劇場版『チェンソーマン レゼ篇』グッズが、ロフト・くじ・パン屋まで広がった理由
喫茶店「二道」で交わされた、デンジとレゼの何気ない会話。
劇中のワンシーンが、この9月は一番くじのフィギュアになり、池袋ロフトの棚に並び、さらには全国11店舗のパン屋の店頭にまで登場しています。
一つの作品のグッズ展開が、雑貨・コレクタブル・食品という毛色の違う3業種で同時に動く場面はそう多くありません。
ファンとしては嬉しい反面、「なぜこのタイミングで重なったのか」が気になったので、公式発表を一つずつ確認しながら整理しました。
先に結論をまとめると:
– 池袋ロフト「CHAINSAW MAN PLAZA The Movie: Reze Arc」は9月11日(金)〜10月6日(火)開催、描き下ろしビジュアル「-Abandoned:Chair- off shot」を中心にした限定商品を扱っています
– 一番くじ第2弾(9月18日発売・1回880円)のA賞は、カフェ「二道」でのデンジ&レゼの会話シーンを立体化したフィギュアです
– 全国11店舗のベーカリーによる「チェンソーパン」(9月19日〜10月18日・全18種)は、劇場版のPrime Video配信開始を記念したコラボレーションです
池袋ロフトとパン屋、同時に埋まった9月の店頭
きっかけになったのは、パンのコラボを伝える投稿でした。
全国11店舗の人気ベーカリーが集結 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』配信記念コラボレーション「チェンソーパン」9月19日よりsacri・各ベーカリー店頭で販売開始。
— しゅんドラン (@k42wKKihKBGTvXv) 2026年9月11日
全国各地の人気シェフが「レゼ篇」の世界観から着想を得たオリジナルパンを展開。https://t.co/XrwsIEcEJe pic.twitter.com/nKEBaA2b6Z
全国各地のシェフが「レゼ篇」の世界観から着想を得てパンを開発したという内容で、添付画像には「TOLO PAN TOKYO」「MAISON KUROSU」「NEW NEWYORK BAGEL」「HIMMEL」「SONGBIRD BAKERY」といった店名と、断面や見た目にひねりを効かせたパンの写真が並んでいます。
この投稿だけでも2,500件を超える「いいね」がついており、グッズだけでなく食品まで巻き込んだコラボとして反応が大きいことが伝わってきます。
ただ、この盛り上がりが「なぜ今なのか」までは投稿だけでは分かりません。
そこで、ロフト・一番くじ・パン屋それぞれの一次情報を確かめてみました。
調べて分かったこと
なぜ今、パン屋までコラボするのか?
答えは配信スケジュールにありました。
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は9月19日(土)0時からAmazon Prime Videoで見放題独占配信が始まります。
2025年9月19日の劇場公開からちょうど1年にあたるタイミングで、Amazonジャパンの公式発表では世界興行収入297億円超(2026年6月19日時点)の作品として紹介されていました。
\世界興⾏収⼊297億円超の話題作/
— Prime Video Anime(プライムビデオアニメ) (@PrimeVideoAnime) 2026年9月11日
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』が
9⽉19⽇(⼟) プライムビデオで独占配信
――熱狂が、蘇る―― pic.twitter.com/2lI7r6UGjn
「チェンソーパン」は、この配信開始を記念したコラボレーションとして企画されたものです。
参加するのはTOLO PAN TOKYO(東京・池尻大橋)、MAISON KUROSU(東京・学芸大学)、NEW NEWYORK BAGEL(東京・麻布十番)、ヒンメル(東京・大岡山)、SONG BIRD BAKERY(東京・蒲田)、boulangerie onni(神奈川)、モンマーロ(山梨)、パン・ド・メルソー(新潟)、ひらみぱん(石川)、森のパン屋(栃木)、ベックファン(静岡)の全国11店舗です。
パンは全18アイテムで、価格は400円〜900円(税込)。
取り置きサービス「sacri」のアプリや特設サイトから事前予約もできるため、店頭に足を運ぶ前に確保しておきたい人はそちらを使うとよさそうです。
池袋ロフトでは何が変わるのか?
「CHAINSAW MAN PLAZA The Movie: Reze Arc」は池袋ロフト11階のバラエティ雑貨売場特設会場で、9月11日(金)から10月6日(火)まで開催されています。
目玉は描き下ろしビジュアル「-Abandoned:Chair- off shot」を使った限定商品で、会場では税込2,200円以上の購入でポストカード(全6種からランダム)、4,400円以上でショッパーが1枚もらえる購入特典も用意されています。
初日の9月11日と翌12日は事前抽選での入場となっており、公式サイトでは、当選者の案内が完了次第フリー入場に切り替える場合があると案内されていました。
数量限定品を狙うなら、この2日間の扱いには注意が必要です。
一番くじ第2弾のラインナップは?
一番くじ「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』第2弾」は9月18日(金)より、ローソンやミニストップ、書店、ホビーショップ、一番くじオンラインなどで順次発売されます。
価格は1回880円(税込)。
A賞は、劇中でデンジとレゼが立ち寄るカフェ「二道」での会話シーンを立体化したフィギュア(全高約10cm)、B賞は「レゼ MASTERLISE」、ラストワン賞は「チェンソーマン&ビーム MEGA IMPACT スペシャルカラーver.」(縦約23cm×横約30cm)です。
発売元はバンダイスピリッツで、C賞以降の詳細ラインナップは公式サイトで順次公開されています。
Shiritomo ANIME編集部の考察
今回の3展開に共通するのは、グッズ・コレクタブル・食品という異なる業種の企業が、それぞれ独立して同じ配信日にタイミングを合わせてきたことです。
一つの版元やロフトのような単独の小売企業が主導したわけではなく、バンダイスピリッツ、ロフト、sacriに集う11店舗のベーカリーという別々の事業者が、それぞれの判断で「劇場公開1周年・配信開始」という同じ節目を選んでいます。
これは作品側が展開の窓口を絞り込まず、幅広い業種からの提案を受け入れる体制を敷いていることの表れとも読めます。
劇場公開から配信までの1年という期間を単なる「興行収入の記録」としてではなく、コラボの再点火タイミングとして扱う動きは、他のMAPPA制作アニメでも今後増えていく可能性があります。
ファン側から見れば、劇場で観た作品と再び日常の中で出会う機会が、グッズ棚だけでなくパン屋の店頭にまで広がってきたということでしょう。
まとめ
池袋ロフトの物販、一番くじ第2弾、全国11店舗のベーカリーコラボは、それぞれ独立した企画に見えて、劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のPrime Video配信開始という同じ日付を軸に動いていました。
気になるアイテムがある人は、ロフトの入場方式や一番くじの発売日、パンの予約方法をそれぞれ確認してから足を運んでみてください。

