IGN史上初の10点——20年ぶり『鬼武者』新作が突きつけた「バッサリ感」の中身
「明日はいよいよ鬼武者発売日ー! たくさんプレイしてね」。
9月4日朝、カプコンのプロデューサーがXにそう投稿しました。
カプコンが20年ぶりに送り出す完全新作『鬼武者 Way of the Sword』が、まさに今日発売されたところです。
発売日は当初の9月25日から3週間前倒しされ、解禁されたレビューではIGNがシリーズ初となる10点満点を付けました。
ゲームをやらない人でも、「20年ぶりの新作がいきなり満点評価」という現象自体は気になるはずです。
何が起きているのか、順を追って見ていきます。
先に結論をまとめると:
– 『鬼武者 Way of the Sword』が9月4日発売、PS5・Xbox Series X|S・Switch 2・PC対応
– Metacriticスコアは85前後、IGNはシリーズ初の10点満点を付けた
– 評価の中心は「パリィ(受け流し)」中心の戦闘システムと、京都の街並みの作り込み
前倒しで迎えた発売日、ファンの反応
『鬼武者 Way of the Sword』は、宮本武蔵が「鬼の篭手」を身につけ、江戸時代初期の京都で幻魔を斬っていく剣戟アクションです。
通常版は8,990円から、体験版のセーブデータ引き継ぎ特典も用意されました。
発売前日にはカプコン公式番組「カプコンTV!!」が配信され、プロデューサーの門脇章人氏、ディレクターの二瓶賢氏が開発秘話を語っています。
MAN WITH A MISSIONが手がけた主題歌「一閃」とのコラボ映像も、発売を前に公開されました。
『鬼武者 Way of the Sword』
— 「鬼武者」シリーズ公式 (@onimusha_capcom) 2026年9月3日
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MAN WITH A MISSION
新曲「一閃」
👹キャラクター編 公開👹#鬼武者WS #鬼武者 #マンウィズ pic.twitter.com/6HIi7Xj9R0
キャラクター編と銘打たれたこの映像には多くの反応が集まり、発売前日の期待値の高さがうかがえます。
開発チーム自身も、発売直前まで「一閃」関連の発信を続けており、ここまでの盛り上げ方だけでも、20年ぶりの新作に懸ける熱量が伝わってきます。
ただ、期待が高い新作ほど、実際の出来がどうだったのかが気になるところです。
調べて分かったこと
本当に「満点」に値する出来なのか?
8月31日にレビュー解禁が行われ、Metacriticでは82件のレビューを集めてスコア85前後(PS5版)を記録しました。
IGNはシリーズとして初めて10点満点を付けています。
評価の軸になっているのは、パリィ(攻撃を受け流す操作)を中心に据えた戦闘システムの完成度です。
さまざまな「鬼ノ武具」を使い分ける手応えや、ボス戦の演出・難易度設計も高く評価されました。
宮本武蔵というキャラクターの人間味や、再現された京都の街並みの作り込みも好意的に受け止められています。
一方で、指摘もあります。
中盤以降でミニボスの使い回しが目立つことや、後半にかけて難易度が急に上がる場面があり、それが「作為的」に感じられるという声も一部のレビューにありました。
満点評価が並ぶ一方、万人向けの死角がゼロというわけではなさそうです。
なぜ発売日を3週間も前倒しできたのか?
発売日変更は7月2日、カプコンから適時開示という形で発表されました。
当初は9月25日発売の予定でしたが、9月4日へと3週間前倒しされています。
通常、ゲームの発売延期は珍しくありませんが、逆に前倒しされるケースは多くありません。
開発が計画より順調に進んでいたことを示す動きと見られ、公式からもこれといったトラブルの説明はなく、純粋なスケジュール前進として発表されました。
この前倒しが、結果的に発売直前まで体験版の拡張(新エリア・新ボスの追加)を続ける余裕にもつながったとみられます。
発売前日の「カプコンTV!!」では、開発秘話とあわせてプレゼント企画も実施されました。
【プレゼント】
— カプコンTV!! (@CAPCOM_TV) 2026年9月3日
『鬼武者 Way of the Sword』発売直前大特集!プレゼントキャンペーン!
QUOカードPay 6,340円分が抽選で10名様に当たる!
【応募方法】
① @CAPCOM_TV をフォロー
② このキャンペーンポストをリポスト
当選者にはDMをお送りしますので必ず本アカウントをフォローしてください!… pic.twitter.com/OhLjYJqDr6
QUOカードPayが抽選で当たるキャンペーンという小さな仕掛けひとつとっても、発売直前までファンを離さない設計になっていたことがうかがえます。
Shiritomo GAME編集部の考察:「待たれていた新作」が結果を出す難しさ
20年ぶりの新作は、期待が高いぶん失望も大きくなりやすいジャンルです。
実際、過去にも”待望の新作”がシリーズファンの期待水準に届かず苦戦する例は珍しくありません。
今回『鬼武者 Way of the Sword』がIGNの10点満点まで獲得できた背景には、目新しいシステムを次々に足すのではなく、「パリィ」という一点にほぼ全リソースを集中させた設計判断があるように見えます。
要素を絞り込むほど評価が安定するというのは、リブート作品全般に通じる示唆と言えそうです。
中盤以降の難易度スパイクという課題も、続編があるとすればそこが次の伸びしろになるでしょう。
まとめ
20年ぶりの完全新作『鬼武者 Way of the Sword』は、前倒しされた発売日とともにIGN史上初の10点評価を引っさげて世に出ました。
発売直後の今、実際にプレイしたユーザーの評価がどう積み上がっていくかにも注目です。
この記事で取り上げた製品
鬼武者 Way of the Sword PS5
鬼武者 Way of the Sword Switch2
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