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『FFレゾナンス』2ndトレーラー公開。歴代主人公の力を”借りる”ビジョンシステムの正体

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月16日 更新
『FFレゾナンス』2ndトレーラー公開。歴代主人公の力を”借りる”ビジョンシステムの正体

ティーダの必殺技を、ティーダではない主人公が繰り出す——『ファイナルファンタジー レゾナンス』の新システムは、そんな不思議な絵面から始まります。
7月16日に公開された2ndトレーラーでは、日笠陽子さんのナレーションに乗せて、飛空艇が行き交うHD-2D(ドット絵のキャラクターと3Dの背景を組み合わせたグラフィック表現)の世界が映し出されました。
シリーズを長く追ってきたファンほど、この一報だけで手が止まるはずです。
過去作の主人公たちが「借り物の力」として新作に登場するという設定は、単なる懐かしさの演出ではなく、プレイヤーの遊び方そのものを変えるかもしれないからです。

先に結論をまとめると:
– 『FFレゾナンス』は2026年10月22日発売(Steam版のみ10月23日)。
Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5/Xbox Series X|S/Steamに対応する
– 歴代FF主人公6人の技を”ビジョンクリスタル”経由で使える「ビジョン」システムが目玉で、キャラごとに元の作品の戦闘ルールを再現している
– 母体はスマホゲーム『FFBE(ブレイブエクスヴィアス)』だが、開発陣は「シナリオの大筋とキャラクター以外は全部変えている」と明言する完全新作の据え置きRPG

歴代主人公の力を”借りる”ビジョンシステムが解禁に

7月16日、スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジー レゾナンス』の2ndトレーラーを公開しました。
シリーズ初となるHD-2Dグラフィックスと、スーパーファミコン時代を思わせるターン制バトルを組み合わせた本作は、2026年10月22日発売予定です。
公式アカウントの投稿です。

公開からわずかな時間で「いいね」が2700件を超え、引用リポストも140件以上付きました。
ドット絵のキャラクターが3Dで作り込まれた街並みや飛空艇を背景に動く映像は、確かに一目で目を引きます。
ただ、トレーラーの映像だけでは「ビジョンシステム」が具体的にどう機能するのか、なぜ歴代主人公の名前がずらりと並ぶのかまでは分かりません。
そこで一次情報を確かめてみました。

調べて分かったこと

ビジョンシステムとは何なのか?

『FFレゾナンス』の主人公はレインという新キャラクターです。
プレイヤーは、キャラクターの想いが結晶化したという設定の「ビジョンクリスタル」を装備し、そこに宿る歴代FF主人公の技や魔法を戦闘で使えます。
現時点で判明しているのは、セシル(FF4)、バッツ(FF5)、スコール(FF8)、ジタン(FF9)、ティーダ(FF10)の5人に加え、エアリス(FF7)を含む顔ぶれです。

興味深いのは、それぞれの技がただの必殺技リストになっていない点です。
セシルは光と闇の属性を切り替える多役こなし型、バッツは属性剣で敵の弱点を突くタイプ、スコールは「攻撃」コマンドを使った回数に応じて威力が上がる仕様など、原作でのキャラクター性がそのまま戦闘ルールに落とし込まれています
ファミ通の投稿でも、この点が新情報として紹介されていました。

さらに、敵を一斉に「ブレイク」状態にすると発動する必殺技「レゾナンス」もビジョンごとに用意されており、単なる懐古要素ではなく攻略の軸として機能する設計になっています。
やり込み要素としては、世界各地に封印された最強装備”十二武具”や、強敵が待ち受けるコロシアムも用意され、クリア後も長く遊べる作りが意識されているようです。

なぜオートバトルを採用しなかったのか?

本作の母体は、長年運営されてきたスマホゲーム『FFBE』です。
しかし開発者インタビューでプロデューサーの中島啓輔氏は「シナリオの大筋とキャラクター以外は全部変えている」と明言しています。
オートバトル機能もあえて非搭載にしました。
理由について中島氏は「シンプルなものになりあまり面白くなりません」と語り、代わりに倍速機能で快適さを確保しつつ、スーパーファミコン時代のFFが持っていた歯応えを再現する方針だと説明しています。
開発期間は約5年に及んだといいます。

対応プラットフォームはどこまで広いのか?

対応機種はNintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam(PC)と幅広く、家庭用ゲーム機のほぼ全プラットフォームを網羅しています。
発売日は2026年10月22日(木)ですが、Steam版のみ10月23日(金)と1日遅れです。
今回のトレーラー公開に合わせて、Nintendo Switch版のダウンロード版予約が本日から開始されました。
手元の環境で早めに確保しておきたい人は、対応ハードを確認したうえで予約しておくとよさそうです。

Shiritomo GAME編集部の考察:”推しキャラを使う”から”物語に招き入れる”への設計転換

スマホゲームでは、歴代キャラクターをガチャで集めて編成する遊び方が定着しています。
『FFレゾナンス』はその文脈を引き継ぎつつも、主役はあくまで新キャラクター・レインです。
歴代主人公は「仲間として加入する」のではなく「技という形でレインに力を貸す」立ち位置に置かれています。
これは、プレイヤーの思い入れを主役の物語から奪わずに活用する、地味だが巧妙な設計判断だと感じます。
オートバトルを切った決断とも根は同じで、“見た目だけ懐かしい戦闘”ではなく、コマンド選択そのものに緊張感を持たせたいという一貫した狙いが透けて見えます。
シリーズものの新作が陥りがちな「懐古頼み」を避けようとする姿勢として注目したいポイントです。

まとめ

『FFレゾナンス』のビジョンシステムは、歴代主人公を単なる客演としてではなく、原作の戦闘ルールごと新作に組み込む仕掛けでした。
10月22日の発売までにさらに情報が公開されていきそうなので、続報も追っていきたいと思います。

さらに深掘りしたい方へ