ウォークマン新型3機種が11月27日発売、価格は65万4,500円から――米国より3割安い
65万4,500円。
ソニーの新型ウォークマン「NW-WM1ZM3」に、国内でついた値段です。
同じモデルの米国価格をそのまま日本円に換算すると、およそ93万円。
つまり国内で買うほうが、3割近く安いことになります。
高額なプレーヤーの話ではありますが、「海外発表だから日本では高いのでは」と気になっていた人には、見逃せない数字ではないでしょうか。
先に結論をまとめると:
– ソニーが新型ウォークマン3機種(NW-WM1ZM3・NW-WM1AM3・NW-ZX900)の国内発売を発表、予約は10月16日から開始、発売は11月27日
– 国内価格はNW-WM1ZM3が65万4,500円など、米国価格をそのまま円換算した額より25〜30%ほど安い
– 最上位モデルは無酸素銅のシャーシ、ストリーミング再生でも使えるDSDリマスタリングなど音質面の変更が中心
何が起きたのか
ソニーの公式アカウントが、国内発売の詳細を投稿しています。
アナログとデジタルの高音質技術を結集した“Signature Series(シグネチャーシリーズ)”を含む、ウォークマン3機種を同時発売します。
— Sony (Japan) (@sony_jpn) 2026年10月16日
フラッグシップモデル『NW-WM1ZM3』と同WM1シリーズ『NW-WM1AM3』、持ち運びやすさと高音質を両立したZXシリーズ『NW-ZX900』。https://t.co/a5LF0vweLt pic.twitter.com/4ai2iFHx4k
フラッグシップの「NW-WM1ZM3」に、一段下の「NW-WM1AM3」、持ち運びやすさを重視した「NW-ZX900」。
この3機種が同時に発売されることになりました。
発表と同じ日には、先行して試聴したソニーショップが実機の感想を投稿していました。
🎧【新型ウォークマン3機種を先行試聴!】
— ソニーショップ ナカムラ電器 (@sshopnakamura) 2026年10月16日
NW-WM1ZM3・WM1AM3・ZX900を発売前に体験!
最上位WM1ZM3は、まさに別次元。
最初の音を聴いて、言葉が出ませんでした。
さらにJust earとの組み合わせには…
「聴かなきゃよかった。欲しくなるじゃないか!」(笑)… pic.twitter.com/nmUEH2zl1x
「最初の音を聴いて、言葉が出ませんでした」という感想が出るほど、音質面の作り込みが評判になっているようです。
この投稿のとおり、最上位モデルの実力は値段だけの話ではなさそうです。
では、国内での価格がなぜ米国より安いのか、そして具体的に何が変わったのかを確認していきます。
調べて分かったこと
国内価格が米国より安いのはなぜか
3機種の価格を、米国価格をそのまま円換算した金額と比べてみました。
| モデル | 米国価格(円換算) | 国内価格 |
|---|---|---|
| NW-WM1ZM3 | 約93万円 | 65万4,500円 |
| NW-WM1AM3 | 約47万3,000円 | 34万6,500円 |
| NW-ZX900 | 約30万円 | 21万4,500円 |
いずれのモデルも、国内価格は米国価格の円換算より25〜30%ほど安くなっています。
米国での発表時は「5,899ドル」という数字だけが目立ちました。
日本でも似たような価格になるのではと心配した人もいたはずですが、実際の国内価格はそれよりかなり抑えられていました。
為替レートの単純換算と実際の販売価格は、関税や販売網のコストが違うため一致しないのが通常です。
ソニーのような国内メーカーは、自国市場向けに価格を個別に設定できる分、海外発表時の数字から想像するより手が届きやすい価格になることがあります。
3機種で何が変わったのか
NW-WM1ZM3とNW-WM1AM3は5.5インチ画面、NW-ZX900は5インチ画面で、いずれもOSがAndroid 16になりました。
音質面では、「先読み型ノイズシェーパー」という機能がアンプに統合されました。
これまでダウンロードした音源でしか使えなかったDSDリマスタリングが、ストリーミング再生でも使えるようになったのが大きな変更点です。
配信サービスで音楽を聴く人が増えている中で、専用プレーヤーを持つ意味がこれまでより分かりやすくなったと言えそうです。
最上位のNW-WM1ZM3は、フロント・リアの両方に無酸素銅のシャーシを採用し、金メッキのビスを使うなど、物量を惜しまない作りになっています。
重さや価格が跳ね上がる理由も、ここにあります。
Shiritomo GADGET編集部の考察
音楽プレーヤー単体に65万円以上を出す人がどれだけいるのか、と思う人は多いはずです。
ただ、ウォークマンの最上位シリーズは「スマホで聴く音楽では満足できない層」に向けた製品で、もともと量を売る商品ではありません。
無酸素銅のシャーシや専用コンデンサーといった物量投入は、スマホのアプリでは再現できない体験を作るための手段です。
注目したいのは、国内価格が米国発表時の換算額より明確に安く出た点です。
海外発表の数字だけを見て「日本では手が届かない」と判断するのは早計です。
国内メーカーの製品ほど、自国市場向けの実際の価格を待つ価値があるということを、この3機種はあらためて示したのではないでしょうか。
まとめ
ソニーの新型ウォークマン3機種は、11月27日に国内発売されることが決まりました。
価格は米国発表時の換算額より2〜3割安く、ストリーミングでもDSDリマスタリングが使えるなど音質面の進化も小さくありません。
海外発表時に気になっていた人は、国内価格を踏まえてあらためて検討する価値がありそうです。
さらに深掘りしたい方へ
各モデルの詳しい仕様は、ソニー公式サイトのNW-WM1ZM3製品ページで確認できます。
