オンラインだけじゃ物足りない?SHElikesが梅田・名古屋でオフラインイベントを同時開催した理由
「学ぶのはオンラインで十分」——そう思っていませんか?
実は、SNSマーケティングを学ぶうえで、オフラインのリアル接点がいかに大きな力を持つかを、あるキャリアスクールのイベントが改めて証明してくれました。
女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」が2026年5月、梅田(大阪)と名古屋の2拠点でオフラインイベントを同時開催。
デザイナー同士が直接交流できる「MEETUP」と、転身のリアルを語る「ナレッジシェア」を豪華2本立てで実施し、参加者から大きな反響を呼んでいます。
オンラインスクールがあえてオフラインに出る——この逆張り戦略の裏に、SNSマーケティングとしての巧みな設計があります。
Xでの盛り上がり
イベント開催を告知したSHElikes公式アカウントの投稿は、瞬く間に拡散されました。
「熱烈なご要望にお応えし」という文言が添えられた告知に、受講生たちの期待感がにじみ出ています。
公式アカウントはイベントをこう発表しています。

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— SHElikes|女性のためのキャリアスクール シーライクス (@she_officials) 2025年6月10日
SHEデザイナーが梅田・名古屋に上陸!
「デザイン行脚」開催決定!🎉
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熱烈なご要望にお応えし、豪華2本立てで開催します✨
📝プロと交流できる「MEETUP」
📝デザイナー転身のリアルが聞ける「ナレッジシェア」
ご予約は6/14(土)12:00から!
👇🏻実施詳細はこちらhttps://t.co/7tSSef4zN0
「デザイン行脚」というネーミングも効果的でした。
旅や移動を連想させるこの言葉が、関西・東海エリアの受講生にとってのワクワク感を高めたと考えられます。
SHElikesのコミュニティでは、受講生によるUGC(ユーザー生成コンテンツ)が活発に投稿されることが知られています。
公式が「UGC数」を重要指標として追っているほどで、オフラインイベント後にSNSへの投稿が一気に増えるという傾向があります。
梅田拠点では「#SHEUmeda」のハッシュタグとともにイベント後の投稿が広がるなど、リアルな体験がオンラインでの話題をつくっていきます。
SHElikesのコミュニティが広い層に知られていることを示す出来事も最近ありました。
歌手の鈴木愛理さんがSHElikesのイメージキャラクターに3年ぶりに就任し、受講生へのインタビューを通じたWebCMが公開されています。
著名なアーティストがその顔となることで、スクールの認知とブランド力がさらに広がっています。
★お知らせ★
— 鈴木愛理 マネージャー【公式】 (@airimania_staff) 2026年4月2日
鈴木愛理、女性向けキャリアスクール
「 #SHElikes 」イメージキャラクターを
3年ぶりに務めさせていただきます👩🏻💻✨
新Web CMが公開されました💡
鈴木愛理が聞き手となり、
受講生の皆さまにインタビュー💬
ぜひご覧ください👀
🔗https://t.co/3JKCuT17LD#鈴木愛理 #シーライクス https://t.co/zXXQLJ1zi7 pic.twitter.com/hH77iXOJzI
調査してわかったこと——「オフライン展開」の本当の意味
SHElikesは、もともとオフラインのスクールとしてスタートし、その後オンラインへとピボットした歴史を持ちます。
現在は東京(銀座・青山)、大阪(梅田)、名古屋、福岡に拠点を構え、オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドなコミュニティを展開しています。
梅田拠点の運営スタッフへのインタビュー記事(SHEshares)によれば、梅田拠点では以下のようなイベントが定期的に開催されています。

- もくもく会:コワーキングスペース的に自由に使いながら、質問やフィードバックをもらえる場
- ナレッジシェア:現役受講生によるキャリア相談会。
先輩が登壇し転身のリアルを共有 - 拠点開放タイム:コワーキング感覚で自由に利用できる時間
「関西ならではの人の温かさ」と「困っている人を助けようとする優しさ」がコミュニティの土台だと、スタッフは語っています。
SNSマーケティングの観点からとくに興味深いのは、SHElikesが「コミュニティへの主体的参画度」をKPIに置いている点です。
参加者数や利用者数のほか、SNS上のUGC数を追跡しており、銀座拠点では定期イベントに毎回約30人が参加するなど、高い関与度が継続しています。
この設計が見事なのは、オフラインで体験した熱量がそのままSNSへと流れるという構造にあります。
イベント後に参加者が「#SHEUmeda」「#シーライクス」とともに感想を投稿し、それを見た別の受講生や見込み層が興味を持つ——このサイクルが自然と回るようになっているのです。
さらに、受講生が自主的にイベントを企画・運営するケースも増えており、主催者は「SHElikesで獲得したスキルを生かして」バナー作成や集客を行います。
学んだスキルのアウトプット場がそのままUGCの発生源になるという、一石二鳥の設計です。
SNS運用者が学べるポイント
今回のSHElikesの取り組みは、オンラインコミュニティを運営するSNSマーケターにとって多くの示唆を含んでいます。
まず「リアル接点がSNS拡散を加速させる」という原則。
人はデジタルだけの関係よりも、一度でも顔を合わせた相手の投稿に反応しやすい傾向があります。
オフラインで体験した感動はオンラインより記憶に残りやすく、その結果として自発的な投稿(UGC)が生まれやすくなります。
次に「複数拠点の同時開催」という設計。
梅田と名古屋で同じ日に開催することで、「どっちも行きたかった」「名古屋でも開催してくれた!」という声が両地域から上がり、互いの反応がX上で可視化されます。
これは意図的なSNS盛り上がりの演出とも言えます。
オンラインで完結しがちなコミュニティに「リアルの温度」を定期的に注入することが、長期的な熱量維持につながる——これがSHElikesの実践から見えてくる戦略です。
さらに読みたい方へのリンク
- SHElikes公式サイト
- SHE Umeda 梅田拠点
- SHElikesの梅田拠点ってなんでこんなに盛り上がってるん?(SHEshares)
- SHElikesのコミュニティ戦略(アドクロ)
- SHElikesの熱量を絶やさないコミュニティの舞台裏(アドクロ)
まとめ
SHElikesが梅田・名古屋で同時開催したオフラインイベントは、単なる体験会ではなく、オンラインコミュニティの熱量をリアルで高め、それをSNS拡散につなげる設計された仕掛けでした。
オンラインが当たり前の時代だからこそ、「あえてオフラインで会う」ことの価値は増しているのかもしれません。