「最も要望されていたアップデート」──アサクリヴァルハラに6年越しのニューゲーム+追加、PS5 Pro対応も
2020年11月の国内発売から、約6年が経ちました。
『アサシン クリード ヴァルハラ』はこの間も根強い人気を保ってきましたが、ある機能だけはずっと実装されていませんでした。
周回プレイの定番である「ニューゲーム+」です。
11月5日、Ubisoftはこの機能をついに無料アップデートとして配信しました。
発売から6年を経た今も現役で遊ばれているタイトルに、新たな遊び方が加わった形です。
先に結論をまとめると:
– Ubisoft公式が11月5日、『アサシン クリード ヴァルハラ』にニューゲーム+(NG+)を含む無料アップデート1.8.0を配信
– 周回プレイのたびに難度が上がる仕組みで、進行状況の多くを引き継いだまま冒険をやり直せる
– PS5 Proでは画質を保ったまま60fps動作が可能になる最適化も同時に実施
何が起きたのか
発表したのは、Ubisoftの公式アカウント「Assassin’s Creed」です。
「最も要望されていたアップデートが、無料で配信開始」とし、ニューゲーム+・進行モードの拡張・PS5 Pro最適化などが加わったと伝えました。
投稿の最後には「今週末は僕を探さないで、またこのゲームを終わらせなきゃいけないんだ」という一文が添えられていて、公式アカウント自身も思わずやり込みたくなる更新内容だったことがうかがえます(原文: “Don’t look for me this weekend, I have a game to finish. Again.”)。
AC Valhalla: The Most Requested Update is now available for free.
— Assassin's Creed (@assassinscreed) 2026年11月5日
⚔️ New Game+
💪 Extended Progression Mode
🌄 PS5 Pro Optimization and more.
Don't look for me this weekend, I have a game to finish. Again. pic.twitter.com/donVmdrvjp
この投稿に数値的な反響データは記録されていませんが、6年前のタイトルに今も公式が力を入れたアップデートを届けていること自体が異例です。
ただ、「最も要望されていた」とは具体的にどんな中身なのか、公式の発表だけでは分かりません。
そこで一次情報を確かめてみました。
調べて分かったこと
ニューゲーム+では何が変わるのか
Ubisoftの公式パッチノートによると、NG+は本編の最終クエストにあたる「ホーリーデイクエスト」(Hamtunscireの最終クエスト)をクリアすると解放されます。
周回するたびに難度が上がっていく仕様で、すでに所持している装備や知識の書を再入手した場合は、新素材「ミスリル」に変換されるようになりました。
ミスリルは、神器(Divine)装備の最大強化段階を13から27へ引き上げる際にも必要になります。
「拡張進行モード」とは
新たに選べる「Extended Progression Mode(拡張進行モード)」は、パワー(キャラクターの強さの指標)の上がり方を変えるオプションです。
装備強化やルーンの入手で1ポイント、マスタリー(熟練度)はスキルポイント5獲得ごとに1ポイントとパワーが増える仕組みで、じっくりキャラクターを育てたい人向けの選択肢として用意されています。
PS5 Proでは何が良くなるのか
PS5 Pro向けには、画質を高めるアップスケーリング技術「PSSR」の改良版が対応し、画質を落とさずクオリティモードで60fps動作が可能になりました。
公式には明記されていませんが、報道によれば解像度4K・60fpsでの安定動作を狙った最適化とされています。
このほか、既存プレイヤー向けに拠点ラヴェンスソープで未装備の道具を整理できる「スタッシュ」や、ルーン強化の新しい上位ランクを追加する「ルーンフォージ」の改修、クロスオーバー要素として『アサシン クリード シャドウズ』の奈緒江(なおえ)のマスターアサシン衣装も実装されています。
Shiritomo GAME編集部の考察
Ubisoftは過去に、ヴァルハラへのニューゲーム+実装を見送る方針を示していた経緯があります。
その方針を6年越しに覆してまで更新を続ける背景には、サービス終了まで長く遊ばれ続ける「ロングテール型タイトル」としての位置づけがあるのではないでしょうか。
新作の発売サイクルが早まる一方で、発売済みタイトルに手を入れ続けることは開発リソースの再配分を意味します。
それでも実施したということは、ヴァルハラの継続プレイ人口がパブリッシャーにとって無視できない規模にあることの裏返しとも読めます。
旧作への投資は、新規タイトルへの期待値を上げる広告としても機能し得る点は、今後の他パブリッシャーの動向を見るうえでも参考になりそうです。
まとめ
『アサシン クリード ヴァルハラ』は発売から約6年を経て、長年要望されていたニューゲーム+をついに実装しました。
PS5 Pro向けの最適化と合わせ、今も現役で遊ばれ続けるタイトルとしての存在感を改めて示した形です。
さらに深掘りしたい方へ
アップデートの詳しい内容は、Ubisoft公式のタイトルアップデート1.8.0ページや、電ファミニコゲーマーの配信レポートで確認できます。