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OpenAIが配った透明の限定ハンドヘルド、90分でeBayに4,000ドル Codexで自作ゲームをカートリッジに書き込める

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年10月1日 更新
OpenAIが配った透明の限定ハンドヘルド、90分でeBayに4,000ドル Codexで自作ゲームをカートリッジに書き込める

透明なケースに基盤が透けて見えるゲームボーイ風の端末が、サム・アルトマンCEOのDevDay 2026会場で参加者全員に配られました。
ただの配布グッズではありません。
会場の開発者たちは、自分の考えたゲームをCodex(OpenAIのAIコーディングエージェント:文章で指示するとコードを書いてくれるツール)に作らせ、実機のカートリッジに書き込んで動かしていました。
AI活用やSNS運用に関わる人にとっては、「言葉で説明するだけでソフトが動く」という体験がどこまで具体的な製品に落ちてきているかを測る材料になります。

先に結論をまとめると:
– OpenAIの開発者イベント「DevDay 2026」で、レトロ互換ハンドヘルド「ModRetro Chromatic」とCodexの連携機能「Game Studio」が発表されました
– 自然言語でアイデアを伝えるとCodexがコードを生成し、内蔵エミュレーターでのテストを経てカートリッジに書き込めます
– 会場限定の透明版「Chromatic: DevDay Edition」は、発表からわずか90分後にeBayで4,000ドル(約60万円)の値がついたと報告されています

透明のChromaticとCodexが結びついた発表の中身

ModRetro Chromaticは、Oculus Riftの開発者として知られるパルマー・ラッキー氏が手がけた、ゲームボーイ・ゲームボーイカラー互換のハンドヘルド機です。
通常版は199ドル前後(国内では3万円台)で販売されている、いわば「本気で作られた復刻ハード」です。

今回のDevDayでは、このChromaticにOpenAIのCodexを組み合わせる「Game Studio」というプラグインが披露されました。
会場にいた開発者は、DevDayで受け取ったばかりのOpenAI製ハンドヘルド機を投稿で紹介し、初めて手にした様子を伝えています。

AIコーディングツールとレトロゲーム機という異色の組み合わせが、会場の注目を集めていました。
ただ、発表内容だけでは「実際にどう動くのか」「誰でも触れるのか」はまだ見えてきません。
一次情報を確認してみます。

Codex Game Studioを調べて分かったこと

アイデアを言葉にするとどう動くのか

OpenAIの開発者向けページ(developers.openai.com/modretro)などによると、Game Studioの流れはこうです。
ユーザーがゲーム内容を自然言語で説明すると、Codexがコードを生成し、内蔵エミュレーターでその場でテストプレイができます。
完成後は実機にストリーミングして動作確認したうえで、専用カートリッジに書き込んで物理的なソフトとして遊べるようになります。

すでにCodexで作られたゲームは公開されており、フラッピーバード風の「FlapGPT」や横スクロールアクションの「Pizza Dash」など、13本のタイトルが遊べる状態になっています。
専門知識がなくても言葉で伝えるだけでゲームの形になるという体験を、OpenAIは実際に動くハードとカートリッジという形で見せてきたわけです。

なぜ90分でeBayに4,000ドルの値がついたのか

今回話題になったもう一つのポイントが、会場限定で配布された「Chromatic: DevDay Edition」です。
ModRetroは今回のために透明ケースの限定版を8,000台制作し、空のカートリッジを添えて参加者に配ったと報じられています。
海外の実況アカウントは、サム・アルトマン氏がコラボを発表してから90分以内に、すでに1台がeBayで4,000ドルの値をつけて出品されていたと、目撃情報をもとに伝えていました。

会場でしか手に入らない実機が、発表の直後から転売市場で高値になったという展開そのものが、ハードとAI機能の組み合わせに対する関心の高さを表しています。
国内のアカウントも、ModRetroとOpenAIがChromaticのゲームをCodexで作るコラボを発表したこと自体を、いち早く取り上げていました。

今日から自分でも遊べるのか

会場限定の透明版は手に入らなくても、Game Studio自体は開発者向けページで一般公開されているようです。
ページ上の「Build your game」ボタンから自分のアイデアを試せ、既存のゲームもブラウザでそのまま遊べます。
物理カートリッジへの書き込みには対応ハードが必要になりますが、「作る」だけならブラウザとCodexがあれば試せる状態になっているのは見逃せないポイントです。

Shiritomo編集部の考察:ハードとAIの組み合わせが次に来る場所

これまでのAIコーディングは「業務を効率化する」といった実務寄りの文脈で語られることが多い分野でした。
今回興味深いのは、対象が趣味性の強い「自分だけのレトロゲーム」に向いたことです。
物理カートリッジという手に取れる形にした点も、拡散力を後押ししたと考えられます。
実際、今回の話題は機能説明そのものよりも「透明の限定機」「90分での転売」という具体的なエピソードから先に広まりました。
手に取れる実物と数字のエピソードの方が拡散しやすいという構造は、AI関連の発表をSNS向けに設計するうえでも参考になりそうです。

まとめ

OpenAIとModRetroのコラボは、言葉でアイデアを伝えるだけでゲームが動く体験を、実際に手に取れるハードとカートリッジという形で見せた発表でした。
会場限定の透明版が発表直後に転売市場で高値になったこと自体が、この組み合わせへの関心の高さを物語っています。

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