ゴー☆ジャスのTikTokアカウントが奇跡の復活——誰BANから5日間、ファンとメディアが救った一部始終
永久停止の通知を受け、「もう助からない」と嘆いていたゴー☆ジャスが、2026年4月29日早朝にTikTokアカウントの復旧を報告した。
「これ、本当に大丈夫なの?」と思わず二度見してしまうような動画が、2026年4月下旬にSNSを騒がせました。
「プロせどらー養成学校@なつき」チャンネルが投稿したのは、「イラン情勢でシンナーが品薄になっている今がチャンス。ホームセンターで大量仕入れしてメルカリで転売すれば、15分で15,000円は余裕」という内容の動画です。
YouTubeとXで情報が広まるや否や批判が殺到し、チャンネルの全動画が非公開に追い込まれました。何がここまで問題視されたのか、気になって深掘りしてみました。
批判が集中した理由は、大きく3つあります。
まず、法律上のリスクです。シンナー(塗料用薄め液)は消防法の第4類危険物(引火性のある液体の総称)に分類されており、40リットル以上を保管する場合は消防署への届出が義務づけられています。毒物・劇物にも該当するため、単純な物販商品とはまったく異なる扱いが必要です。
次に、品薄状態での買い占め行為そのものへの反発です。2026年2月末からのイラン情勢悪化により、ナフサ(石油化学製品の原料)の供給が不安定になり、シンナーや薄め液が全国的に入手困難になっていました。困っているペンキ職人や家庭利用者を差し置いて大量仕入れをすることへの怒りは、当然といえるでしょう。
そして「月利50万円を目指せる」という謳い文句が、転売ビジネスを美化するコンテンツへの反感をさらに強めました。
Xユーザーによる拡散を受け、なつき氏はチャンネルの全動画を非公開にし、noteの記事も削除しています。
X上では「動画を消しても記録は残る」「プラットフォームがこういうコンテンツを許可し続けることの問題」という声とともに、YouTubeのコンテンツポリシーの限界についての議論にも発展しました。
渡瀬ゆず氏が「石油危機でメルカリでシンナー高額転売って。メルカリさん、毒物劇物取締法とか危険物取扱法どうなってるの…」とXに投稿したことが、この問題の火付け役の一つになっています。
石油危機でメルカリでシンナー高額転売って。メルカリさん、毒物劇物取締法とか危険物取扱法どうなってるの…。 https://t.co/IN2fDH2IG8 pic.twitter.com/aWLI2KFkXQ
— 渡瀬ゆず💉 (@kamo_kamos) 2026年4月3日
物販系インフルエンサーの「よしー」氏も「コロナ時のマスク買い占めと同じレベル」と厳しく指摘しています。インフラ・職人への影響という観点からの批判は、多くの共感を集めました。
「せどりママって…」危惧していたことが現実に…。塗料用シンナーや塗料が深刻な品薄・価格高騰状態になっているのは、先日のポストで注意喚起した通り(理由は中東情勢や原料不足の影響)インフラ・職人への影響を考えて、これはNGな件なのに…。やってることはコロナ時のマスク買い占めと同じレベル… https://t.co/EaoBAh3RQi pic.twitter.com/rkIHmd7T0X
— よしー|『物販×自動化の教科書』著者|副業の先生 (@yoshi_buppan) 2026年4月29日
ユチュラ(YouTubeニュースサイト)やかせまと!など複数のサイトが報じたところによると、問題の動画は2026年4月下旬に公開され、数日以内に批判が集中して全動画非公開となっています。
消防法に基づく危険物取扱いの規制を整理するとこうなります。
今回の炎上は、SNSマーケターやYouTubeクリエイターにとって「コンプライアンス(法令遵守)を無視したマネタイズ手法は、SNSが増幅装置となって炎上が加速する」という事例として改めて注目されているようです。
また、「転売動画を投稿した後に非公開にする」という対応そのものも批判を受けており、削除後もスクリーンショットや引用ポストで記録が残るという「SNSの永続性」を改めて示す出来事になっています。
参考: https://yutura.net/news/archives/154596
SNS上での「稼ぎ方」発信は、コンプライアンス上の問題を含んだ瞬間に「炎上の増幅装置」へと変わります。
今回の件は、YouTubeやXを使うすべてのコンテンツクリエイターが「発信前にリスクを確認する」ことの大切さを改めて教えてくれているのではないでしょうか。
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