日本クリエイターの間でSubstack開設ラッシュ広がる——Xのアルゴリズムに疲れた発信者たちの新天地
最近、Xのタイムラインで「Substack(サブスタック)」という名前を見かける機会が増えてきました。
気になって調べてみると、どうやら日本の著名クリエイターたちが次々とアカウントを開設しているようです。
きっかけは2026年4月19日、インフルエンサーのイケハヤ氏が「Substackはマジで良い」と熱烈に推薦したこと。
その流れに乗るように、AIディレクターのKEITO氏やコピーライターの大橋一慶氏といった著名クリエイターが続々と参入し、日本で静かなブームが広がっています。
Xで広がった反応
4月19日以降、Xのタイムラインにはイケハヤ氏のSubstack推薦への反応が続出しています。
イケハヤ氏自身もXで「Substack、Xより反応もらえるのすごいな……w 何気ない投稿に、いいねがたくさん付く。
Xの雰囲気が嫌になった方は、サブスタへGO!」と投稿し、多くのクリエイターの背中を押しているようです。
Substack、Xより反応もらえるのすごいな……w
何気ない投稿に、いいねがたくさん付く。。。
Xの雰囲気が嫌になった方は、サブスタへGO! https://t.co/XIqoj9QJCb pic.twitter.com/jmk1SP0kPu
— 🍺 イケハヤ@アニメ作る人 (@IHayato) 2026年4月22日
さらにイケハヤ氏は「SNS機能が超楽しい(古のツイッター)・メールでコンテンツを届けられる・アプリがよくできてる」とも述べており、クリエイター目線からの期待の声がXで広がりました。
おぉ?なんかSubstackの解説記事が軽くバズっている!感謝!
Substack、一見するとnoteと似てるんですが、
・SNS機能が超楽しい(古のツイッター)
・メールでコンテンツを届けられる
・アプリがよくできてるという感じで、クリエイター目線でもこれ流行ったらいいな〜と思ってます。 https://t.co/khpwVq4U3K
— 🍺 イケハヤ@アニメ作る人 (@IHayato) 2026年4月20日
話題の中心にあるのは「アルゴリズム(投稿の表示順や拡散範囲を決める仕組み)に振り回されない発信」という価値観です。
フォロワーが多くても表示されるかどうかはアルゴリズム次第というXの現実に対し、Substackはメールボックスに100%届く購読型の仕組みを持っています。
この確実な到達性こそが、今の日本クリエイターに刺さっているポイントではないでしょうか。
イケハヤ氏のSubstackは2300人超、KEITO氏のアカウントはすでに約1000人近い購読者(ニュースレターを定期的に受け取るために登録した読者)を集めています。
「広告がなく、喧騒がない」「まるで初期のTwitterみたい」という感想が相次いでおり、創作・情報発信に集中できる環境として評価が高まっているようです。
Substackを深掘りしてみました
Substackとは
Substack(サブスタック)は、2017年に米国で創業されたニュースレタープラットフォームです。
クリエイターが記事を書き、登録者のメールボックスに直接届けることができます。
無料・有料どちらの購読モデルも選択でき、有料購読の場合クリエイターへの収益配分は約84〜87%と高水準です。
月間アクティブユーザーはグローバルで3500万人を超えていますが、日本語ユーザーはまだ少ない状況です。
イケハヤ氏が推す理由
イケハヤ氏がnoteに書いた記事によると、Substackを強く勧める理由は大きく三つあります。
- アルゴリズム非依存:購読者のメールボックスに確実にコンテンツが届きます
- 資産化できる購読者リスト:メールアドレスをCSV形式でダウンロード可能で、プラットフォームが消えても資産として残ります
- 先行者利益:日本市場はまだ小さく、今参入すれば認知を取りやすい状況です
KEITO氏の選択理由
AIディレクターのKEITO氏は、「SNSのアルゴリズムに振り回されすぎず、読んでくれる人にちゃんと届く発信をしたかった」という動機でSubstackを開設しています。
プラットフォームごとの役割分担として「XやInstagramは新規開拓、YouTubeは動画配信、Substackは継続読者向けの深い発信」という戦略を掲げているそうです。
初日から高い開封率
複数のクリエイターが報告しているのが、Substack開始初日からの高い開封率(メールを開いた読者の割合)です。
あるクリエイターは初日フォロワー60人・開封率42〜50%という数字を達成し、「通常のメルマガ(開封率12〜25%)と比べて異常に高い」と驚きを伝えています。
さらに注目すべきは流入経路で、新規フォロワーの95%以上がプラットフォーム内からというデータも出ており、Substack内での自然な発見が機能していることがわかります。
メルマガとの使い分けが鍵
日本にはすでにメルマガ(メールマガジン)文化が根付いており、Substackとの使い分けが課題として指摘されています。
Substackはブログのように記事が蓄積される点、アプリ体験が洗練されている点、SNS的な短文投稿ができる「Notes機能」も備えている点が差別化要素とされています。
さらに深掘りしたい方へ
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イケハヤ氏のSubstackを推薦したnote記事
https://note.com/ihayato/n/n6162f3153a07 -
KEITO氏がSubstackを始めた理由(note)
https://note.com/keito_12kk2/n/neef1803af38e -
Substack初日で衝撃の数字が出た件(note)
https://note.com/riko_nft/n/n2371ea270a56 -
購読型ニュースレタープラットフォームSubstackの台頭と今後(CreatorZine)
https://creatorzine.jp/article/detail/2128 -
Substack公式
https://substack.com/
まとめ
イケハヤ氏の推薦をきっかけに火がついた日本クリエイターのSubstack開設ラッシュ。
背景にあるのはXのアルゴリズム疲れという根本的な不満で、「確実に届く発信」「自分の資産になる購読者リスト」という実利を追い求めるムーブメントになっています。
日本市場がまだ小さいうちに先行者利益を取りにいく動きは、今後さらに加速していくかもしれません。