OpenAIのCodexとChatGPT Work、アクティブユーザー700万人突破 800万人目前
600万人から700万人。
OpenAIのAIツール利用者数が積み上がるのに、今回はわずか数日しかかかりませんでした。
開発者向けのコーディング支援ツール「Codex(コーデックス:AIがプログラムのコードを書いたり修正したりしてくれるサービス)」と、業務のタスクをAIエージェントが代行する「ChatGPT Work(チャットジーピーティー・ワーク)」の合算アクティブユーザー数が、7月中旬に700万人を突破しています。
この急成長、AIをビジネスで使い始めた人や、SNSでAI関連の情報を追っている人にとっては見逃せない動きです。
なぜこれほど短期間にユーザーが増えたのか、そして700万人到達の後に何が起きているのか、Xでの反応と一次情報をもとに整理してみます。
先に結論をまとめると:
– CodexとChatGPT Workの合算アクティブユーザーが、600万人から700万人、さらにその後は800万人にまで到達しています
– 急成長の背景には、新モデル「GPT-5.6 Sol」の効率化と、5時間ごとの利用制限の一時解除があります
– OpenAIは節目のたびに利用上限をリセットする対応を続けており、日本のユーザーからも歓迎の声が上がっています
わずか数日で100万人増えた700万人という数字
今回の700万人到達を発表したのは、OpenAIでChatGPTとCodexを含むコア製品全体を統括するThibault(ティボ)・Sottiaux氏です。
X上での投稿は、達成の報告とユーザーへの感謝、そして利用上限をリセットするという告知の3点セットでした。
日本語に訳すと「CodexとChatGPT Workを使ってくれている700万人のアクティブユーザーの皆さんに感謝します。
この節目を祝って、全アカウントにリセット権を追加しました。
デスクトップアプリかウェブ上で適用すれば、週の利用上限が回復します。
楽しんでください」という内容です。
Thank you to the 7M active users who are now using Codex and ChatGPT Work.
We have added a banked reset to everyone's account to celebrate the milestone. You can apply the reset in the desktop app or on web and it will replenish the weekly usage for you.
Have fun out there.— Tibo (@thsottiaux) 2026年7月13日
わずか数日前まで600万人だった数字が700万人まで伸びたことになり、ペースはむしろ加速しているように見えます。
ただ、「増えた」という事実だけでは、なぜこれほど急なのか実感が湧きません。
背景を一次情報で確かめてみました。
調べて分かったこと
なぜここまで急に伸びたのか?
急成長の引き金になったのは、7月9日に一般公開された新モデル「GPT-5.6 Sol(ソル)」です。
海外メディアの報道によれば、公開後の需要急増を受けて、OpenAIはPlus・Business・Proプランに設けていた「5時間ごとの利用制限」を一時的に撤廃しました。
これにより、ユーザーは制限を気にせずCodexやChatGPT Workを使い続けられる状態になっています。
日本のAIニュース発信者チャエン氏(デジライズCEO)も、600万人突破のタイミングでこのアップデート内容を伝えていました。
【朗報】Codex / ChatGPT Workでアップデートが発表
— チャエン | デジライズ CEO《重要AIニュースを毎日最速で発信⚡️》 (@masahirochaen) 2026年7月13日
主な変更点は3つです。
✅ Plus・Business・Proの「5時間利用制限」を一時解除
✅ GPT-5.6 Solを最適化
・同じ処理でもUsage消費が減少
・より長時間使えるよう改善
・詳細な効果は後日公開予定
✅ アクティブユーザー600万人突破… https://t.co/SmK1ursOAt pic.twitter.com/DD7zgjZO3y
さらにOpenAIは、Sol自体を「1回のやり取りあたりの消費量を全体的に抑える」方向で改善しているとも説明しています。
制限が緩んだうえに1回あたりの負荷も軽くなれば、同じ利用枠でもこなせる作業量は増えます。
利用のハードルが下がったことが、そのまま利用者数の伸びに直結したと見てよさそうです。
Tibo氏はなぜここまで気前がいいのか?
Sottiaux氏はGoogle DeepMindでのML基盤開発などを経て2024年にOpenAIへ入社し、Codexの立ち上げを主導した人物です。
2026年からはChatGPT・Codexを含むコア製品全体の統括を任されており、今回の急成長の「現場責任者」にあたります。
今回のリセットは恒久的な上限引き上げではなく一時的な措置とされていますが、ユーザーが伸びるたびに感謝とともに上限を緩める対応を繰り返している点は特徴的です。
制限緩和のニュース自体が話題を呼び、さらなる利用増につながるという循環が生まれているように見えます。

700万人到達のその後はどうなったのか?
700万人達成の発表からさらに時間が経つと、Sottiaux氏は追加の節目についても報告しています。
日本語に訳すと「こんにちは。
CodexとChatGPT Workの合算アクティブユーザーが800万人に到達しました。
全員の利用上限を再びリセットします。
そして5時間の利用制限も引き続き設けないままにし、皆さんがGPT-5.6 Solの限界を探り、どれだけ野心的になれるか試せるようにします」という内容です。
Hello. We have reached 8M active users across Codex and ChatGPT Work.
— Tibo (@thsottiaux) 2026年7月14日
We are once again resetting the usage limits for all. And we continue to not have the 5h rate limit as well, allowing everyone to explore the boundaries of GPT-5.6 Sol and discover how ambitious you can be.… https://t.co/pKunziOGRm
つまり、700万人という数字は通過点に過ぎず、記事執筆時点ではすでに800万人が目前どころか、それすら超えている可能性が高い状況です。
伸びのスピードが落ちていないことが、この続報からうかがえます。
Shiritomo編集部の考察:数字より「反応の速さ」に注目したい
今回の発表で興味深いのは、OpenAIが利用者数という定量的な成果を、制限緩和という「体験のメリット」とセットで発信し続けている点です。
「あなたの利用枠が増える」という直接的な恩恵を添えることで、Xでの反応やシェアが起きやすくなります。
実際、日本のユーザーからも「Claudeから移行しそう」といった声や、身近な職場での話題化を伝える投稿が見られました。
成果報告に「読者・ユーザー自身が得をする要素」を組み合わせる発信手法は、SNS運用担当者にとっても参考になりそうです。
まとめ
CodexとChatGPT Workの合算アクティブユーザーは、600万人から700万人、そして800万人へと数日単位で伸び続けています。
GPT-5.6 Solの効率化と5時間制限の一時解除という後押しがあり、OpenAIは節目のたびに利用上限をリセットして応えてきました。
ビジネスの現場でAI活用が広がっている一つの証拠として、この数字の伸び方は今後も注目に値しそうです。
さらに深掘りしたい方へ
利用制限の緩和や新モデルの詳細は、GPT-5.6 Solの利用制限緩和を報じたBleepingComputerの記事や、800万人到達とリセットの仕組みを解説したCryptoBriefingの記事も参考になります。



