「日本語もこっそり実装」――ArcheAge Chroniclesの早期アクセスがSteamで開始
「日本語もこっそり実装(サポート非記載)」。
これは、MMORPG『ArcheAge Chronicles(アーキエイジ クロニクルズ)』の早期アクセス版リリースを伝えたゲームメディア・4Gamerの投稿に書かれていた一文です。
公式には日本語対応をアナウンスしていないのに、実際には日本語で遊べる——新作MMORPGを探している人にとっては地味に気になる情報ではないでしょうか。
今回は早期アクセスで実際に何が遊べて、何がまだ遊べないのかを整理します。
先に結論をまとめると:
– 『ArcheAge Chronicles』の早期アクセス版が11月4日にSteamで配信開始されました(3,600円・月額無料)
– プレイできるのは3エリア・4クラスですが、クラスは現時点で性別が1種類に固定されています
– ハウジング・交易・クラフトといった生活要素も早期アクセス開始時点から利用できます
何が起きたのか
『ArcheAge Chronicles』は、かつて人気を集めたMMORPG『ArcheAge』の50年後の世界を舞台にした新作です。
開発元のXLGAMESが手がけ、11月4日にSteamで早期アクセス版が配信開始されました。
価格は3,600円で、月額料金や早期アクセス中の有料アイテム販売はありません。
リリースを伝えたのは、ゲームメディア4Gamerの公式アカウントです。
「ArcheAge Chronicles」の早期アクセス版がSteamでリリースhttps://t.co/GKasPLbpqf
— 4Gamer (@4GamerNews) 2026年11月4日
・価格は3600円(税込)
・デモ版と比べて約20倍の広さを持つフィールドに
・戦闘や交易,住居の建設などを楽しめる
・日本語もこっそり実装(サポート非記載) pic.twitter.com/FJD0y9imyy
この投稿によると、価格のほかに「デモ版と比べて約20倍の広さを持つフィールドになった」こと、そして冒頭で触れた「日本語がこっそり実装されている」ことが伝えられています。
公式のサポート言語には記載がないものの、実際にゲーム内で日本語表示を選べる状態になっているようです。
ただ、この投稿だけでは早期アクセス版の具体的な収録範囲までは分かりません。
そこで一次情報を確認してみました。
調べて分かったこと
早期アクセスでどこまで遊べるのか?
海外メディアの報道によると、早期アクセス版では大陸オーロリアのうち3つの主要エリア「ダイヤモンド・ショアーズ」「ギルデン遺跡」「アストロン平原」が開放されています。
ダイヤモンド・ショアーズは体験版の舞台だったエリアで、そこから探索範囲が大きく広がった形です。
合計60以上のゾーンと1,000カ所以上の探索・収集ポイントが用意されているとのことで、4Gamerが伝えていた「デモ版の約20倍」という広さの表現にも説明がつきます。
クラス選びに制約はあるのか?
プレイアブルクラスはウォーリアー・レンジャー・バーサーカー・メイジの4種類で、それぞれ武器2種類(合計8種類)を持ちます。
ただし早期アクセス開始時点では各クラスの性別が1種類に固定されており、XLGAMESは今後のアップデートでクラスごとに性別の選択肢を追加していく方針を示しています。
最初の対応は12月アップデートでの女性ウォーリアー追加になる予定です。
性別を選びたい人にとっては、今はまだ発売直後の制約が残っている状態と言えます。
生活要素はどこまで実装されているのか?
『ArcheAge』シリーズの特徴だった生活要素も、早期アクセスから一部利用可能です。
ハウジングでは家を装飾したり、近隣住民やギルド・商人会社の活動に参加したりできます。
交易は商品を準備してカートやキャリッジで地域間を運び、クラフトは探索で見つけた素材やレシピ、ボスから入手する特別素材を使って進める仕組みです。
これらは早期アクセスの段階からひとまず体験できる状態になっています。
早期アクセスにありがちな不具合は無かったのか?
新作MMOの早期アクセスでは初期の不具合がつきものですが、開発元は接続エラーや起動直後のクラッシュといった問題を既に修正したと案内しています。
チャンネル移動時にパーティ編成が解除される問題への対応も行われたとのことです。
今後のロードマップでは、12月にウォーリアー向けの新武器「グラディウス」が追加される予定で、各クラスに3種目の武器を段階的に追加していく計画も示されています。
Shiritomo GAME編集部の考察
月額料金を取らない買い切り型の早期アクセスというのは、かつてのMMORPGの常識からするとやや意外な設計です。
『ArcheAge』本家がF2P(基本無料)+アイテム課金で運営されてきたことを考えると、今回のシリーズ続編が3,600円の買い切りで月額なしという形を選んだのは、サブスクリプション疲れが指摘される今のゲーム市場の空気を意識した判断なのかもしれません。
クラスの性別固定のように発売直後は制約が残る一方、ロードマップを早い段階で公開している点は、早期アクセスにありがちな「出したら放置」への警戒感を薄める効果がありそうです。
MMORPGジャンル自体が新規タイトルに乏しい時期が続いていたこともあり、今回の動きが同ジャンルの新規参入のハードルを下げる前例になるかどうかは、今後のアップデート頻度にかかっていると見ています。
まとめ
『ArcheAge Chronicles』の早期アクセス版は11月4日にSteamで配信開始され、3エリア・4クラスとハウジングなどの生活要素を備えたスタートとなりました。
クラスの性別固定など発売直後の制約は残るものの、12月以降のアップデート計画もすでに示されています。