My Lab Tamagotchi発売、9,900円――渋谷原宿「祝3000しゅ〜ねん」の30周年祭

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年11月8日 更新
My Lab Tamagotchi発売、9,900円――渋谷原宿「祝3000しゅ〜ねん」の30周年祭

9,900円。
11月7日に発売された新型デバイス「My Lab Tamagotchi」の価格です。

同じ日、原宿と渋谷では「祝3000しゅ〜ねん!?超たまごっち祭 inシブハラ」という、数字のケタを疑いたくなる名前の大型イベントが幕を開けました。
たまごっちが11月23日に30周年を迎える節目の年に、家庭で遊べる新デバイスと、街を巻き込むお祭りがちょうど同じ日に動き出した形です。
懐かしさで終わらせずに今どう仕掛けているのか、新デバイスの中身とイベントの様子を順番に見ていきます。

先に結論をまとめると:
– 新デバイス「My Lab Tamagotchi」が11月7日に9,900円で発売、150種以上のたまごっちを本体の図鑑に集められる
– 同日、原宿・渋谷で30周年記念イベント「超たまごっち祭」が12月6日まで開催中、入場無料
– プリントシール機とのコラボや、先行内覧会も実施され、発売当日から複数の角度で話題が広がった

何が起きたのか

発売日の11月7日、イベントの先行内覧会に参加したユーザーが、会場の様子をXに投稿しています。

「生まれる前のデバイスとかも見られて超楽しかった」という投稿からは、過去の歴代デバイスを展示したブースが用意されていたことがうかがえます。
投稿に添付された写真には、イベントロゴの前での記念撮影と、黄色い大きなたまごっちの着ぐるみとのツーショットが写っていました。

一方、たまごっちの公式アカウントは発売2日前の11月5日、プリントシール機ブランド「CENTI:U」とのコラボを告知していました。

90年代デザインを使ったシールやフレームが撮影でき、先行実施は原宿「ハラカド」で11月7日から11月11日まで、その後11月12日から2027年1月12日まで全国のCENTI:U設置店舗に展開するという内容です。
新デバイスの発売・体験イベント・コラボ施策が、同じ週にまとまって動いていました。
この後、公式サイトでイベントとデバイスの詳しい中身を確認してみました。

調べて分かったこと

My Lab Tamagotchiは何が新しいのか

公式サイトによると、My Lab Tamagotchiは単4形乾電池3本(別売り)で動く据え置きタイプのデバイスです。
本体内蔵の図鑑には150種以上のたまごっちが収録されており、「たまごっちリサーチ」機能で新しい個体に出会っていく仕組みになっています。
ミニゲームは20種以上搭載され、ポイントを集めてオリジナルのアイテムや遊び場を作ることもできるとのことです。

これまでのTamagotchi Paradiseシリーズ(ピンクランド・ブルーウォーター・パープルスカイなど)と双方向通信ができ、作ったアイテムを転送したり、自分のガーデンにいるキャラクターと育成を連携させたりできる点も、公式ページで確認できました。
11月21日発売予定の新デバイス「Neon Planets」とも一部連携する予定です。

なぜ今、据え置き型を出したのか

たまごっちはこれまでも、形を変えた新デバイスを継続的に出してきました。
8月には指輪型の「Tamagotchi ring」が最小サイズで話題になり、同じく夏には充電式の「まめっちメモリーズ」が登場しています。
小型・携帯型の展開が続いていた中で、My Lab Tamagotchiは逆に「家に据え置いて遊び込む」方向の製品です。

150種以上という収録数の多さや、他デバイスとの連携機能の充実ぶりを見ると、外出先でサッと触る携帯型とは違い、自宅でじっくり遊ぶ層を想定した製品設計だとうかがえます。
指輪型・充電式コンパクト型・据え置き型と、同じブランド内で遊び方の違う製品を並行して出す戦略が、今年のたまごっちには一貫して見られます。

「3000周年」はただのボケなのか

イベント名の「祝3000しゅ〜ねん!?」は、正式には30周年の記念イベントです。
公式サイトによると、会場では「謎の石碑」などたまごっちの歴史にまつわる”発掘品”を展示する「3000しゅ~ねん!?大発掘プロジェクト展」が行われており、30周年を3000年に見立てて歴史展示仕立てにする、という演出になっています。
原宿・渋谷の複数店舗を回るスタンプラリーも用意され、3店舗以上でスタンプを集めるとノベルティがもらえる企画です。
単なる物販イベントではなく、街を回遊させる仕掛けとして設計されていることが読み取れます。

Shiritomo GADGET編集部の考察:同じブランドで3つの遊び方を並べる狙い

今回の動きで見えてくるのは、バンダイがたまごっちというIPを「ひとつのデバイス」ではなく「遊び方の違う複数のデバイス群」として展開している点です。
指輪型のTamagotchi ringは身につける手軽さ、まめっちメモリーズは懐かしさを軸にした記念モデル、そしてMy Lab Tamagotchiは収集・育成をじっくり楽しむ据え置き型。
価格帯も6,000円台から1万円弱まで幅があり、ライトに触れたい層からコアに遊び込みたい層まで、入り口を複数用意している形です。

これは単独の新製品を売るより難易度の高い戦略です。
ユーザーが「どれを選べばいいか」で迷うリスクがある一方、30周年という節目に合わせてラインナップを一気に見せることで、過去にたまごっちを持っていた大人にも「今は自分に合う形があるかもしれない」と思わせる効果が狙えます。
街を巻き込むイベントと同時に展開しているのも、単発の販促ではなく、ブランド全体の存在感を一定期間かけて底上げする狙いがあるのでしょう。
他の長寿玩具IPが周年施策を打つ際にも、参考になる動き方だと感じます。

まとめ

My Lab Tamagotchiの発売と、原宿・渋谷での大型イベントは、たまごっち30周年を機にブランドの存在感を広げる一連の動きの一部です。
据え置き型の新デバイスとコラボ施策、街を回遊させるイベントが同じタイミングで重なったことが、発売直後から複数の話題を生む結果につながっています。

この記事で取り上げた製品

バンダイ My Lab Tamagotchi

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