「2034年まで!」ナナシス12年6カ月の幕引き、始まりも終わりも同じ8月12日だった

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月15日 更新
「2034年まで!」ナナシス12年6カ月の幕引き、始まりも終わりも同じ8月12日だった
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2026年8月12日14時59分。
『Tokyo 7th シスターズ』(通称ナナシス)のゲームアプリが、静かにサービスを終えました。

この作品には、実はもうひとつ「8月12日」が隠れています。
ファンが投稿した写真に写っていた文章によれば、企画がスタートしたのも2012年8月12日15時ごろだったというのです。
ゲームの配信開始は2014年2月ですから、それよりさらに2年近くさかのぼった、企画書の段階の話になります。

12年6カ月も続いたスマホゲームが終わるとき、何が語られ、何が残るのか。
長く追いかけていたわけではない人にとっても、意外と身近なテーマかもしれません。

先に結論をまとめると:
– 『Tokyo 7th シスターズ』は2026年8月12日14時59分、2014年2月のサービス開始から約12年6カ月でゲームアプリを終えました
– ファンが投稿した写真には、企画がスタートしたのも2012年8月12日15時ごろだったとする文章が写っており、始まりと終わりの日付が重なっています
– アプリのサービスは終わりましたが、ライブ・グッズ販売・公式生放送、そしてオフライン版の開発は今後も続く予定です

ラスト15時、Xに溢れた「ありがとう」の投稿

サービス終了の瞬間、Xでは12年間の思い出を振り返る投稿が相次ぎました。
なかでも大きな反響を呼んだのが、長年ナナシスを追いかけてきたというアカウント・syo_ka_incさんの投稿です。

事前にサービス終了の連絡を受けていたことを明かしつつ、運営会社のDONUTSと制作チーム「Team 7th」への感謝を綴り、最後は「これからのナナシスに心からのエールを!2034年まで!」という言葉で締めくくっています。

添付されていた写真には、印刷された文章が写っていました。
日付は「2014年8月13日 自宅にて」。
物語のテーマについて綴った文章の終わりに、こう続きます。
この企画が始まったのは2012年8月12日の15時頃のことでした。
2034年には誰も覚えていない「一瞬」となっていることと思います

この文章を誰が書いたのかは投稿だけでは分かりません。
ただ、ナナシスの物語が「2034年」を舞台にしていることを踏まえると、サービス終了の日付とこの一節の符合は、単なる偶然にしては出来すぎているように見えます。

とはいえ、なぜ12年半というタイミングで幕を下ろすことになったのか、公式の説明も気になるところです。

12年半という時間の重みを、公式発表から読み解く

なぜこのタイミングで終了することになったのか?

運営を担うDONUTSの永田佳史プロデューサーは、サービス終了にあたって「変化の激しいスマートフォンゲーム市場、現在の開発環境など、さまざまな課題に直面してきた」と説明し、「このままゲームのサービスを続けることが、本当にナナシスの未来につながるのか」と自問を重ねた末の決断だったと伝えられています。
実際、サービス終了の直前にはゲーム内メインストーリー「EPISODE 2053」が完結を迎えており、物語のひとつの区切りとサービス終了のタイミングが重なる形になりました。

総監督だった茂木伸太郎さんは、今もナナシスに関わっているのか?

ナナシスの企画・原作・総監督・総合音楽プロデューサーを務めてきたのが茂木伸太郎さんです。
楽曲やシナリオまで作品の隅々に関わってきた人物ですが、実は2021年3月末にDONUTSを退社しており、現在の運営体制には直接携わっていません。
退社後の2022年には自身のクリエイティブスタジオ「初夏」を設立しています。

それでも、サービス終了にあたっては「ありがとう、ナナシス」から始まる感謝の言葉を投稿したとする情報がSNS上で見られますが、公式メディアの報道や本人アカウントでの一次確認はできていません。
総監督が現場を離れて5年が経ったいまも、これほどの言葉が交わされる背景には、茂木さんが一人で企画から音楽まで手がけてきた濃度の高さがあるのかもしれません。
実際、ファンの間ではこんな投稿も見られました。

数年ぶりにナナシスを聴き直したという投稿者は、「曲も歌もコトバも神がかってる」「あの時、あそこにいたみんなとだからできたんだと思う」と綴っています。
楽曲・シナリオ・世界観がひとりの作家性のもとに統一されていたことが、時間が経っても色あせない理由のひとつなのでしょう。

アプリは終わっても、ナナシスは終わらない?

DONUTSは、ゲームアプリのサービス終了後もライブイベント・グッズ販売・公式生放送・公式SNSは継続すると発表しています。
さらに、ライブステージやエピソードの閲覧、サウンドプレイヤーでの視聴、所持カードの確認などができる「オフライン版」の開発も進行中とされています。
有償通貨「セブンスコイン」の払い戻し受付は2026年8月12日18時から11月30日23時59分まで実施される予定です。
アプリという入口はなくなっても、IP(知的財産)としてのナナシスはこの先も生き続ける設計になっているようです。

Shiritomo GAME編集部の考察:長寿ソシャゲの終わり方は、もう一言では片付かない

長期運営タイトルのサービス終了というと、以前は「アプリが消えて終わり」という受け止め方が一般的でした。
しかし近年は、ナナシスのようにライブ・グッズ・オフライン版という形でIPを切り離して残すやり方が増えています。
ゲームサーバーの運営コストとファンダムの熱量は、必ずしも同じタイミングで冷めるわけではありません。
むしろアプリの終了を「区切り」として発表し、コンテンツの軸をライブや音楽といった別の収益源に移していく設計は、今後の音楽・アイドル系ソシャゲの一つのモデルケースになっていくのではないでしょうか。
ファン側にとっても、思い出が「サーバーの中だけ」に閉じ込められないという安心感は小さくないはずです。

まとめ

『Tokyo 7th シスターズ』は2026年8月12日、12年6カ月の運営に幕を下ろしました。
企画が始まったとされる日付との符合が示すように、この作品にとって「8月12日」は特別な意味を持つ一日だったようです。
アプリは終わっても、ライブやグッズを通じてナナシスの物語はまだ続いていきます。

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