「累計60時間以上のゲームプレイ実績」――品薄のPS5 Pro抽選販売、今から始める人は対象外に
137,980円。
PS5 Proの価格を見て、まず驚く人もいるかもしれません。
でも今回、それ以上に話題になっているのは値段ではありません。
2026年9月28日、ソニーストアがPS5 Proの購入申し込み受付を再開しましたが、応募するには「過去2年間で60時間以上プレイした実績」が必要だったのです。
これからPS5デビューしたい人にとっては、入り口にすら立てない条件です。
品薄が続く人気ハードをどう買うか、悩んでいる人には見逃せない話です。
先に結論をまとめると:
– PS5 Proの応募条件は「2024年9月27日〜2026年9月27日にPS5/PS4で合計60時間以上プレイ」した実績があること
– 応募期間は10月7日23時59分まで、応募多数の場合は抽選(当選発表は10月26日頃〜)
– 品薄の背景にはメモリ・SSDの価格高騰とGTA6人気の急上昇がある
ソニーストアが抽選受付を開始、Xでも即座に反応
品薄が続いていたPS5 Proについて、ソニーストアは9月28日、購入申し込みの受付を再開しました。
対象は2TB SSD搭載モデル(型番CFI-7100B01)で、価格は137,980円(税込)です。
応募が販売予定台数を超えた場合は抽選になるとアナウンスされています。
PlayStation公式アカウントの投稿には、受付開始からわずかな時間で反応が集まりました。
「PlayStation®5 Pro」のソニーストアでの購入申し込みを、本日9月28日(月)より受け付けます。
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) 2026年9月28日
ご応募・ご購入には条件がございます。ご応募数が販売予定台数を超えた場合は抽選となりますので、あらかじめご了承ください。
詳しくはこちら⇒ https://t.co/h4rOIltI9Q pic.twitter.com/71VaLlu5ed
投稿の「詳しくはこちら」の先を見ると、応募条件がかなり具体的に書かれています。
日本で登録したソニーアカウントを持ち、My Sony IDとサインインIDを共通化済みであること。
そして最大の条件が、PlayStation 5またはPlayStation 4で「累計60時間以上のゲームプレイ実績」があることです。
しかもこの実績は2024年9月27日から2026年9月27日までの期間に限定されています。
つまり、今日からPS4やPS5を触り始めても、応募資格には数えられません。
なぜここまで厳格な条件を課してまで抽選にするのか、その裏側を確かめてみました。
なぜ「プレイ実績」が条件になったのか
転売対策としてのプレイ時間条件なのか
一見すると、プレイ時間による条件は「転売目的の新規購入者を弾く」ための仕組みに見えます。
実際、PS5 Proは日本国内で深刻な品薄が続いており、家電量販店では完売が相次ぎ、定価の137,980円を大きく超える20万円台での販売事例も報告されています。
海外でも同様の状況で、転売価格が1,300ドルを超えたとの報道もあります。
ハードそのものを目当てにした転売を減らすには、「これまで実際にPlayStationで遊んできた人」を優先する仕組みは理にかなっています。
そもそもなぜここまで品薄になったのか
品薄の背景を調べると、単純な人気の高さだけでは説明がつかない事情がありました。
ソニーは決算発表で、DDR5メモリ(処理速度に関わる半導体部品)やSSDの価格高騰を受けて、調達コストが見合う数量に生産を絞る方針を示しています。
PS5 Proは2GB分のDDR5メモリを追加搭載しており、通常モデルよりコストがかさむため、供給の優先順位が下がりやすい構造だといいます。
実際、2026年4〜6月期の世界出荷台数は前年同期比36%減の160万台まで落ち込みました。
そこに追い打ちをかけたのが「GTA6」への期待です。
2026年8月下旬にNetflixで公開されたGTA6のプレイ映像をきっかけに需要が急増し、海外の大手量販店でも数日で在庫が消えたと報じられています。
高解像度・高フレームレートで大作を快適に遊びたいという声が、PS5 Proに集中している格好です。
当選しても、すぐ手元に届くわけではない
条件をクリアして応募できたとしても、すぐに買えるわけではありません。
応募期間は10月7日23時59分まで、当選発表は10月26日頃から順次行われます。
当選後の購入手続きにも期限が設けられており、発送は11月上旬から中旬にかけてになる見込みです。
つまり、今応募しても手元に届くのは早くて1ヶ月半ほど先。
GTA6は2026年11月19日発売予定で、発送予定の11月上旬〜中旬はちょうどその発売前後にあたります。
余裕を持って備えたい人には気の長い話になりそうです。
Shiritomo GAME編集部の考察
プレイ時間を条件にする抽選は、ハード業界全体では珍しい部類に入ります。
ただしソニー自身にとっては初めてではなく、2024年の「PS5 Pro 30周年アニバーサリー」限定モデルの抽選でも、過去のプレイ時間(30時間以上)を条件にした前例がありました。
この方式の面白いところは、転売対策と同時に「これまで支えてきたユーザーへの還元」という意味合いも持たせられる点です。
半導体不足という供給側の制約がある以上、需要を絞る方法は価格転嫁か条件設定かの二択に近く、ソニーは後者を選んだことになります。
今後、他社の人気ハードでも同様の「実績連動型」抽選が広がるかは注目したいところです。
少なくとも、次に品薄ハードの抽選に応募する機会があれば、対象期間中の利用実績を事前に確認しておく癖はつけておいて損はないでしょう。
まとめ
PS5 Proの抽選販売は、単なる品薄対策ではなく、転売対策と既存ユーザー優遇を両立させる狙いがあるとみられます。
応募期限は10月7日までです。
この記事で取り上げた製品
PlayStation5 Pro
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応募条件の詳細はファミ通「ゲームプレイ時間が『合計60時間以上』など条件あり」、抽選の仕組みはGame*Spark「PS5 Pro、ソニーストアで購入申し込み受付開始」で詳しく報じられています。