「知っといた方がいいのに〜」――マクドナルド390ペア、組み合わせで得する額に190円の差
「午後2時から頼めるサンキューペア、知っといた方がいいのに〜」。
10月31日の正午、マクドナルドの公式X(旧Twitter)がそう投稿すると、数時間で9,000件を超える「いいね」が集まりました。
640円で買うはずだったポテトとドリンクが、390円に。
10月21日に全国販売が始まった「390(サンキュー)ペア」は、午後の小腹を満たす新しい選択肢として、すでに店頭に定着しつつあります。
日々の昼下がりにマクドナルドへ立ち寄る人にとって、気になるのは「どの組み合わせを選べば一番得なのか」ではないでしょうか。
この記事では、390ペアの仕組みと、組み合わせ次第で得する額に190円もの差が出る理由を調べました。
先に結論をまとめると:
– マクドナルドの「390(サンキュー)ペア」は10月21日から全国販売中。
毎日午後2時〜閉店まで、対象のサイドメニュー1つとドリンクMサイズ1つを390円で選べる
– 組み合わせは全50通り。
一番お得な「ポテトM+コカ・コーラM」は最大250円お得になる一方、一番お得でない組み合わせでも60円お得になる
– 2025年12月から福岡県・佐賀県で先行販売され、好評だったことが全国展開のきっかけになった
マクドナルド公式Xが仕掛けた「午後の新定番」
390ペアは、対象のサイドメニュー(マックフライポテトM・チキンマックナゲット5ピース・ザクザクジューシーももチキン・プチパンケーキ・マックフルーリー オレオ クッキーの5種)と、ドリンクMサイズ(コカ・コーラ各種やスプライト、ファンタ各種、爽健美茶、プレミアムローストコーヒーなど10種)から1つずつ選んで390円になる仕組みです。
組み合わせは全部で50通りあり、単品で買うより最大250円お得になります。
このお得さを後押ししているのが、公式Xアカウントの発信です。
10月31日正午に投稿された「午後2時から頼めるサンキューペア、知っといた方がいいのに〜」というツイートには、画像で=LOVEの髙松瞳さんがマクドナルドの店内でトレーを前に笑顔を見せる様子が添えられていました。
午後2時から頼めるサンキューペア、
— マクドナルド (@McDonaldsJapan) 2026年10月31日
知っといた方がいいのに〜#髙松瞳 #イコラブ https://t.co/qBH9yPv7jD pic.twitter.com/6ke0KXkWOb
投稿は数時間で9,046件のいいねと29万件超のインプレッションを集め、1,000件以上リツイートされています。
「知っといた方がいいのに〜」という、売り込み色を抑えた砕けた言い回しが、情報として自然に受け取られやすくしているようです。
ただ、このツイート1本だけを見ていても、全国展開に至った経緯までは分かりません。
そこで、なぜこのタイミングで全国販売になったのか、一次情報を確認していきます。
調べて分かったこと
なぜ今、全国展開なのか?
390ペアは、いきなり全国で始まったわけではありません。
マクドナルドの発表によると、2025年12月から福岡県・佐賀県を中心としたエリアで先行販売が行われ、「多くのお客様にご好評いただいた」ことを受けて、10月21日からの全国展開が決まったとされています。
約10か月かけて一部エリアで反応を見てから広げる、段階的な出し方をとっていたことになります。
全国展開にあわせて公開されたのが、WebCM「サンキューペアな二人」です。
=LOVEの髙松瞳さんと、お笑いコンビ・さや香の新山さんが出演し、390ペアを早く食べたい髙松さんを、新山さんが独自の「宇宙の真理」を語って引き止めるという、コミカルな掛け合いになっています。
髙松さん自身もCM出演を告知する投稿をしていました。
マクドナルド『 390ペア 』のWebCMに
— 髙松 瞳 (@takamatsuhitomi) 2026年10月20日
さや香 新山さんと出演させていただきます✨️
午後2時以降、サイドとドリンクのセットが
390円で楽しめます😆
お得でうれしい〜!
皆はどのペアがお気に入りかな〜!
明日10/21(水)から発売です❣️
CMも是非チェックしてくださいね🫶#PR #日本マクドナルド pic.twitter.com/l9QrRi2n4e
この投稿では「明日10/21(水)から発売です」と、全国販売の前日というタイミングで告知されていたことが分かります。
CMと商品情報を組み合わせて、発売前から期待感を作っていた流れがうかがえます。
どの組み合わせが一番お得なのか?
390ペアは50通りの組み合わせがありますが、お得になる金額には幅があります。
最も差が大きいのは、サイドとドリンクの単品価格の組み合わせです。
一番お得なのは「マックフライポテトM(単品350円)+コカ・コーラM(単品290円)」の組み合わせで、合計640円が390円になるため250円引き。
一方、一番お得度が低いのは「ザクザクジューシーももチキン、またはプチパンケーキ(単品270円)+プレミアムローストコーヒーM(単品180円)」の組み合わせで、合計450円が390円になるため60円引きにとどまります。
差はおよそ190円です。
理由はシンプルで、ドリンクの単品価格に開きがあるためです。
コーラなどの定番ドリンクは290円からですが、コーヒーは180円からと単価が低いぶん、390円との差額、つまり割引の実感も小さくなります。
同じ390円を払うなら、より単品価格が高いサイドとドリンクを選んだほうが得をする計算です。
なお、390ペア独自のクーポン併用については、10月15日時点のマクドナルドの発表では詳しく案内されていません。
クーポンと合わせて使いたい場合は、注文時にアプリや店頭の画面で条件を確認したほうが確実そうです。
Shiritomo編集部の考察:ブランドの「素の声」が効く理由
今回の390ペアで目を引くのは、価格設計そのものより、公式アカウントの発信の仕方です。
マクドナルドの公式Xは以前から、謎かけ風のテイザー投稿や、1人で何役もこなす動画など、企業公式らしさを薄めた投稿を重ねてきました。
今回の「知っといた方がいいのに〜」という一文も、お得情報の告知というより、友人からの口コミに近いトーンになっています。
さらに、商品の出し方自体も「いきなり全国」ではなく、一部地域での約10か月間の先行販売を経てからの展開でした。
SNSでの反応や店舗での実績を見てから広げるやり方は、新商品のリスクを抑えつつ、全国展開のタイミングで「満を持して」感を演出できる手法とも言えます。
価格のお得さと、発信の仕方、展開の順序。
この3つが噛み合ったことが、投稿1本で数時間のうちに9,000件超のいいねを集めた背景にありそうです。
まとめ
マクドナルドの「390ペア」は、10月21日から全国で販売中の、午後2時から使えるお得なセットです。
組み合わせ次第でお得度に190円の差が出ることを踏まえて選べば、同じ390円でもより満足度の高い一杯・一品に出会えそうです。
さらに深掘りしたい方へ
商品の詳細や対象店舗は、日本マクドナルドのニュースリリースで確認できます。


