第五人格、SRE.RICHARDモチーフの新SSR衣装「騎士」が11月5日登場——「あなたはどっちを選ぶ?」
「鏡に映る姿はe-sports選手としての自分 そして本来の自分…あなたはどっちを選ぶ?」。
第五人格(IdentityV)の日本公式アカウントが投げかけたこの一文とともに、11月5日に新しいSSR衣装がショップへ並びます。
モチーフになっているのは「SRE戦隊」所属とされるRICHARD選手。
ソーシャルゲームのコスメティックアイテムが毎週のように告知される中、今回は公式の見せ方そのものが気になり、投稿の中身とモチーフの正体を調べてみました。
プレイ中のキャラクターに愛着がある人はもちろん、ソシャゲ運営のSNS活用に関心がある人にも参考になりそうな事例です。
先に結論をまとめると:
– 新SSR衣装「騎士」(SRE.RICHARDモチーフ)とUR携帯品(キャラクターが携える装飾アイテム)が、11月5日に第五人格のショップに登場する
– モチーフの「RICHARD選手」は実在の大会出場選手ではなく、既存サバイバー「騎士」を競技選手に見立てた衣装企画「IDV-ESシリーズ」の設定
– 公式の2つの投稿は合計いいね1万3000件超を集め、問いかけを添えた2件目の投稿のほうが拡散の数字を伸ばした
第五人格公式が明かした新SSR衣装「騎士」のお披露目
第五人格は、ハンター(鬼)1人とサバイバー(生存者)4人に分かれて戦う非対称対戦ゲーム(立場も能力も異なる陣営同士が戦う対戦形式)です。
「騎士」はプロローグクリア後に入手できる基本サバイバーの一人で、本名はリチャード・スターリングといいます。
日本公式アカウント「IdentityVJP」は、10月30日夜(日本時間21時18分)にこの「騎士」の新衣装を全身イラストで公開しました。
白と黒のチェック柄が入ったジャケットに金の差し色、黒革のパンツとブーツを合わせ、小脇にバイク用ヘルメットを抱えた立ち姿です。
投稿文には「ライダースジャケットみたいに重量感があるユニフォーム姿がかっこよくて皆の目を引くの!」とあります。
本日はSRE戦隊
— 【公式】IdentityV 第五人格 (@IdentityVJP) 2026年10月30日
RICHARD選手の衣装詳細を
画像でお届け!
ライダースジャケットみたいに
重量感があるユニフォーム姿が
かっこよくて皆の目を引くの!
UR携帯品も戦隊ロゴと剣が
組み合わさってかっこいいのー!
11月5日はショップを
絶対チェックなの♪#IdentityV#第五人格 pic.twitter.com/ZoBSX64HgO
画像にはゲームのキャラクターカードのような体裁で、平均演繹点・牽制時間・解読進捗といった複数の数値も添えられていました。
ただしこれらが実際の対戦成績を示すものなのか、演出上の飾りなのかは投稿内に説明がなく、具体的な根拠は確認できていません。
この投稿は公開から1日足らずでいいね6,132件を集めましたが、翌日に公式が重ねて投稿した“もう一枚”には、さらに大きな反応が付いていました。
調べて分かったこと
「あなたはどっちを選ぶ?」という問いかけが示すもの
10月31日午後(日本時間15時)、公式アカウントは動画仕立ての投稿を追加しました。
鏡に向かってヘルメットを構える「騎士」の後ろ姿と、鏡面に映る姿を対比させた映像で、投稿文は「鏡に映る姿はe-sports選手としての自分 そして本来の自分…あなたはどっちを選ぶ?」という問いかけで締めくくられています。
ヘルメットをかぶって
— 【公式】IdentityV 第五人格 (@IdentityVJP) 2026年10月31日
バイクで街を颯爽と駆け抜ける!
鏡に映る姿は
e-sports選手としての自分
そして本来の自分…
あなたはどっちを選ぶ?
SRE戦隊RICHARD選手が
11月5日にやってくるの!
IDV-ESシリーズの新SSR衣装と
UR携帯品をショップでチェック!#IdentityV#第五人格#IDVES pic.twitter.com/xIfZtlhzou
こちらはいいね7,185件、引用692件、リツイート1,900件と、前日の全身イラストの投稿より拡散の数字を大きく伸ばしました。
衣装のデザインや数値をそのまま見せた投稿より、キャラクターの心情に触れる問いかけを添えた投稿のほうが反応を集めている形です。
いいねの件数から反響の大きさはうかがえますが、具体的にどんな感想が寄せられたのかまでは、今回確認できた2件の投稿には含まれていません。
RICHARD選手は、実在のプロ選手なのか
気になったのが「RICHARD選手」という表記です。
WebSearchで確認したところ、「RICHARD選手」やその所属先とされる「SRE戦隊」は、現実の大会に出場しているプロゲーミングチームではなく、第五人格の既存キャラクターを競技選手に見立てて衣装化した「IDV-ESシリーズ」という企画の中の設定でした。
ファンの間ではシンプルに戦隊衣装と呼ばれることも多く、2024年ごろから続くシリーズの中で「騎士」のほかにも複数のキャラクターが同様に“架空の選手”として衣装化されています。
国内外の公式戦やアマチュア戦隊を一覧にしているファン運営の情報サイト「Identity V 第五人格 e-Sports Wiki」を確認しましたが、SRE戦隊という名前はこの一覧に見当たりませんでした。
実在の大会成績にひもづくコラボではなく、あくまで衣装のテーマとして「競技選手」という設定を借りている、と見るのが妥当そうです。
これを裏付ける一次情報までは見つからなかったため、本記事では「RICHARD選手」をあくまで衣装企画上の設定として扱います。
衣装やUR携帯品は、ゲームプレイに影響するのか
第五人格のアイテムには「SSR」「UR」といったレア度の表記があります。
数字やアルファベットの組み合わせが上位になるほど入手機会が限られるランクで、ガチャ(抽選形式の入手手段)や課金・無料ポイントの交換で手に入れる仕組みが一般的です。
今回の「騎士」新衣装とUR携帯品(キャラクターが手に持つ装飾アイテム)は、どちらも見た目だけを変えるコスメティックアイテムです。
公式の投稿やこれまでの告知を確認した範囲では、ステータスや勝敗に影響するという説明は見当たりませんでした。
参考にしたニュース要約には「一部のプレイヤーは性能を指摘しつつも」という記述もありましたが、具体的な数値を示した投稿は見つからなかったため、本記事では性能面の優劣には触れません。
Shiritomo GAME編集部の考察
今回の2つの投稿を比べると、解像度の高い全身イラストよりも、問いかけと短い映像を添えた投稿のほうが、いいね・引用・リツイートのいずれでも上回っていました。
スペックや意匠を見せるだけの告知より、キャラクターの内面に触れる一文を添えた投稿の方が拡散されやすいという傾向は、ゲーム以外のSNS運用にも通じる示唆ではないでしょうか。
また、「RICHARD選手」のように実在の人物を使わず、自社の既存キャラクターを“競技選手”に見立てる手法は、肖像権や契約上の制約を抱えずにeスポーツらしい盛り上がりを演出できる点で理にかなっています。
一方で、受け手が実在の大会選手と勘違いしたまま話題が広がる可能性も残ります。
公式戦の一覧に名前が見当たらない企画物を扱うときは、メディア側も「誰をモチーフにしているか」を一次情報で確かめてから記事にする姿勢が欠かせないと感じました。
まとめ
第五人格の新SSR衣装「騎士」(SRE.RICHARDモチーフ)は、11月5日にUR携帯品とともにショップへ登場します。
モチーフの「RICHARD選手」は実在のプロ選手ではなく、既存キャラクターを競技選手に見立てた「IDV-ESシリーズ」の設定であることが、今回の調査で分かりました。