スティーブ役は山寺宏一、ヒツジ役はYouTuberドズル――『マインクラフト/ザ・ムービー』が見放題に
スティーブ役の声を担当するのは山寺宏一さん。
その隣で、画面の端を走り回るヒツジの声を担当しているのは、YouTuberグループ「ドズル社」のドズルさんです。
ベテラン声優と人気配信者が同じ作品の吹き替えに並んで立っている——それが『マインクラフト/ザ・ムービー』の日本語吹替キャストの中身です。
この作品が10月1日から、Amazonプライムビデオで追加料金なしの見放題配信に加わりました。
劇場公開時に映画館へ足を運べなかった人にとっては、今が見るタイミングになりそうです。
先に結論をまとめると:
– 『マインクラフト/ザ・ムービー』は10月1日からプライムビデオで見放題配信を開始しました
– 日本語吹替は山寺宏一さん・安元洋貴さんら実力派声優と、ドズル社・HIKAKINさんら人気YouTuberを組み合わせたキャスティングです
– 世界的ヒットゲーム「マインクラフト」を初めて実写映画化した作品で、ジェイソン・モモアさん&ジャック・ブラックさん主演です
プライムビデオの10月新着一覧に並んだ一行
Prime Video Japan公式(@PrimeVideo_JP)が投稿した10月の配信作品一覧には、371,201件の表示と3,993件のいいねが集まっています。
プライムビデオ 10月【配信作品一覧】✨
— Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP) 2026年10月1日
◆『8番出口』
◆『SAKAMOTO DAYS』
◆『マインクラフト/ザ・ムービー』
◆TVアニメ『薬屋のひとりごと』第3期
◆『natural 2 なにわ男子 新たなるVoyAGE』
◆Prime Original『ラブ トランジット 35+』
画像をタップして一覧をチェック! pic.twitter.com/CSDWasvFY9
投稿に添付された画像を見ると、縦に並んだ作品リストの中に『マインクラフト/ザ・ムービー』の文字があります。
『8番出口』『SAKAMOTO DAYS』『薬屋のひとりごと』第3期など、10月の新着作品がジャンルごとに整理されています。
一覧表の1行として紹介されている形ですが、世界中でヒットした実写化作品が無料で見られるようになった意味は小さくありません。
ただ、タイトルだけを見ても「ゲーム原作の実写映画」程度の印象しか残らないかもしれません。
実際にキャストや作りを調べてみると、この映画ならではの仕掛けが見えてきました。
なぜ声優にYouTuberを起用したのか
『マインクラフト/ザ・ムービー』は、世界的に人気のサンドボックスゲーム「マインクラフト(ブロックを組み合わせて自由に世界を作るゲーム)」を題材にした作品です。
監督ジャレッド・ヘス氏が手がけた、同ゲーム初の実写映画化作品にあたります。
四角いブロックでできた世界に迷い込んだ4人の仲間が、元の世界へ戻る方法を探す冒険が描かれます。
ジェイソン・モモアさんがギャレット役、ジャック・ブラックさんがスティーブ役で出演しています。
日本語吹替版では、ジャック・ブラック演じるスティーブ役を山寺宏一さんが、ジェイソン・モモア演じるギャレット役を安元洋貴さんが担当。
さらに生見愛瑠さん・村瀬歩さん・狩野英孝さんといった俳優陣も参加しています。
加えて、ゲーム実況で知られるHIKAKINさん・SEIKINさん、YouTuberグループ「ドズル社」のメンバーも起用されました。
ドズル社のドズルさんはヒツジ役、ぼんじゅうるさんは男重役として参加しています。
マインクラフトはゲーム実況動画から火がついた作品でもあります。
実況文化と縁の深いクリエイターを吹替に迎えるのは、原作ゲームのファンコミュニティにそのまま声をかけるような起用だと言えそうです。
公式がキャスト発表時に名前を一人ひとり挙げて紹介していたことからも、この組み合わせが宣伝の軸だったことがうかがえます。
2025年4月に世界公開された本作は、全世界興行収入が約1,350億円を突破し(2025年6月時点)、ゲーム原作映画として歴代最大級のヒットになりました。
日本でも4月25日の公開から観客動員299万人・興行収入38億円を記録しており(同時点)、見放題配信は劇場公開から1年半ほど経った今回が最初の無料視聴の機会になります。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
今回の見放題配信入りで目を引くのは、劇場公開から時間を置いて配信に切り替わる「配信ウィンドウ」の典型的な流れを、ゲーム実写化という題材でなぞっている点です。
ゲームファンの多くは普段から動画配信プラットフォームに親しんでおり、劇場よりも先に配信で出会う人も少なくありません。
声優陣にYouTuberを混ぜたキャスティングは、その層への橋渡しとして機能していたはずです。
見放題化によって、劇場公開時に声優起用のニュースだけを見て気になっていた層が、実際に作品へアクセスしやすくなりました。
ゲーム原作の実写映画は当たり外れの振れ幅が大きいジャンルです。
それでも吹替キャストの話題性だけで終わらせず、本編そのものを無料で届ける段階に入ったことは、この作品の興行戦略としてひとつの区切りと見てよさそうです。
まとめ
『マインクラフト/ザ・ムービー』は10月1日からプライムビデオで見放題に加わりました。
山寺宏一さん・安元洋貴さんら声優陣と、ドズル社・HIKAKINさんらYouTuberを組み合わせた日本語吹替も、この作品らしい見どころのひとつです。