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深夜0時の告知に最初の1時間で1,264件、フィールズのスマスロ新機種キャンペーンはリポストとハッシュタグ投稿を三段構えで同時に伸ばした

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月1日 更新
深夜0時の告知に最初の1時間で1,264件、フィールズのスマスロ新機種キャンペーンはリポストとハッシュタグ投稿を三段構えで同時に伸ばした

告知が出たのは、9月30日の0時5分でした。
多くの人が眠りにつく時間帯にもかかわらず、その直後の1時間だけで1,264件のリポストと引用が生まれています。
フィールズ株式会社が新機種「スマスロ モンスターハンターライズ:サンブレイク」の導入を記念して実施した X キャンペーンです。

リポストは取得時点で6,949件。
それとは別に、指定のハッシュタグを付けた投稿も830件生まれていました。
「リポストで広げる人」と「自分の投稿として参加する人」を1本の告知で同時に動かした設計は、X でキャンペーンを企画する担当者にとって参考になるはずです。
この記事では、数字の中身と、なぜ二つの動きが同時に起きたのかを整理します。

先に結論をまとめると:
– 応募の入り口を3つ重ね、それぞれ別の賞品を割り当てたことで、1回の閲覧で複数のアクションが生まれました
– 手間のかかるハッシュタグ付き引用も、リポストとほぼ同じ速さで積み上がりました
– 導入日直前の深夜という時期に、待っていたファンが初動をつくった形です

深夜0時台の告知が、1日でどこまで広がったのか

まずは告知ツイートそのものを見てみます。

告知から24時間の拡散は合計7,455件で、内訳はリポスト6,737件・引用718件でした。
取得時点の告知ツイートの数字では、リポスト6,949件に対していいねは1,734件と、リポストがいいねの約4倍に達しています。
いいねより拡散のほうが多いのは、読者が「見て終わり」ではなく「参加する」側に回ったサインです。

インプレッション(投稿が表示された延べ回数)は64,628回で、そのうち10.8%がリポストにつながった計算になります。
ブックマークも106件ついています。

時間の流れで見ると、ピークは告知直後の1時間です。
その後、明け方3〜4時台にいったん1時間あたり200件前後まで落ち着きます。
朝6〜8時台には再び1時間あたり450件前後まで伸びました。
目覚めてタイムラインを開いた人が、二つ目の波をつくったようです。

詳しい拡散の推移や、どんな層が拡散を担ったかの分析は SocialReport のキャンペーンレポートで公開しています。
ここからは、その数字が生まれた背景を掘り下げます。

「スマスロ モンスターハンターライズ:サンブレイク」はどんな機種なのか

導入はいつで、前作とどう違うのか?

対象機種は、カプコンのゲーム『モンスターハンターライズ:サンブレイク』を題材にしたパチスロ機です。
パチスロ情報サイトの報道によると、開発・製造はアデリオン、販売元はフィールズで、2026年10月5日から順次導入されます。

位置づけは、現在稼働中の「スマスロ モンスターハンターライズ」の続編です。
前作の「超抽選バトル」に代わり、「超狩猟」という新しいゲーム性を前面に出しています。
Wフォロー先として告知に登場したエンターライズも、公式サイトの機種一覧で同機を紹介していました。

つまり今回のキャンペーンは、導入まで1週間を切った時点で、前作から追いかけているファンへ向けて打たれた告知だったことになります。

賞品は何だったのか?

告知ツイートが示した応募の入り口と賞品は、次の3つです。

  • フォロー&リポストで、1,000円分のQUOカード
  • ハッシュタグを付けた引用で、3連アクリルキーホルダー
  • Wチャンスとして @enterrise_corp も合わせてフォローすると、ダブルポケットクリアファイル

引用に使われたハッシュタグは「#今度の狩りは大連続」でした。
告知には当選人数の記載がなかったため、この記事でも人数には触れません。

なぜリポストとハッシュタグ投稿が同時に伸びたのか

応募の入り口を「重ねた」から

フォロー&リポストだけのキャンペーンなら、参加者の行動は1回のリポストで終わります。
今回は引用とWフォローの枠がそれぞれ別の賞品につながっていたため、同じ人が2つ目、3つ目のアクションを取る理由がありました。

手間の差が、曲線に表れなかった

ハッシュタグ付きの引用は、リポストより一手間かかります。
それでも、告知から6時間時点の累積はリポストが約37%、ハッシュタグ投稿が約39%で、ほぼ同じ曲線を描いていました。
手間の差があっても、賞品が分かれていれば参加は同じテンポで積み上がることを示すデータです。

ハッシュタグそのものが機種を語っている

「#今度の狩りは大連続」は、応募のための記号であると同時に、新機種の「超狩猟」を連想させる言葉になっています。
実際の引用投稿は、ハッシュタグだけを添えたシンプルなものが中心でした。
それでもタグが機種の世界観を背負っているため、短い投稿が流れるだけで新作の雰囲気がタイムラインに広がる形になっていました。

QUOカードが入り口を広げた

アクリルキーホルダーやクリアファイルは、モンハンや機種のファンに向けた賞品です。
一方でQUOカードは、遊技やゲームに詳しくない人にとっても参加する理由になります。
SocialReport のレポートでも、拡散に関わったアカウントは遊技・ゲーム系にとどまらず、暮らし系や一般の発信者まで幅広く分布していたと分析されています。

Shiritomo編集部の考察:入り口ごとに「別の理由」を用意する

ここで一つ、私たちの考えをお伝えします。
X のプレゼント企画は「フォロー&リポスト」1本で組まれることが多く、そこで終わると参加者の行動も1回で止まります。
今回のキャンペーンが面白いのは、入り口を増やしただけでなく、入り口ごとに違う賞品=違う参加理由を用意していた点です。

引用で応募する人には機種のグッズ、リポストで応募する人には誰でも使えるQUOカード。
こうして参加理由を分けておくと、ファンは「全部の枠に応募したい」と動き、ファン以外の人も「QUOカードなら」と入ってきます。
結果として、拡散の量と、自分の言葉で参加する投稿の量が同時に伸びたのでしょう。

明日から企画を組む担当者が取り入れやすいのは、次の2点です。
1つ目は、引用用のハッシュタグを「応募の印」ではなく「商品を語る一言」として設計すること。
2つ目は、導入日や発売日の直前に告知を置き、待っているファンがいるタイミングで初動を取りにいくことです。
深夜0時台の告知でも最初の1時間に全体の約17%が集まったのは、関心の高い人がすでにタイムラインにいたからだと考えられます。

まとめ

フィールズの新機種導入記念キャンペーンは、入り口を3つ重ね、入り口ごとに別の賞品を割り当てることで、リポスト6,949件とハッシュタグ投稿830件を同時に生み出しました。
キャンペーンの「量」を伸ばしたいときは、賞品を増やすより、参加の理由を分けるほうが効くのかもしれません。

さらに深掘りしたい方へ

出典:拡散データは SocialReport のキャンペーンレポート に基づく