「あまりにも推しすぎて」――パペットスンスン、ベビー服からグミまで企業コラボ続々
青い毛玉に目玉が2つ、口はただの黒い穴。
見た目はいたってシンプルなのに、このキャラクターをめぐる動きが、ここ数週間で一気に広がっています。
ベビー服、保温タンブラー、クッキー缶、ガチャの自動販売機商品、グミ、手帳カバー——2025年11月から2026年11月にかけて、「パペットスンスン」という1体のキャラクターに、業種もジャンルも異なる企業が次々とコラボを仕掛けています。
SNS発のキャラクターが、ここまで多方面の企業から声をかけられるのは珍しいことです。
ブランドのキャラクター活用を考える立場の人にとっては、見逃せない動きだと思います。
先に結論をまとめると:
– パペットスンスンに、2025年11月から2026年11月までの約1年で食品・菓子・玩具・文具・育児用品という異なる業種からコラボが集中しています
– ファンは等身大コスプレを自作するほど熱量が高く、12月のFNS歌謡祭にも出演が決まっています
– コラボ先が若年層向けに偏らず、赤ちゃん用品からガチャ、大人向けの手帳まで年齢層を横断しているのが特徴です
何が起きたのか
パペットスンスンは2019年から活動している、全身が青い毛で覆われたパペットキャラクターです。
「ふわぁ」という口癖とともに、歌やダンスの動画がYouTubeやTikTokで広がってきました。
直近の動きとして、11月6日には公式Xアカウントが保温・保冷機能つきの「サーモタンブラー450ml」を発表しました。
🌟おすすめグッズ🌟
— パペットスンスングッズ情報 (@puppetsunsun__) 2026年11月6日
『#パペットスンスン サーモタンブラー 450ml』
保温・保冷ができる、便利なステンレスタンブラーが登場💙
スンスンのドアップでかわいい✨
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同じ11月6日には、ベビーザらス・ZOZOTOWNでベビーウェアも発売されています。
ロンパースやポケット付きのデザインで、スンスンの顔がワンポイントであしらわれた商品です。
ただ、今回目を引くのは単発の新商品ではありません。
2025年11月から2026年11月までの約1年の間に、タンブラーやベビー服以外にも、複数の企業が同時並行でコラボを展開していることが分かってきました。
調べて分かったこと
なぜこれほど多くの企業が集まるのか
9月3日には、洋菓子ブランドのフェアリーケーキフェアとのコラボが始まりました。
ルミネ新宿店をはじめとする複数店舗で、ビスケット缶など6種類の商品が並び、10月にはオンライン販売分も追加されています。
2025年11月には、バンダイからはガチャ形式の自動販売機商品「カードダス」としてパペットスンスンが商品化され、全34種類がラインナップされました。
バンダイキャンディ公式サイトでは、11月16日発売の「マスコットつきグミ」(385円、全8種類)も案内されています。
文具の分野でも動きがありました。
9月1日には、ほぼ日手帳2027とのコラボ商品が発売され、手帳カバーなど全7種類が揃っています。
食品・玩具・菓子・文具・育児用品という、互いに接点のなさそうな業種が、同じキャラクター1体を軸にこの1年の間にコラボを組んでいるのが、今回の特徴です。
一つのキャラクターがここまで幅広い業種から声をかけられる例は、SNS発のキャラクターとしては多くありません。
🌟新商品🌟
— パペットスンスングッズ情報 (@puppetsunsun__) 2026年11月5日
『#パペットスンスン』のベビーウェアが登場👶🩵
スンスンのお顔がデザインされたロンパースや、ひょっこり顔を出すポケット付きデザインなど、かわいいベビー服がラインナップ✨
📅11/6(金)発売
🛍️ベビーザらス・ZOZOTOWN
※ZOZOTOWNでは11:00頃より販売予定… pic.twitter.com/9awMcJpn9K
ファンの熱量はどれくらいなのか
企業側の動きだけでなく、ファンの反応も活発です。
11月4日には、「あまりにも推しすぎて、等身大スンスンを作りました」というコスプレ投稿がありました。
あまりにも推しすぎて、等身大スンスンを作りました🩵😆
— 七星めろん🐰 (@nanasemeron) 2026年11月4日
お水も飲めます╭👀╮🚰ングング#いい推しの日 #パペットスンスン ⚠︎︎cosplay pic.twitter.com/36WDCTAFgU
青い毛並みと黒い手足、丸い目玉まで忠実に再現された等身大の自作衣装で、2,000件を超えるいいねを集めています。
手作りでここまでの熱量を注ぐファンがいること自体、キャラクターへの支持の厚さを物語っています。
さらに、12月9日に放送されるFNS歌謡祭第2夜の出演者リストにも、パペットスンスンの名前が並んでいます。
aespaやKing & Prince、SixTONESといった人気アーティストと並ぶ形での出演で、音楽番組の枠組みの中でも存在感を示しつつあります。
スンスングッズはどこで買えるのか
ここまで商品の種類が増えると、「結局どこで買えるのか」が気になるところです。
サーモタンブラーは楽天とAmazonで購入でき、ベビーウェアはベビーザらスとZOZOTOWNで扱われています。
フェアリーケーキフェアのクッキー缶は店舗とオンラインの両方、グミはバンダイキャンディの取扱店、手帳カバーはほぼ日ストアが窓口です。
販路も1本化されておらず、それぞれのコラボ先の既存チャネルに乗せる形で展開されているのが実情です。
Shiritomo編集部の考察:ブランドが支持するキャラクターの条件
今回の動きで注目したいのは、コラボ先の年齢層がばらけている点です。
赤ちゃん向けのベビーウェア、ファミリー層向けの菓子、コレクター向けのガチャ、大人の文具ファン向けの手帳——同じキャラクターが、世代ごとに異なる文脈で受け入れられています。
SNS発のキャラクターは、もともとの支持層(ここではYouTube・TikTokを見る層)の年齢に活用の幅が引っ張られがちです。
しかし今回のように複数業種が同時にコラボを組むケースでは、キャラクターの「見た目のシンプルさ」や「表情の分かりやすさ」が、商品デザインへの転用のしやすさにつながっている可能性があります。
ブランド側がキャラクターを起用する際は、ファンの熱量だけでなく、自社の商品デザインにどれだけ素直に落とし込めるかも判断材料にしていると見てよさそうです。
まとめ
パペットスンスンには、2025年11月から2026年11月にかけて食品・菓子・玩具・文具・育児用品という異なる業種からコラボが集中し、ファンは等身大コスプレを自作するほどの熱量を見せています。
12月のFNS歌謡祭出演も決まっており、SNS発のキャラクターとしては異例の広がり方を見せているところです。
さらに深掘りしたい方へ
パペットスンスンの最新情報は、公式X(@puppetsunsun__)で随時発信されています。
バンダイキャンディのグミの詳細はバンダイキャンディ公式サイト、手帳カバーなどの文具はほぼ日ストアで確認できます。

