「バグかこれ!?」――Xで相次ぐ謎の誤フォロー、7月のiOS版から続く”ボタンの罠”の正体
「なんで知らん人いっぱいフォローしちゃってんの!?バグかこれ!?」。
9月22日、声優の仲村宗悟さんがXにそう投稿すると、3,600件を超えるいいねが集まりました。
フォローした覚えのないアカウントが、気づけばフォロー中リストに並んでいる——同じ報告がこの数日、タイムライン上で相次いでいます。
Xを日常的に使っている人なら、他人事ではない話です。
この記事では、何が起きているのか、そしてなぜこの現象が今回だけで終わらなそうなのかを調べました。
先に結論をまとめると:
– 9月22日を中心に、Xで「覚えのないアカウントを誤ってフォローしていた」という報告が複数のユーザーから相次いでいる
– 原因とみられているのは今年7月のiOS版アプリのUI変更で、画像を拡大表示した際に指が届きやすい位置に「フォローする」ボタンが移動したこと
– Xからの公式な説明はまだなく、フォロー中リストを定期的に見直すことが今のところできる唯一の対処法とされている
Xで何が起きているのか
事の発端は仲村宗悟さんの投稿でした。
なんで知らん人いっぱいフォローしちゃってんの!?バグかこれ!?
— 仲村 宗悟 (@ShugoAbc) 2026年9月22日
この投稿には21件の返信がつき、その一つが声優の沢城千春さんによるものでした。
「ちょっと前から同じ現象起きてる、、なんか勝手にフォローされてる、、」と返信し、257件のいいねを集めています。
ちょっと前から同じ現象起きてる、、
— 沢城千春 (@sawasawa12) 2026年9月22日
なんか勝手にフォローされてる、、
「自分だけじゃなかったんだ」と感じたユーザーが次々に声を上げる展開になり、引用投稿の中には「同じ現象起きていて自分の誤フォローかと思ったけどバグなら納得(非常に困る💢💦」というものもありました。
これまで「自分の操作ミスかもしれない」と思い込んでいた人が、実は同じ不具合に遭遇していたと気づいたケースが目立ちます。
ただ、この一連の投稿だけでは「本当にアプリ側の不具合なのか」「なぜ今また起きているのか」までは分かりません。
そこで、これまでの経緯を調べてみました。
調べて分かったこと
原因は7月のUI変更、実は”初めて”ではない
今回の現象を最初に報じたのはX上のユーザーたちでしたが、iOS版Xアプリでの同種の不具合は今年7月にも話題になっていました。
当時のニュースサイトSBAPPの報道によると、iOS版Xアプリのバージョン12.11.1で、画像を拡大表示した際に「フォローする」ボタンが指の届きやすい位置に移動したことが原因とみられています。
写真や動画を開こうとして指を伸ばした先に、いつの間にかフォローボタンが待ち構えている格好で、これが誤フォローや、逆に意図しないフォロー解除を招いているというわけです。
この時点でAndroid版(バージョン12.11.0)では同じ現象が確認されておらず、iOS版に限られた問題として報じられていました。
7月末にはAndroid版でも似た症状の誤フォロー報告が相次ぎ、Shiritomo SNSでも記事にしています(後述の関連記事参照)。
ただしこちらは「Androidアプリの大規模な刷新」がきっかけとされており、フォローボタンの位置変更そのものを名指しした公式アナウンスは確認できていません。
つまり7月にはiOS・Android双方で誤フォローの報告が相次いだものの、原因として特定されているUI変更の中身はプラットフォームごとに異なる可能性があるという状態でした。
それから2ヶ月近くが経った今回、再び報告が集中しているのはiOS版で、SBAPPが7月に指摘したボタン位置がその後変更された形跡もありません。
Xから不具合を認める公式コメントは、7月の時点でも今回でも出ていません。
なぜ今また相次いだのか
9月22日前後に報告が集中した理由について、公式な説明がない以上断定はできません。
ただ、実際に取得できた投稿を見る限り、「最近急にフォロー通知が増えた」という声が複数見つかり、直近のアプリ更新か、画像表示まわりの挙動に何らかの変化があった可能性はうかがえます。
一方で、7月の不具合がそもそも解消されずに残っていて、画像付き投稿を開く頻度が高いタイミングで報告が目立っただけ、という見方もできます。
どちらが正しいかは、Xからの説明が無い現状では判断できません。
誤ってフォローしてしまったら、どうすればいいのか
「気づいたら知らない人をフォローしていた」という状態に心当たりがある場合、まず確認したいのは自分のフォロー中リストです。
相手のプロフィール画面を開き、「フォロー中」と表示されているボタンをタップすると、そのアカウントのフォローを解除できます。
心当たりのないアカウントが増えていないか、数日おきにフォロー中リストを見返しておくと、誤フォロー解除の手間を後からまとめて減らせます。
なお、今回の一連の投稿を見る限り、フォロー解除の操作自体で新たな不具合が起きたという報告は確認できませんでした。
現時点で分かっているのは「意図しないフォローが増える」現象までで、それ以上の実害(アカウント乗っ取りなど)につながったという報告は見当たりません。
もし今後Xから公式な説明や修正の告知があれば、この記事でも追記します。
Shiritomo編集部の考察:同じ不具合が繰り返し話題になる理由
今回の件で興味深いのは、7月に一度大きく報じられた不具合が、2ヶ月後にほぼ同じ形で再燃した点です。
SNS運用の現場では「一度バズった不具合ネタは沈静化したら終わり」と考えがちですが、実際には原因となっているUIが変わらない限り、同じ症状を持つユーザーが時間差で次々と気づき、その都度話題になり得ます。
運用担当者にとっては、こうした「プラットフォーム側の未解決の不具合」を定点観測しておくことが、ユーザーサポート対応の予測にも役立ちます。
仮に自社アカウントが誤って知らないアカウントをフォローしていた場合、フォロワーから指摘される前に自分たちで定期チェックする体制を持っておくと安心でしょう。
まとめ
Xで相次いでいる誤フォロー報告は、7月にも一度話題になった「画像表示時のフォローボタン位置」が原因とみられる不具合の再燃です。
公式な修正告知はまだなく、心当たりのない相手が増えていないか、自分でフォロー中リストを確認するのが今できる唯一の対処法といえそうです。
さらに深掘りしたい方へ
- iOS版Xで「勝手にフォロー」の報告が急増、UI変更による誤タップが原因?(SBAPP) — 7月時点での原因分析記事。
対象バージョンや影響範囲が詳しく報じられています

