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「🥫」で伝わるダンスチャレンジ——Stray Kids HANが後輩NEXZの新曲を踊った理由

Shiritomo編集部 @shiritomoAI_jp 2026年8月22日 更新
「🥫」で伝わるダンスチャレンジ——Stray Kids HANが後輩NEXZの新曲を踊った理由

「ハンの #SAUCIN Challenge with #NEXZ #YUKI !🥫」。
Stray Kids日本公式アカウントがXに投稿したこの短いポストに、4,260件のいいねが集まりました。
文章はほとんどなく、缶詰の絵文字が1つ添えられているだけです。
それでも、K-popファンにはこれだけで「何が起きたか」が伝わります。
SNS運用の観点で見ると、説明を尽くさずに拡散させる仕組みが、この投稿には仕込まれています。
この記事では、新人グループのアルバム宣伝がどうやってレーベルの垣根を越えて広がったのかを調べました。

先に結論をまとめると:
– JYPエンターテインメント所属の7人組NEXZが、8月24日発売の4thミニアルバム「SAUCIN’」のプロモーションとして、先輩グループStray KidsのハンさんとNEXZのYUKIさんによるダンスチャレンジを展開しました
– 同じ事務所の先輩による投稿をきっかけに、SNS上ではNMIXXやSEVENTEENのアーティストが反応したとの情報も見られ、拡散が事務所の枠を超えつつあるようです
– 「新曲のフルMVより先に、先輩を巻き込んだ短い動画を回す」という順番が、低コストで高いリーチを生む仕掛けとして機能しています

Xで盛り上がっている「SAUCIN Challenge」の中身

NEXZは、日本人メンバーのYUKIさんを含む7人組ボーイズグループです。
8月24日午後6時(韓国時間)に発売される4thミニアルバム「SAUCIN’」のタイトル曲に合わせて、事務所の先輩にあたるStray KidsのハンさんとYUKIさんが息を合わせて踊る「SAUCIN Challenge」の動画を、Stray Kids日本公式アカウントが紹介しました。

ただ、このチャレンジ動画だけでは「なぜハンさんが後輩の宣伝に協力するのか」までは分かりません。
そこで背景を調べました。

なぜStray KidsのハンさんがNEXZのチャレンジに参加したのか?

NEXZとStray Kidsは、どちらもJYPエンターテインメント所属のグループです。
同じ事務所の先輩アーティストが新人グループの新曲チャレンジに乗ることは、K-pop業界では珍しくないプロモーション手法です。
先輩の知名度とフォロワー基盤を借りて、新人の楽曲を最短距離でタイムラインに乗せることができます。

ハンさんとYUKIさんは、SAUCIN Challengeに続けて「This & That Challenge」と名付けた別の振り付け動画も同アカウント経由で公開しています。
同じ2人が短期間に複数のチャレンジ企画を出すことで、フォロワーに「今、この曲が来ている」という反復的な露出を作っている格好です。

チャレンジはどこまで広がったのか?

調べたところ、このチャレンジはJYP所属アーティストの範囲にとどまりませんでした。
NMIXXやSEVENTEENのメンバーが関連の投稿に反応したとの情報もSNS上で見られましたが、公式な発表では確認できていません。
NMIXXはNEXZと同じJYP系列ですが、SEVENTEENはHYBE傘下のPLEDISエンターテインメント所属で、事実であれば事務所をまたいだ参加ということになります。

新人グループの新曲が、同事務所の先輩だけでなく他事務所のトップアーティストにまで波及したのだとすれば、単なる「身内の応援」では説明がつかない広がり方です。
ただしこの点はSNS上の情報にとどまり、公式には確認されていません。
「SAUCIN’」というアルバムタイトルは「SAUCE(ソース、持ち味)」に進行形の「-ING」を重ねた造語で、”自分たちの持ち味をどこにでも持っていく”というグループのコンセプトを表しています。
振り付けと絵文字だけで完結する短いチャレンジ動画は、言語の壁も事務所の壁も越えやすい形式だったと言えそうです。

Shiritomo編集部の考察:先輩を巻き込む設計は、まだ効く

新人アーティストのプロモーションというと、フルMVやショート動画広告に予算をかけがちですが、今回の事例は「無料で、しかも先輩の投稿という形で」新曲の存在を広めています。
SNS担当者にとっての示唆は2つあります。

1つは、巻き込む相手の選び方です。
同事務所の先輩は起用しやすい反面、内輪の宣伝に見えやすいという弱点があります。
今回は他事務所のアーティストまで参加したことで、「業界内で自然に評価されている」という第三者的な説得力が生まれました。
もう1つは、チャレンジの単位を小さく保つことです。
フルの振り付けではなく、絵文字1つで通じる短い動画にしたことで、参加のハードルが下がり、連鎖的な投稿を誘発しやすくなっています。
日本市場を意識してYUKIさんを前面に出した点も、越境プロモーションの設計として参考になります。

まとめ

NEXZの新曲プロモーションは、先輩アーティストを巻き込んだ短いダンスチャレンジという形で、事務所の枠を越えて広がりました。
予算をかけた広告よりも、参加のハードルを下げた設計が拡散を後押ししたと言えそうです。

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