アイビスペイントが起動しない不具合、ver.14.1.2で発生――公式が呼びかける回避策

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月2日 更新
アイビスペイントが起動しない不具合、ver.14.1.2で発生――公式が呼びかける回避策

ver.14.1.2——。
アイビスペイント公式アカウントが10月1日に投稿した一文に、同じバージョン番号を挙げる声が見られるようになりました。
起動画面が表示されたまま、アプリがそのまま閉じてしまう症状です。

イラストをスマホ1台で仕上げる人にとって、アプリが開かなくなることは創作のペースそのものが止まることを意味します。
何が起きているのか、そして今すぐ試せる対処法を、公式発表をもとに整理しました。

先に結論をまとめると:
– iPhone・iPadの一部でibisPaint X(ver.14.1.2)が起動画面のまま終了し、使えなくなる不具合が発生中
– 公式はiOS/iPadOSを26.4以降にアップデートすると改善する可能性があると案内しており、原因そのものは調査中
– クラウド未同期の作品データが失われる恐れがあるため、公式はアンインストールを避けるよう呼びかけている

何が起きたのか

公式アカウント(@ibisPaint)は10月1日、次のように投稿しました。
日本語に訳すと「一部のiPhoneおよびiPadで、ibisPaint X(ver.14.1.2)が起動画面のまま終了し、起動できない問題が発生しています。
原因を調査中です。
ご不便をおかけし申し訳ありません。
iOS/iPadOSを26.4以降にアップデートすると、この問題が解決する可能性があります」という内容です。

アイビスペイントは無料で使える高機能なイラストアプリとして、プロ・アマ問わず幅広い層に使われています。
だからこそ、起動できないという一文だけで多くの利用者が自分のことだと気づいたようです。
ただ、投稿を読んだだけでは「アップデートすれば確実に直るのか」「作りかけの作品はどうなるのか」までは分かりません。
そこで、公式の過去の発表もあわせて事実関係を確かめました。

調べて分かったこと

なぜ起動画面で止まってしまうのか

公式の説明では、原因は現時点で調査中です。
確認されているのは「ver.14.1.2を使っている一部のiPhone・iPad」という条件だけで、具体的にどの機種・どのiOSバージョンで発生しやすいかまでは明らかにされていません。
断定できる材料がない以上、「このiPhoneなら起きる・起きない」と個別に判断するのは早計です。

実は似たケースは過去にもありました。
ibisPaint公式サイトの告知によると、2023年5月、iOS/iPadOS 13を使う端末でibisPaint Xが起動しないという不具合が報告され、同年5月25日にver.10.1.2のリリースで修正されています。
OSのアップデートとアプリのバージョンの組み合わせがずれたタイミングで起動不良が起きるのは、今回が初めてではないということです。

アンインストールしてはいけない理由

公式は今回、アンインストールを避けるよう呼びかけています。
理由は、クラウドに同期していない作品データはアプリを削除すると一緒に失われてしまうためです。
起動しないからといってすぐに消して入れ直すと、直すはずが完成間近の絵を失う結果になりかねません。

アプリが急に起動しなくなったら、まず何を確認すればいいのか

今回の不具合に限らず、スマホのアプリが突然起動しなくなったときに最初にやるべきことは共通しています。

  1. OSを最新版にアップデートする(今回はiOS/iPadOS 26.4以降)
  2. アプリの公式X・公式サイトで既知の不具合として告知されていないか確認する(自分の端末だけの問題と思い込んで時間を無駄にしないため)
  3. アンインストールする前に、クラウド同期の状況を確認する(同期が済んでいない作業データがあれば、消す前に対応を待つ)
  4. 端末本体の再起動を試す

今回のibisPaintの件は、この順番のうち1番目と3番目が特に重要なケースだと言えます。

Shiritomo編集部の考察

今回の件が示すのは、創作ツールの障害は情報アカウントの発信力に発生直後の体験が大きく左右されるということです。
XやInstagramのような巨大プラットフォームの障害なら、障害情報まとめサイトやニュースが代わりに状況を可視化してくれます。
一方、アイビスペイントのような専門アプリでは、公式のX投稿だけが頼りの情報源になりがちで、見逃した人は原因も対処法も分からないまま不安を抱え続けることになります。

利用者側でできる備えは、実はシンプルです。
普段から作品をクラウド同期しておくこと、そして不具合に気づいたら自己判断でアンインストールする前に公式アカウントを確認すること。
2023年の同種の不具合でも「OSとアプリのバージョンのずれ」が原因だったことを踏まえると、今回も大型OSアップデートの前後は注意しておいて損はなさそうです。

まとめ

ibisPaint X(ver.14.1.2)の起動不具合は、公式が原因を調査中で、iOS/iPadOS 26.4以降へのアップデートが当面の対処法として案内されています。
アンインストールは作品データを失うリスクがあるため避け、公式の続報を待つのが安全です。

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