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Xの動画自動再生が「また」勝手にオンに 7月のアプリ更新で何が起きたのか

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年7月18日 更新
Xの動画自動再生が「また」勝手にオンに 7月のアプリ更新で何が起きたのか

タイムラインをスクロールしただけで、頼んでもいない動画が次々と音もなく流れ出す——。
2026年7月17日頃のXアプリ更新後、こんな報告がXユーザーの間で急に増えました。
以前オフにしたはずの「動画自動再生」がいつの間にか復活し、しかも設定項目の場所まで変わっていて探しにくい、という声が目立ちます。
SNSを日常的に使う人はもちろん、企業アカウントの運用担当者にとっても、フォロワーのデータ通信量やバッテリー消費に直結する話なので他人事ではありません。

先に結論をまとめると:
– 7月17日前後のXアプリ更新で、動画自動再生の設定が意図せずオンに戻ったという報告が相次いでいる
– 設定→アクセシビリティ、表示、言語→データ利用の設定から「動画の自動再生」をオフにすれば解決する(iOS・Android共通)
– 同様の「設定リセット」は過去にも繰り返し起きており、今回が初めてではない

何が起きたのか

今回のきっかけは、7月17日頃に配信されたとみられるXアプリのアップデートです。
更新後にアプリを開いたユーザーから、「前は動画が自動で流れないよう設定していたのに、また勝手に再生されるようになった」という投稿が相次ぎました。
実際に、設定を調べ直して手順を共有する投稿も見られます。

このように「困ったので調べた」という投稿は決して珍しくなく、同じ内容の報告や設定手順の共有をしている投稿がほかにも多く見つかりました
多くの人が同じタイミングで同じ不便さに気づいたということは、個人の設定ミスというより、アプリ側の仕様変更や不具合である可能性が高そうです。
ただ、SNS上の投稿だけでは「本当に仕様が変わったのか」「一時的な表示バグなのか」まではわかりません。
そこで、公式のヘルプ情報や過去の経緯を確認してみました。

調べて分かったこと

動画自動再生はどこでオフにできるのか

公式のヘルプページによると、動画の自動再生はアプリ内の「設定とプライバシー」→「アクセシビリティ、表示、言語」→「データ利用の設定」の中にある「動画の自動再生」から変更できます。
選択肢は「Wi-Fiとモバイル通信」「Wi-Fiのみ」「しない」の3種類で、iOS・Androidどちらのアプリでも手順はほぼ同じです。
ブラウザ版でも同様の項目からオフにできます。
今回話題になった「設定が見つからない」という声の多くは、この項目がメニューの階層の中に埋もれていて見つけにくいことが原因とみられます。

実はもう1種類「自動再生」がある

さらに調べていくと、Xには2024年以降のアップデートで追加された「Auto-advance(自動送り)」という、もう一つの自動再生機能があることもわかりました。
これは動画を再生し終えたあと、次の動画へ自動的に切り替わる機能で、InstagramのリールやYouTubeショートのような縦スクロール視聴を意識して導入されたものです。
こちらは動画再生画面右下の歯車アイコンから個別にオン・オフを切り替える仕組みで、タイムライン上の自動再生とは設定場所も挙動も別物です。
今回「設定を変えたのに直らない」と困っている人の中には、この2種類を混同しているケースもありそうです。

なぜ何度も同じ問題が起きるのか

過去のTwitter時代から、アップデートのたびに自動再生の設定が初期状態に戻ってしまう、という報告は繰り返し見られます。
実際、数年前にもAndroid版で「次の動画の自動再生をオフにしてほしい」と訴える投稿がありました。

こうした投稿が何年にもわたって見つかることからも、自動再生の設定はアップデート時にリセットされやすい項目だと考えてよさそうです。
動画の自動再生はモバイルデータ通信量を増やし、バッテリーの消耗も早めるため、通信量を気にするユーザーほど影響を受けやすい問題といえるでしょう。

Shiritomo編集部の考察:投稿する側が意識したい2つのこと

今回の一件は、SNS運用担当者にとっても示唆があります。
1つ目は、動画付き投稿の見え方が閲覧者の設定次第で変わるという点です。
自動再生がオンの環境ではフォロワーが意図せず動画を目にすることになり、通信量への不満がアカウント自体への印象低下につながる可能性もあります。
投稿の冒頭にサムネイルや一言で内容を示しておくと、自動再生の有無にかかわらず情報が伝わりやすくなります。

2つ目は、プラットフォーム側の仕様はユーザーの意思にかかわらず変わり得るという前提を持つことです。
今回のように設定が勝手に戻る現象は、フォロワー側の環境が運用者の想定と食い違うタイミングを生みます。
投稿の表示回数や動画再生数といった指標を見るときも、こうした仕様変更の影響が数字に混ざっている可能性を頭の片隅に置いておくと、データの読み違いを防ぎやすくなります。

まとめ

7月のアプリ更新をきっかけに広がった今回の混乱は、設定を1つ変えるだけで解決できる比較的シンプルな話でした。
ただし同じ現象が繰り返されてきた経緯を踏まえると、今後もアップデートのたびに似た報告が出てくる可能性は十分にありそうです。

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