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発売は3日後なのにMetacriticはもう83点――『Dawnwalker』と『鬼武者』に何が起きているのか

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年9月1日 更新
発売は3日後なのにMetacriticはもう83点――『Dawnwalker』と『鬼武者』に何が起きているのか
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「9月4日までお待ちください」。
鬼武者シリーズでナレーションを担当した声優が、そう投稿しています。
発売はまだ数日先。
それなのにX(旧Twitter)のタイムラインには、すでに「Metacritic 83点」「85点」といった具体的なスコアが流れ始めていました。

まだ手元に届いていないゲームの評価が、なぜもう出回っているのか。
気になって一次情報を追いかけると、発売前にレビューが出そろう仕組みと、2作それぞれの評価の中身が見えてきました。
ゲームの発売直後は情報が錯綜しやすいタイミングなので、事前に何が確定していて何がまだなのかを整理しておくと、この後の買うか待つかの判断がしやすくなるはずです。

先に結論をまとめると:
– 『The Blood of Dawnwalker』は9月3日発売予定で、発売前レビューの集計スコアはMetacriticで83点(54件)
– 『鬼武者 Way of the Sword』は9月4日発売予定で、同スコアは85点前後(79件、記事執筆時点)
– どちらも発売日はまだ来ていない状態で、先にレビューだけが解禁されている段階です

残り3日のカウントダウンと、先に届いた高得点

『The Blood of Dawnwalker』の公式アカウントは、発売までの日数を毎日カウントダウンする形で投稿を続けています。

このゲームは、Witcher 3(ウィッチャー3:世界的に評価の高いオープンワールドRPG)の開発チーム出身者が立ち上げたRebel Wolvesが手がける新作です。
14世紀のヨーロッパを舞台に、昼は人間、夜は吸血鬼の力を借りて家族を救う主人公コーエンを操作します。
オープンワールドアクションRPG(広大な一続きのマップを自由に探索しながら戦闘や選択で物語が進むジャンル)で、選択肢によって展開が変わる点がWitcher譲りの持ち味と紹介されています。

ただ、投稿にある「3日」「6日」というカウントダウンの数字だけでは、実際に評価されているのがどのゲームなのか、どこまで信頼できるスコアなのかは分かりません。
そこで、Metacriticの現在のページと、あわせて話題になっていた『鬼武者 Way of the Sword』の状況を確かめてみました。

調べて分かったこと

なぜ発売前なのにスコアが出ているのか?

答えはシンプルで、レビュー解禁(メディアが記事を出してよいと許可される日)が、発売日より先に設定されているためです。
海外の大作タイトルでは、発売の数日〜1週間ほど前にレビュー解禁日が来て、そこから各メディアが一斉にレビューを公開するのが一般的な流れになっています。
Metacriticはそのレビューをリアルタイムで集計して平均点を出す仕組みのため、ゲーム本編がまだ店頭に並んでいなくても、スコアだけは先に動き始めます。
実際に取材時点でMetacriticの『The Blood of Dawnwalker』のページには、批評家の91%が好意的評価という内訳とともに83点という総合スコアが表示されていました。
プラットフォーム別ではPC版が84点(34件)、PS5版が83点(55件)、Xbox Series X版が86点(6件)と、ハードによってわずかに差が出ています。

『鬼武者 Way of the Sword』は本当に高評価なのか?

『鬼武者 Way of the Sword』は、カプコンの人気アクションシリーズ最新作で、主人公は宮本武蔵です。
発売は当初9月25日と発表されていましたが、開発チームが3週間前倒しして9月4日に変更した経緯があります(詳しくは記事末尾の関連記事で紹介しています)。
取材時点でのMetacriticスコアは85点(79件のレビュー、92%が好意的評価)で、IGNやForbes、Eurogamerといった海外メディアが軒並み高い評価を付けています。
IGNは、回避・受け流し・弾き・一閃という複数の戦闘手段それぞれに得意な場面が用意されている点を評価し、Forbesは90点、Eurogamerは80点を付けました。
ソウルライク(『Dark Souls』シリーズに代表される、高難度で死に覚え要素の強いアクションゲームの総称)的な作りに寄せすぎず、シリーズらしい一閃の爽快感を軸にした点が支持されているようです。

発売直前には、VTuberグループがボス「怒伐天」との戦闘を試遊配信で先行公開する動きもありました。

ファミ通の先行プレイ記事によれば、舞台は清水寺や六道珍皇寺、安井金比羅宮といった京都の実在スポットをモデルにしており、鬼の籠手に宿る「籠手女」との掛け合いが物語の相棒的な存在として機能しているとのことです。
クリアまでの目安は約20時間とされ、ボリューム面でも1本のアクションRPGとして十分な作り込みがうかがえます。
ナレーションを担当した声優も、発売を心待ちにするようファンに呼びかけていました。

今すぐ遊べるのか?

ここが今回いちばん誤解しやすいポイントです。
レビューのスコアはすでに公開されていますが、ゲーム本編の発売日はまだ来ていません
『The Blood of Dawnwalker』は9月3日、『鬼武者 Way of the Sword』は9月4日が正式な発売日で、記事執筆時点ではどちらも予約受付中の段階です。
プラットフォームは『Dawnwalker』がPC・PlayStation 5・Xbox Series Xに対応、『鬼武者 Way of the Sword』はPS5・Xbox Series X|S・PC(Steam/Epic Games)に加えてNintendo Switch 2版も用意されています。
体験版は先行配信されているものの、製品版そのものをまだ遊べる状態ではない点は押さえておきたいところです。

Shiritomo GAME編集部の考察

今回の2作に共通するのは、「レビュー解禁と発売日を分ける」という海外大作の販促パターンが、日本のXユーザーの目には「もう発売されて高評価だった」ように映りやすいことです。
カウントダウン投稿とレビュースコアの投稿がほぼ同時にタイムラインへ流れてくるため、時系列を追わずに眺めると発売済みだと誤読しやすくなります。
これはX上のバズを情報源にする際に起きやすい誤読パターンで、投稿の「いつ」を必ず一次情報で確かめる価値がある典型例だと感じました。
特に海外パブリッシャーが絡む作品では、レビュー解禁日・発売日・地域ごとの時差の3つがずれることが珍しくありません。
プレイヤー体験の観点でも、レビューだけで盛り上がって予約したものの発売日にすぐ遊べると勘違いしていると肩透かしになりかねないため、発表を追う側は「スコアが出た日」と「遊べる日」を分けて記憶しておくのがおすすめです。

まとめ

『The Blood of Dawnwalker』と『鬼武者 Way of the Sword』は、どちらもレビューがすでに高評価で出そろっている一方、実際の発売日はまだ来ていません。
9月3日・4日という発売日を待ちながら、先に公開されたレビューの中身を確認しておくと、発売直後の判断がしやすくなりそうです。

この記事で取り上げた製品

The Blood of Dawnwalker PC

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