「大崎がニンテンドースイッチって言った」──Switch版『大穢』PVの時代錯誤ギャグ
昭和30年の孤島が舞台のミステリーホラーで、探偵役が真顔で「Nintendo Switch」と口にする。
年代も世界観もまるで噛み合わない一言が、PV(プロモーション映像)の中に挟み込まれています。
BLノベルゲーム(男性同士の恋愛要素を含む小説形式のアドベンチャーゲーム)のファンだけでなく、移植版の発売情報を追っている人にも気になる場面ではないでしょうか。
Switch版『大穢(おおえ)』が実際にどんな内容で、なぜこのPVが作られたのかを調べてみました。
先に結論をまとめると:
– Switch版『大穢』は2026年12月24日発売、現在予約受付中
– PV内で主人公・大崎が時代設定にそぐわない「Nintendo Switch」という単語を口にする場面がある
– Switch版では新規ボイスや追加エピソード、多言語字幕などの追加要素が加わる
何が起きたのか
『大穢』は、原作ADELTA・原画とシナリオをくろさわ凛子さんが手がけるBLノベルゲームです。
舞台は昭和30年(1955年)、絶海の孤島。
そこに集められた9人の「犯罪者」と、正体を隠して紛れ込んだ1人の探偵・大崎が、連続して起こる事件の謎を追う閉鎖空間ミステリーホラーという設定です。
移植元はPCで公開済みの作品で、今回dramatic createがパブリッシャーとなり、Nintendo Switch版として2026年12月24日に発売されることが決まりました。
発売決定を記念したPVの中で話題になっているのが、主人公・大崎が「Nintendo Switch」という現代の単語をそのまま口にする場面です。
昭和30年の世界観の中に、令和の家庭用ゲーム機の名前が飛び込んでくるちぐはぐさが、見る人の目を引く作りになっています。
@Take_rizuさんは11月7日夕方、このPVを見て「大崎がニンテンドースイッチって言った」と2回繰り返して反応したうえで、ゲーム内のキャラクターどうしが「僕たちの活躍がBlu-rayで見れるみたいですよ」「予約特典では自分と有明さんの短編小説も付くようですね」と語り合う未来を想像する投稿をしています。
大崎がニンテンドースイッチって言った‼️大崎がニンテンドースイッチって言った‼️「大崎さん❣️僕たちの活躍がBlu-rayで見れるみたいですよ!」「予約特典では自分と有明さんの短編小説も付くようですね」「一緒に見ましょうね❣️」も夢じゃない
— たけのこ!!😢多忙中‼️ (@Take_rizu) 2026年11月7日
Nintendo Switch『大穢』紹介PV https://t.co/cXrYVRjswl
この投稿が示すのは、1955年という時代設定を大事にしてきた作品のファンほど、現代機材の単語が出てくる違和感を楽しめるという点です。
「大崎がニンテンドースイッチって言った」という一文は、原作を知る人だからこそ刺さるネタだったと言えそうです。
ただ、このPVの演出が1本だけのジョークで終わる話なのか、Switch版の作り自体にも意味があるのかは、移植内容を見ないと分かりません。
調べて分かったこと
どんな物語なのか?
『大穢』の舞台は、八丈島の東に位置するとされる孤島です。
ある女優の法要のために集められた9人の「犯罪者」と、別人になりすまして紛れ込んだ探偵・大崎が、互いへの疑念と過去の因縁を抱えながら、次々と起こる事件の真相に迫っていきます。
1955年という時代設定を前提に組まれた因習・怪異要素も特徴のひとつです。
Switch版で何が増えるのか?
Switch移植にあたって、キャラクター「日出」に新規ボイスが追加され、声優は村瀬歩さんが担当します。
既存の「事件簿」コンテンツにも新規エピソードとボイスが加わり、BGM鑑賞モードやボイスのセーブ機能も実装される予定です。
字幕は日本語に加え、英語・繁体字中国語・簡体字中国語・韓国語に対応し、海外のプレイヤーも遊びやすい作りになっています。
発売日は2026年12月24日で、特典付きパッケージなどの予約はすでに始まっています。
Shiritomo GAME編集部の考察
BLノベルゲームのコンソール移植は、もともとPC・スマホ中心だった読者層をSwitchの一般ゲームコーナーに広げる動きとして見られます。
今回のPVが「時代錯誤のギャグ」で注目を集めたのは、作品の世界観を壊さずに移植版の存在を知らせる、低コストで拡散力のある手法だったからでしょう。
1955年という作り込んだ設定をあえて自虐的に使う演出は、既存ファンの反応を狙いつつ、新規層には「どういう作品か」を直感的に伝える役割も兼ねています。
新規ボイスやBGM鑑賞モードといった移植版の追加要素も、既存ファンの再購入を後押しする定番の作り方で、インディー・準メジャー規模のADV移植が定着してきたことの表れと言えそうです。
まとめ
Switch版『大穢』は2026年12月24日発売予定で、既存シナリオに新規ボイスやエピソードを加えた移植版になります。
発売決定PVで主人公が現代の機材名を口にする場面が、ファンの1人から反応を集めています。
この記事で取り上げた製品
大穢 Switch
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