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日本クリエイターの間でSubstack開設ラッシュ広がる——Xのアルゴリズムに疲れた発信者たちの新天地

shiritomo | AI・SNS・話題のテック情報メディア by Hashout編集部 @shiritomoAI_jp 2026年4月30日 更新
日本クリエイターの間でSubstack開設ラッシュ広がる——Xのアルゴリズムに疲れた発信者たちの新天地

最近、Xのタイムラインで「Substack(サブスタック)」という名前を見かける機会が増えてきました。

気になって調べてみると、どうやら日本の著名クリエイターたちが次々とアカウントを開設しているようです。

きっかけは2026年4月19日、インフルエンサーのイケハヤ氏が「Substackはマジで良い」と熱烈に推薦したこと。

その流れに乗るように、AIディレクターのKEITO氏やコピーライターの大橋一慶氏といった著名クリエイターが続々と参入し、日本で静かなブームが広がっています。

Xで広がった反応

4月19日以降、Xのタイムラインにはイケハヤ氏のSubstack推薦への反応が続出しています。

イケハヤ氏自身もXで「Substack、Xより反応もらえるのすごいな……w 何気ない投稿に、いいねがたくさん付く。

Xの雰囲気が嫌になった方は、サブスタへGO!」と投稿し、多くのクリエイターの背中を押しているようです。

さらにイケハヤ氏は「SNS機能が超楽しい(古のツイッター)・メールでコンテンツを届けられる・アプリがよくできてる」とも述べており、クリエイター目線からの期待の声がXで広がりました。

話題の中心にあるのは「アルゴリズム(投稿の表示順や拡散範囲を決める仕組み)に振り回されない発信」という価値観です。

フォロワーが多くても表示されるかどうかはアルゴリズム次第というXの現実に対し、Substackはメールボックスに100%届く購読型の仕組みを持っています。

この確実な到達性こそが、今の日本クリエイターに刺さっているポイントではないでしょうか。

イケハヤ氏のSubstackは2300人超、KEITO氏のアカウントはすでに約1000人近い購読者(ニュースレターを定期的に受け取るために登録した読者)を集めています。

「広告がなく、喧騒がない」「まるで初期のTwitterみたい」という感想が相次いでおり、創作・情報発信に集中できる環境として評価が高まっているようです。

Substackを深掘りしてみました

Substackとは

Substack(サブスタック)は、2017年に米国で創業されたニュースレタープラットフォームです。

クリエイターが記事を書き、登録者のメールボックスに直接届けることができます。

無料・有料どちらの購読モデルも選択でき、有料購読の場合クリエイターへの収益配分は約84〜87%と高水準です。

月間アクティブユーザーはグローバルで3500万人を超えていますが、日本語ユーザーはまだ少ない状況です。

イケハヤ氏が推す理由

イケハヤ氏がnoteに書いた記事によると、Substackを強く勧める理由は大きく三つあります。

  1. アルゴリズム非依存:購読者のメールボックスに確実にコンテンツが届きます
  2. 資産化できる購読者リスト:メールアドレスをCSV形式でダウンロード可能で、プラットフォームが消えても資産として残ります
  3. 先行者利益:日本市場はまだ小さく、今参入すれば認知を取りやすい状況です

KEITO氏の選択理由

AIディレクターのKEITO氏は、「SNSのアルゴリズムに振り回されすぎず、読んでくれる人にちゃんと届く発信をしたかった」という動機でSubstackを開設しています。

プラットフォームごとの役割分担として「XやInstagramは新規開拓、YouTubeは動画配信、Substackは継続読者向けの深い発信」という戦略を掲げているそうです。

初日から高い開封率

複数のクリエイターが報告しているのが、Substack開始初日からの高い開封率(メールを開いた読者の割合)です。

あるクリエイターは初日フォロワー60人・開封率42〜50%という数字を達成し、「通常のメルマガ(開封率12〜25%)と比べて異常に高い」と驚きを伝えています。

さらに注目すべきは流入経路で、新規フォロワーの95%以上がプラットフォーム内からというデータも出ており、Substack内での自然な発見が機能していることがわかります。

メルマガとの使い分けが鍵

日本にはすでにメルマガ(メールマガジン)文化が根付いており、Substackとの使い分けが課題として指摘されています。

Substackはブログのように記事が蓄積される点、アプリ体験が洗練されている点、SNS的な短文投稿ができる「Notes機能」も備えている点が差別化要素とされています。

さらに深掘りしたい方へ

  • イケハヤ氏のSubstackを推薦したnote記事
    https://note.com/ihayato/n/n6162f3153a07

  • KEITO氏がSubstackを始めた理由(note)
    https://note.com/keito_12kk2/n/neef1803af38e

  • Substack初日で衝撃の数字が出た件(note)
    https://note.com/riko_nft/n/n2371ea270a56

  • 購読型ニュースレタープラットフォームSubstackの台頭と今後(CreatorZine)
    https://creatorzine.jp/article/detail/2128

  • Substack公式
    https://substack.com/

まとめ

イケハヤ氏の推薦をきっかけに火がついた日本クリエイターのSubstack開設ラッシュ。

背景にあるのはXのアルゴリズム疲れという根本的な不満で、「確実に届く発信」「自分の資産になる購読者リスト」という実利を追い求めるムーブメントになっています。

日本市場がまだ小さいうちに先行者利益を取りにいく動きは、今後さらに加速していくかもしれません。