稿が引用していた案内では、対象はChatGPT PlusまたはProのみでした。
そこから10日ほどを経て、10月10日のCognition公式の投稿では対象にGoプランも加わったことが明記されています。
段階的に対象プランが広がってきた、という見方ができそうです。

Shiritomo編集部の考察

この連携の面白さは、値段の話よりも「どこで課金されるか」を利用者が選べるようになった点にあると考えています。
ChatGPTとDevinを両方使う開発者は珍しくありませんが、これまでは2つの利用枠を別々に気にする必要がありました。
今回のようにプランを1本化できると、どちらかの枠が余って無駄になる状況を減らせます。
SNS運用やコンテンツ制作の現場でも、複数のAIツールを契約していて「どれをどれだけ使ったか分からなくなる」という悩みはよく聞きます。
Cognitionのように、既存の契約を横断的に使い回せる設計にするのは、今後ほかのAIツール同士の連携でも増えていきそうな方向性ではないでしょうか。

まとめ

ChatGPTのGo・Plus・Proいずれかのプランを、Devinの設定画面から接続するだけでGPTモデルの利用枠を共有できる機能が始まりました。
上限に達しても自動でDevin側の枠に切り替わるため、作業が止まる心配は小さそうです。
両方を契約している人にとっては、試す価値のあるアップデートと言えそうです。

さらに深掘りしたい方へ

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今回の連携の詳しい仕様や対象プランの最新情報は、Devin公式ドキュメントのChatGPT連携ページで随時更新されるとみられます。
設定を試す前に一度目を通しておくと安心です。