『バッド・ルーテナント:トウキョウ』主題歌はAdo、三池崇史監督×小栗旬の日米合作が10月23日公開
新宿・歌舞伎町を舞台に、ドラッグとギャンブルに溺れる汚職刑事が連続猟奇殺人事件とアメリカ大統領候補の娘の失踪事件を追う——。
三池崇史監督とハリウッドの製作陣が組んだ『バッド・ルーテナント:トウキョウ』が10月23日に全国公開されました。
世界17ヵ国での公開が決まった日米合作のサスペンスアクションで、主題歌にAdoを迎えたことも話題を呼んでいます。
三池作品や小栗旬の出演作を追っている読者にとっては、国内興行だけでなく海外展開の規模感もチェックしておきたい一本です。
先に結論をまとめると:
– 三池崇史監督×小栗旬主演、米プロデューサー陣が参加する日米合作サスペンスが10月23日全国公開
– 主題歌はAdo「Raven Sky」、公式ミュージックビデオが10月16日に公開された
– 10月25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで小栗旬・野村周平・三池監督による舞台挨拶が予定されている
何が起きたのか(Xでの盛り上がり)
10月16日夜8時、Adoの所属事務所アカウントが主題歌「Raven Sky」のミュージックビデオ公開を伝える投稿をすると、4,000件を超えるいいねが集まりました。
映画『バッド・ルーテナント:トウキョウ』主題歌💥
— Ado Staff (@ado_staff) 2026年10月16日
Ado「Raven Sky」
Music Video OUT NOW🐦⬛https://t.co/opBA10KzoU
MV Visual Design & Illustration:PODO @PDOzip
Movie Edit : ZIIEK @ZIIEK_VETH#Ado #バッドルーテナントトウキョウ @blt_movie_jp pic.twitter.com/4VxZEqfegF
投稿にはMVのビジュアルデザインを手がけたイラストレーターのクレジットも添えられており、作品の世界観に合わせた専用ビジュアルとして制作されたことがうかがえます。
ただ、主題歌の反応だけでは映画本体の公開規模までは見えてきません。
そこで作品の製作体制と今後のプロモーション予定を確かめました。
調べて分かったこと
どんな事件を描く物語なのか
本作は新宿・歌舞伎町で生きる刑事・矢吹恭二(小栗旬)を中心に、連続猟奇殺人事件とアメリカ大統領候補の娘の失踪事件が複雑に絡み合っていくサスペンスです。
監督は三池崇史、脚本は天願大介が担当し、プロデューサーには『ラストエンペラー』などを手がけた英国の名プロデューサー、ジェレミー・トーマスのほか、サム・プレスマン、北島直明、坂美佐子が名を連ねています。
キャストは小栗旬のほか、リリー・ジェームズ、間宮祥太朗、リヴ・モーガン、野村周平、西野七瀬、向里祐香ら日米の俳優が顔を揃えています。
なぜ「トウキョウ」なのか
本作は、1992年にカンヌ国際映画祭で高く評価されたハーヴェイ・カイテル主演の伝説的作品『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』(監督:エイベル・フェラーラ)を下敷きに、舞台を東京へ移して三池監督が新たに作り直した一本です。
オリジナルの「堕ちていく刑事」というDNAを継承しながら、新宿・歌舞伎町という日本独自の舞台設定に置き換えているのが本作の軸になっています。
どこまでの規模で公開されるのか
本作は世界17ヵ国での公開が決まっている日米合作作品です。
公開前には東京・歌舞伎町周辺でTOKYOプレミアが開催され、小栗旬、間宮祥太朗、リヴ・モーガン、野村周平、西野七瀬、向里祐香らに加え、岩田剛典、中野英雄、村上淳、舘ひろし、三池監督が登壇しました。
公開後も10月25日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで追加の舞台挨拶が予定されており、16時25分の回の上映後に小栗旬、野村周平、三池監督が観客の前に立ちます。
Shiritomo MOVIE編集部の考察
邦画の海外共同製作というと近年は配信作品での連携が目立ちますが、本作は劇場公開作品として日米双方のプロデューサー陣が名を連ね、世界17ヵ国での同時展開まで決まっている点が特徴的です。
主題歌にAdoを起用したのも、国内の音楽マーケットでの話題化と作品の認知拡大を両方狙った判断と見られます。
公開から2日後にあえて追加の舞台挨拶を組んでいる点も、初週の興行の勢いを維持するための典型的な動きです。
舞台挨拶つきの公開展開は本来Discoverのようなニュース配信とは相性が良くない型ですが、海外展開の規模と主題歌という切り口があることで、単なる舞台挨拶告知とは違う読まれ方をする余地があります。
1992年のオリジナル版は低予算のインディペンデント作品として伝説的な評価を得た一本でした。
そこから30年以上を経て、日米の大手プロデューサー陣とAdoのような国内トップアーティストが組む大型企画へと生まれ変わったこと自体が、海外の名作IP(知的財産)を日本発で再構築する最近の映画製作の流れを映しているとも言えます。
まとめ
三池崇史監督と小栗旬が組んだ『バッド・ルーテナント:トウキョウ』は10月23日に公開され、世界17ヵ国での展開とAdoの主題歌が話題を集めています。
10月25日には追加の舞台挨拶も控えています。