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公開から1年、『チェンソーマン』レゼ篇がリクエストだけでまた映画館に戻ってきた理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月20日 更新
公開から1年、『チェンソーマン』レゼ篇がリクエストだけでまた映画館に戻ってきた理由

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の公開日は2025年9月19日でした。
あれから1年近くが経った2026年9月20日、秋葉原と大阪の劇場に、もう一度この作品がかかります。
しかも配給側が主導する再上映ではなく、「見たい」というファンの声が一定数集まったことで実現した上映です。

すでに劇場での興行を終えた作品にもかかわらず、なぜいまだにこうした動きが起きるのか。
劇場に足を運ぶ予定がない人でも、この仕組みを知っておくと、今SNS上で広がっているダンスやコスプレ、グッズ展開といった一連の話題がつながって見えてきます。

先に結論をまとめると:
– 『チェンソーマン レゼ篇』は、ファンのリクエストが集まると映画館で実現する仕組み「ドリパス」を通じて、9月20日に秋葉原UDXシアターとTOHOシネマズなんば別館で追加上映が決まりました
– 楽曲に合わせた「レゼダンス」やコスプレなど、SNS発のファン活動が同時多発的に広がり、公開から1年経っても作品への関心が途切れていません
– グッドスマイルカンパニーの新作フィギュア「ねんどろいど レゼ 私服Ver. べーしっく」も8月31日発売予定で、予約が進んでいます

9月20日、秋葉原と大阪で同時に決まった追加上映

情報が解禁されたのは8月19日のことです。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の追加上映が決定し、日時と会場が発表されました。
9月20日11時からは秋葉原UDXシアター、同日18時からはTOHOシネマズなんば別館という、東京と大阪での同時開催です。

投稿から間もなく、いいねは1,800件を超えました。
インプレッション(投稿が表示された延べ回数)は16万9千件を上回り、劇場版の告知としては小さくない反応です。
公開からすでに1年近くが経っている作品の再上映情報が、これだけの反応を集めているのは、単なる懐かしさでは説明がつきません。
ただ、この投稿だけでは「なぜこの上映が実現したのか」という仕組みまでは分かりません。
そこで一次情報を確かめてみました。

調べて分かったこと

なぜ今になって上映が決まったのか?

投稿元のアカウントは、劇場版など「見たい」というリクエストが多い映画を、票が集まった段階で劇場に持ち込む仕組みを運営する事業者です。
公式には「みんなを誘って投票が集まれば、映画館で上映できる」という説明がされており、通常の興行とは異なり、ファン側の希望が集まることが上映実現の条件になっています。

実際、同じ枠組みでは今回が初めてではありません。
今年7月には秋葉原UDXシアターで限定170枚のチケットが完売しての上映が、8月にも同会場での上映が行われています。
9月20日の追加上映も、こうした継続的なリクエストの積み重ねの延長線上にある動きです

映画『レゼ篇』自体はどれくらいヒットしていたのか?

原作は藤本タツキさんによる漫画『チェンソーマン』で、劇場版はその一部を映像化した作品です。
2025年9月19日に公開され、2026年1月時点で観客動員数655万8千人、興行収入は100億円を突破したと発表されています。
公開からある程度の期間が経った作品としては、異例の動員規模と言えるでしょう。

一度は劇場公開の期間を終えた作品が、これだけの動員規模を背景に「もう一度見たい」という声を集め続けているからこそ、リクエスト型の上映という形で戻ってくる土壌があったとも考えられます。

グッズ展開はどこまで進んでいる?

映像や上映と並行して、グッズ展開も動いています。
グッドスマイルカンパニーは、劇場版に登場する私服姿のレゼをモチーフにした「ねんどろいど レゼ 私服Ver. べーしっく」を2026年8月31日に発売予定で、価格は税込3,900円です。
「べーしっく」は表情パーツなどの付属を絞り、低価格・短納期を実現したシリーズで、Amazonをはじめとする複数の販売店で予約が受け付けられています。

ダンスやコスプレはどのように広がっているのか?

SNS上では、劇場版の主題歌に合わせて振り付けを再現する「レゼダンス」の投稿が相次いでいます。
VTuberを含む配信者や一般ユーザーが思い思いに踊ってみた動画を公開しており、そうした投稿の広がり自体が反応のひとつとして注目を集めました。
あわせて、レゼの姿を再現したコスプレやイラストの投稿も各所で見られ、ダンス・コスプレ・グッズという別々の切り口から、同じキャラクターへの関心が同時に盛り上がっている状況です。

Shiritomo ANIME編集部の考察:一年越しの人気を支えるもの

今回の動きで興味深いのは、上映そのものが「作品の力」だけで決まっていない点です。
ドリパスのようなリクエスト投票型の仕組みは、通常の劇場公開が終わったあとも需要が可視化され続ける限り、興行として成立し得ることを示しています。
裏を返せば、ダンスやコスプレ、フィギュアといった二次的なファン活動が途切れなかったからこそ、投票という形で「まだ見たい人がいる」ことが証明されたとも言えるでしょう。
公開時の瞬間的な盛り上がりだけでなく、1年単位で作品を追いかけ続けるファンダムの厚みが、こうした再上映という形で可視化された事例として見ておくと、今後の劇場アニメの展開を追ううえでも参考になりそうです。

まとめ

『チェンソーマン レゼ篇』は、公開から1年近くが経ったいまも、ダンスやコスプレ、グッズ、そしてリクエスト型の上映という複数の形でファンの熱を集め続けています。
9月20日の追加上映は、その熱がまだ冷めていないことを示す一つの節目と言えそうです。

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