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Google AntigravityにClaude Opus 5.5追加も、有料プランで3手で上限――旧モデルは11月2日消滅

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月4日 更新
Google AntigravityにClaude Opus 5.5追加も、有料プランで3手で上限――旧モデルは11月2日消滅

「Claude Opus 5.5とSonnet 5.5が、Antigravityで使えるようになった」。
Googleのコーディング用AIワークスペース「Antigravity」のモデル一覧に、2026年10月3日、Anthropic製の最新モデルが並びました。
ただし使えるのは有料プランの一部ユーザーだけで、しかも実際に触った人からは「あっという間に上限に当たった」という声も出ています。
AIで日々コードを書いている人、Google AI ProやUltraに課金している人にとっては、プラン選びの判断材料になる話です。

先に結論をまとめると:
– GoogleのAntigravityにClaude Opus 5.5・Sonnet 5.5が追加されたが、使えるのは有料のGoogle AI Pro・Ultraのみ(無料トライアル中のPro、Free、Plus、Enterpriseは対象外)
– 旧モデルのClaude Opus 4.6・Sonnet 4.6・GPT-OSS-120Bは11月2日に削除予定
– 有料プランでも利用枠は小さく、短時間で上限に達したという報告がある

何が起きたのか

Google Antigravityは、複数のファイルをまたいでコードを計画・記述・テストできる「エージェント型」の開発ワークスペースです。
これまでGoogle自社のGeminiモデルが中心でしたが、今回Anthropic製のClaude Opus 5.5とSonnet 5.5がモデル選択肢に加わりました。
Anthropicの個別APIキーを別途契約する必要はなく、Google側のプラン契約だけで呼び出せる点が特徴です。

更新を伝えたのは開発者コミュニティのアカウントで、「Google AIサブスクリプション向けAntigravityの更新。
新規追加:有料のPro・UltraプランでClaude Opus 5.5とSonnet 5.5が使える。
退場:GPT-OSS 120Bは11月2日に」という内容でした。

複数の海外メディアも同日中に後追いで報じており、Claude Opus 4.6・Sonnet 4.6・GPT-OSS-120Bの3モデルが11月2日に使えなくなることも合わせて伝えられています。
ただ、実際に使った人の反応を見ると、追加されたこと自体への歓迎だけでは終わっていませんでした。

調べて分かったこと

有料プランなら誰でも使えるわけではない

最初に注意したいのは、対象プランの範囲の狭さです。
複数の海外メディアの報道を確認すると、Claude Opus 5.5・Sonnet 5.5が使えるのは、Google AI ProとUltraの「正規契約」ユーザーに限られます。
Free・Plus・Enterpriseはもちろん対象外ですが、見落としやすいのは、Google AI Proであっても無料トライアル期間中のアカウントは除外されるという点です。
「Proに入っていれば使える」と思って試したら、トライアル中だったために表示されなかった、という人が出ても不思議はありません。

上限はどれくらい小さいのか

追加の喜びに水を差す格好になったのが、「はしゃぎすぎないで。
Google AI Proでは、Opus 5.5が3回のやり取りで5時間の利用上限に達した。
とても小さなクォータだ」という、別の利用者による報告です。

3回のやり取りで5時間分の利用枠を使い切ったという内容です。
この数字はあくまで投稿者本人の体感であり、Google公式が発表した基準ではないため、環境や使い方によって変わる可能性はあります。
それでも、「最新モデルが使える」という見出しだけで判断してプラン変更を決めるのは早計だと分かる材料です。
報道によれば、Pro・Ultraのどちらでも、利用枠を超えたときに追加消費するかどうかを「常に消費する」「消費しない」のどちらかに設定できる仕組みがあるとされていますが、これも上限そのものを大きくするものではありません。

Google AI ProとUltra、結局どちらを選ぶべきか

Antigravityで最新のClaude系モデルを使いたい場合、まず必要なのは「トライアルではない」Pro以上の契約です。
そのうえで、Opus 5.5のような高性能モデルを日常的に使うほど利用枠に当たりやすくなる以上、頻度が高い人ほどUltraが候補になってきます。
なお、Sonnet 5.5は複雑な推論よりも速さと日常的な作業向けに位置づけられたモデルとされ、Opus 5.5は複数ファイルをまたぐ複雑な推論・デバッグ向けとされています。
「とりあえずOpus」ではなく、作業内容に応じてモデルを切り替えたほうが、小さな利用枠を長持ちさせやすいと言えそうです。

旧モデルを使う自動化ワークフローを組んでいる場合は、11月2日までに新モデルへの移行を終える必要がある点も、エンジニアであれば意識しておきたいところです。

Shiritomo編集部の考察

今回の件で気になるのは、「モデルが追加された」というニュースと「実際に使えるか」の間にある温度差です。
SNS上の第一報は好意的な反応が多く拡散しやすい一方、実際に使い込んだ人の「上限が小さい」という報告は、拡散力こそ劣るものの意思決定には直結します。
プラン変更やツール選定をSNSのニュースだけで判断すると、こうした実利用者の声を見落としがちです。
Googleのように複数のAIモデルを1つのサブスクリプションに統合する動きは今後も増えると見られ、「どのプランで何が使えるか」を都度確認する手間は、ユーザー側にしばらく残りそうです。
発表直後の好意的な反応と、数日後に出てくる実利用者の不満の両方を見てから判断する姿勢が、今後も有効だと考えられます。

まとめ

Google AntigravityへのClaude Opus 5.5・Sonnet 5.5追加は、有料プランの魅力を上げる一方で「正規契約限定・利用枠は小さい」という制約付きでした。
旧モデルの11月2日削除も控えており、Antigravityを使っている人は早めにプランと移行先を確認しておくとよさそうです。

さらに深掘りしたい方へ

「Google Gemini、終了へ」――無料ユーザーのFlashモデル、10月9日からFlash-LiteのみにGoogleは個人向けGeminiアプリでも無料ユーザー向けの機能を10月9日から制限する方針です。 Antigravityの件と合わせて、Google各サービスの無料・有料の線引きが一斉に動いています。

Antigravityの対応モデルや料金プランの詳細は、Google公式のドキュメントで随時更新されています。